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2024-04-18 09:22:56

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年12月24日

週間マーケット展望  2013年12月24日

先週の振返り

先週は、注目された米FOMCの結果発表を控えて様子見ムードが強まっており、米ドル/円・クロス円はやや小動きの展開で始まった。しかし、発表前にポジション調整の動きも出て、米ドル/円・クロス円は軟調な動きとなる場面もあった。そして、FOMCでは、毎月の債券購入額をトータル100億ドル縮小することが発表され、金融緩和の解除に向けた一歩を踏み出したことを受けて、米ドルが主要通貨に対して上昇する動きとなった。しかし、縮小規模が予想の範囲内だったことや、低金利政策が長期化する可能性が示唆されたことから、株価が大幅な上昇となり、これを受けて円売りが優勢となり、米ドル、ユーロ、英ポンドが対円で2008年10月以来の高値を更新する動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い展開が予想される。FOMC前に発表された米雇用統計が改善したことや、米財政問題が議会で合意されたことを受けて、米緩和策の早期縮小期待が高まったことで、早期縮小を折り込む動きとなっていた。このことから、週変わりで一旦調整となる可能性も考えられる。そして、今週はクリスマス休暇や、年末年始を控えたポジション調整の動きも予想され、やや全般的に上値の重い展開が考えられる。また、主要市場が休場(日本市場は12月23日、ドイツ市場は12月24日〜26日、英国市場は12月25日〜26日、米市場は12月25日)となり、市場参加者が少なくなることから、値動きが一時的に荒くなる可能性も想定しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

102.51 〜 104.64

 

今週の予想

今週は、クリスマス休暇や、年末年始を控えて市場参加者も少なくなる上、ポジション調整の動きなども考えられる。特に、ここまで週間ベースで8週間続伸となっているが、背景には緩和策の早期縮小期待が高まっていたことも一因となっており、FOMCの結果を受けて一旦の調整となる可能性も考えられる。そのため、やや軟調な展開が予想される。また、市場参加者が少なくなる可能性もあり、一時的に乱高下となる動きには注意しておきたい。
テクニカル的には、2008年10月に空けたギャップ埋め(104.47円)が完了したことや、MACD、RSIなどでダイバージェンス(価格と指数の逆行現象)となり、下げを示唆する形となっていることから、軟調な動きが考えられる。目先の下値ポイントは、@103.79円 A103.08〜103.76円のライン B102.91〜103.38円のライン となる。そして、ABを下抜けるようなら、中期的な調整局面となり、目先101.56円近辺までの下げとなる可能性も想定しておきたい。上値のポイントは104.64円、ここを上抜ければ一段の上昇(105円台を試す展開)も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

140.92 〜 143.96

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。独景況感指数が約7年ぶりの高水準に達するなど、欧州の経済指標の改善も見られ、経済の回復が引き続き順調であることが示された。ただ、ここまで週間ベースで6週間続伸となっていることや、今週欧州勢がクリスマス休暇入りとなり、主要な経済指標の発表が無いことや、主要市場の休場も続くことから、ポジション調整の動きが先行する可能性が考えられる。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線の乖離幅が縮小し、先週末にクロスしていることから、目先軟調な展開が考えられる。また、MACD、RSIなどでダイバージェンス(価格と指数の逆行現象)となっていること、チャート形状が天井形成パターン(三山)となっていることも、目先の軟調を示唆する形となっている。下値の重要なポイントは、@141.04〜141.10円のライン A140.98円 B140.92円 となり、Bを下抜ける場合には調整局面が進む可能性が考えられる。その場合には、138.40円台までの下げも考えられる。上値のポイントは142.85円、ここを完全に上抜ける場合には、143.96円が次のポイントと考えられる。ここは、2008年10月に空けたギャップ埋めの重要なポイントであることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

166.94 〜 172.00

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。クリスマス休暇や年末に向けて市場参加者が少なくなる上、英国の主要な経済指標の発表もないことから、やや一服する展開も考えられる。英経済が予想以上に急速に改善していることは英ポンドにとって好材料だが、主要な貿易相手となるユーロ圏の低調な経済や、英国の通貨高が影響する可能性が懸念され始めるだろう。また、休暇前のポジション調整の動きも考えられるため、やや注意したい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDやRSIで逆行現象(価格上昇、指数下落)となっており、下げを示唆する形となっている。また、チャートの形状が三山(三段上げ)の天井形成パターンとなっていることから、目先の動きに注意したい。当面は、12月5日安値と12月17日安値を結んだラインの延長線上(今週は166.94〜167.29円)が重要なポイントとなる。このラインを下抜けた場合には、166.59円、165.89円が下値のポイントとなる。更にここを下抜ける様なら、161円台までの下げも想定しておきたい。目先の下値は、@169.93円 A169.37円 B168.84円 がポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

90.73 〜 93.70

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。豪中銀総裁の牽制発言が続いたことから、対米ドルで9週間連続の下落となっており、0.88豪ドル台前半まで下落した。先週の総裁発言をクリアしているものの、中期的には以前指摘した0.85豪ドル台を目指す展開に変わりはないだろう。また、米国の緩和策縮小が始まったことも豪ドルには懸念要因となる。その中で、最近の下げに対する調整も見られており、今週前半はこの流れが続く可能性も想定しておきたい。ただ、今週はクリスマス週間で海外の市場参加者が減少することから、やや方向感の付きにくい展開が予想される。株価の動向やクリスマスや年末を控えたポジション調整の動きには注意したい。
テクニカル的には、先週一目均衡表の雲下限近辺まで下落し、一時下抜ける場面もあったが、雲下限で底固い動きとなった。今週は、雲下限が92.83〜93.72円にあり、また週足ベースでも雲下限(92.36円)が近いことから、下抜けるかどうかに注目したい。下抜ける場合には91.08円が次の下値ポイントとなる。上値のポイントは、93.48〜93.70円(雲上限ライン)となる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.84 〜 10.14

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。クリスマス週間で海外の市場参加者が一段と減少することから、やや方向性の乏しい動きが続く可能性が考えられる。そして、南アフリカ独自の材料に乏しく、週序盤に米国の経済指標が予定されているが、季節柄反応は限定的だろう。米緩和策縮小が予想の範囲内だったものの、南アフリカランドにとっては上値の重い要因となるだろう。
テクニカル的には、レンジ内の展開が続いており、目先どちら側に抜けるのかに注目したい。上値のポイントは10.14円、下値のポイントは一目均衡表の雲上限の9.91円となる。短期オシレーターでは週序盤はやや軟調な動きを示唆する形となっている。 

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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