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2024-03-29 18:45:31

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年12月30日

週間マーケット展望  2013年12月30日

先週の振返り

先週は、クリスマス休暇週間で主要市場が休場となり、やや市場参加者が少なく流動性も低下していたものの、欧米の経済指標が市場予想を上回る改善となったことや、世界的に株価の続伸が続いたことを背景に、投資家のリスク志向が強まり、円が大半の主要通貨に対して下落する動きとなった。また、日本の消費者物価が前年同月比で上昇し、日本のインフレ率が米国や欧州を上回る状態が続くことも円売り材料となった。特に、米ドル、ユーロ、ポンドは、対円で2008年10月以来の高値をそれぞれ更新する動きとなった。

今週の展望

今週は、続伸が続く株式市場の動向や、米国の主要な経済指標の結果に注目したい。先週末は米国の株価にやや上値の重い動きが見られており、これが世界的な調整局面につながるようなら、投資家のリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円を買い戻す動きが強まる可能性も考えられる。また、ここまで好調な結果が続いている米経済指標の結果が株価の下支えとなっていることから、併せて注目したい。特に、年末は流動性が引き続き低下する可能性が高いことから、やや値動きの荒い動きも想定しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

103.78 〜 105.91

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が続く可能性が考えられる。ここ最近は、米経済指標の改善が続いており、景気回復への期待感が高まっている。そして、今週は主要な米国の経済指標の発表が予定されており、先週までの好調な結果が続くようなら、一段の上昇も考えられる。また、この時期は流動性が低下する時期ではあるものの、予想外に動きが大きくなることや、突然動く可能性もあることから注意したい。そして、ここまで世界的に株価の続伸が続いており、年末年始にポジション調整の動きとなる場合には、安全資産とされる円を買い戻す動きにつながる可能性もあるため、株価の動向にも注目したい。
テクニカル的には、目先の上値のポイントである104.64円を上抜けて一段の上昇となった。ここを上抜けたことによる上値目標の計算値は105.91円となる。また、中期的には、大型の持ち合いパターンを抜けたことによる上値の目標計算値である108.21円を目指していると考えられる。ただ、短期的にはトレンドラインの103.93〜104.61円を下抜ける場合には、一旦調整の動きも想定しておきたい。ただ、ここを下抜けなければ、堅調な展開は続くと考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

142.88 〜 145.69

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。欧米経済の改善期待が高まっており、これが株価を押し上げている。独DAXは、5営業日続伸となるなど、主要国株は続伸となっている。しかし、やや上昇が急すぎるとの懸念もあり、年末に調整の動きが出るようだと、ユーロにも影響する可能性があるだろう。今週は、特に流動性が低下する時期であることから、やや不規則な動きとなる可能性も考えられるため、値動きには注意したい。
テクニカル的には、目先の上値ポイントだった142.84円を上抜けて一段の上昇となっている。短期的な上値目標の計算値である145.43円も一時上抜ける動きとなった。MACDでは、両線がクロスしているものの、高値から1円以上の上ヒゲを付けていることなどから、週明けの動きに注目したい。目先の重要な上値ポイントは145.69円、重要な下値のポイントは142.88円となり、ここを抜ける場合には抜けた方向に一段の動きが出る可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

171.10 〜 174.23

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。年末年始を迎えてやや流動性が低下する時期であり、序盤はポジション調整の動きも予想される。また、FT100が6営業日続伸となるなど、世界的に株価が続伸しており、やや高値を警戒する声も出てきている。そのため、株式市場が一旦調整の動きとなる場合には、ポンド/円の動きにも影響が出るだろう。また、先のMPCの議事録で「ポンドがさらに大幅に上昇すれば、景気回復にとって一段のリスクをもたらす」との見方が示されていたが、水準的な明示はないが、現在、対米ドルで2011年8月以来の高値水準にあるものの警戒感はそれほど強くはない。おそらく1.70米ドル台(リーマンショック後の高値)辺りでまで上昇する場合には懸念も高まるだろう(米ドル/円が105円ならポンド/円で178円近辺)。中期的には、どの辺りで警戒感が強まるか、または当局者の懸念発言が出るのかに注目したい。
テクニカル的には、目先に上値ポイントであった171.10円を上抜けたことから、短期的な上値目標の計算値が174.23円であることから、ここがポイントと考えられる。そして、MACDで両線がクロスしたことから、目先堅調な動きも想定しておきたい。しかし、オシレーターではダイバージェンスが続いていることも注目しておきたい。目先の下値のポイントは171.10円、ここを下抜けるようなら調整局面となる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

92.28 〜 94.22

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。年末年始は、毎年市場参加者が少なくなる時期であり、新年を前にしてポジション調整などの動きがでる可能性も考えられる。また、堅調な展開が続いていた世界の株式市場にやや警戒感も出ており、株式市場が調整となる場合には、安全資産とされる円を買い戻す動きが強まる可能性もあるだろう。ただ、流動性も少なく方向感の掴み難い展開が予想される。
テクニカル的には、一目均衡表の雲下限に沿って上昇している。目先は、雲下限ライン(93.20円)から上下どちらに乖離するのか注目したい。また、MACDでは両線がクロスしたものの、ゼロポイントを上抜けるのか、失速して下向きとなるのかにも注目したい。上値のポイントは、雲上限の93.72〜93.68円、ここを上抜ける場合には94.22円が次の上値ポイントとなる。下値のポイントは@93.02円 A92.65円 B92.27円 近辺と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.78 〜 10.15

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。年末年始は取引材料が乏しく、市場参加者が少なくなる時期である。このことからやや方向性の乏しい展開が考えられる。世界的に株価の上昇が続いており、やや急激な上昇に対する懸念も出始めている。このことから、株価が調整局面となる場合には、安全資産とされる円を買い戻す動きも出て、南アフリカランド/円は軟調な動きとなる可能性もあるだろう。また、この1年で金価格が30%下落するなど、鉱物資源価格の下落が続いていることから、鉱山労組問題もやや深刻さが増している。また、来年春の総選挙、大統領選挙を控えて、政治問題も南アフリカランドの行方を左右する材料となるだろう。
 テクニカル的には、重要な上値のポイントであった10.14円を一時上抜けて10.15円まで上昇したものの、その後軟調な動きとなり陰線引けとなった。MACDでは、先行するラインが失速しており、クロスする場合にはやや軟調な展開も想定しておきたい。下値のポイントは、一目均衡表の雲上限の9.91円、ここを下抜ける場合には雲下限の9.78〜9.87円が次のポイントとなる。上値のポイントは10.14〜10.15円、ここを上抜ける場合には、上値目標の計算値となる10.35円を目指す展開も想定しておきたい。 

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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