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2024-04-25 22:52:50

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年12月16日

週間マーケット展望  2013年12月16日

先週の振返り

先週は、引き続き米雇用統計が予想以上に改善したことが材料となり、米ドル/円・クロス円は堅調な展開で始まった。しかし、米緩和策の縮小観測を背景に、世界的に株価が下落したことを受けて、投資家のリスク回避の動きも強まり、安全資産とされる円を買い戻す動きが優勢となった。ただ、週後半には、欧米の経済指標の改善や、緩和策の縮小期待から米長期金利が上昇したことを受けて、日米金利差拡大が意識され、円売り・米ドル買いが優勢となった。米ドル/円、ユーロ/円は、ともに2008年10月以来の高値を更新する動きとなった。

今週の展望

今週は、17日-18日に予定されている米FOMCに注目が集まっている。米雇用統計など、直近の米経済指標が堅調な結果となったことや、米金融当局者の縮小開始に向けた強めのトーンの発言、また政府機関の再閉鎖が回避されたことなどから、緩和策の縮小期待も高まってきている。しかし、一度縮小してしまうと元に戻せないため、失敗は出来ない。そのため、あわてて決定する必要もなく、年明け以降まで経済を見極めてからでもよいとの意見も出ている。縮小開始、見送りどちらになった場合でも、大きな動きとなる可能性があるだろう。また、欧米の主要な経済指標の発表も予定されていることから、こちらの結果にも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

101.63 〜 104.47

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開も考えられる。12月17、18日に開催する米FOMCで緩和策の縮小開始が決定されるかどうかに注目が集まっている。縮小開始が決定されれば「米ドル買い」、見送られれば「米ドル売り」に反応するだろう。しかし、最近の指標の結果や当局者の発言から、縮小開始が決定されるとの予想が高まっており、開始決定となるならば縮小規模がポイントとなるだろう。100億ドル程度の縮小なら、やや上値は限定的となり、150億ドルを超えるようなら上げ幅が拡大すると考えられる。
テクニカル的には、先週末のローソク足の足型が上影線となっていることから、週前半は軟調な動きも考えられる。また、オシレーターのMACDでは指数が高値圏で横ばいとなっており、デッド・クロスとなる可能性も注目したい。目先の下値ポイントは、@102.95円 A102.16円 B101.63円 近辺まで想定しておきたい。上値のポイントは103.93円、ここを上抜ける場合には、2008年10月に空けたギャップ埋めとなる104.47円が次のポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

138.43 〜 143.96

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。ここまで堅調な展開が続いたことや、週央には米FOMCが控えていることから、週序盤はポジション調整が先行する可能性も考えられる。ただ、ユーロ圏経済の改善が見られたことや、景気見通しが引き上げられたことで、比較的底固い展開が考えられる。そして、米緩和策の縮小の有無も大きく影響する可能性があることから注目したい。また、今週は、ユーロ圏の主要な経済指標の発表も予定されている。このところ、経済指標の改善が続いていることから、好結果が継続するかどうかにも注目したい。
テクニカル的には、先週末のローソク足の足型や、オシレーターのMACDで両線の乖離幅が縮小し、先行するラインが失速していることから、序盤やや軟調な動きも考えられる。目先の下値の重要なポイントは、140.92円と140.17〜141.54円のライントレンドと考えられる。ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。上値のポイントは142.82円、ここを上抜ける場合には、2008年9月に空けたギャップ埋めとなる143.96円を目指す展開が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

165.89 〜 171.35

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。全般的に堅調な英国の経済指標や、経済成長見通しの上方修正を背景に、底固い動きが考えられる。また、欧州域内の経済も回復の兆しが見え始めたことは好材料となるだろう。そして、今週は、米FOMCで緩和策の縮小が開始されるか否かに注目が集まっている。また、12月17日に英物価関連、12月18日に英雇用統計、12月20日に英GDPの発表が予定されており、結果には注目したい。
テクニカル的には、MACDで両線がデッド・クロスしており、目先軟調な動きも考えられる。下値のポイントは167.55円、ここを下抜ける場合には165.89円が次のポイントとなる。上値のポイントは、@168.52円 A169.83円 B170.07円 となる。Bを上抜ける場合には、173.54円が上値目標の計算値となる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

91.78 〜 94.60

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が予想される。今まで、豪中銀総裁の豪ドル相場に対する牽制発言はあったが、具体的な水準に関して言及したことは、今後の相場に影響するだろう。当面は、言及した水準(対米ドルで0.85米ドル近辺)を目指す展開が考えられる。対円相場では、90円台割れの可能性も想定しておきたい。そして、今週は、米FOMCが予定されており、緩和策の縮小開始の有無に注目が集まっている。縮小開始が決定される場合には、エマージング通貨や豪ドルが一段の下落となる可能性が考えられる。そして、縮小開始が見送られた場合でも、豪中銀総裁の発言がネックとなり、上値は限定的となるだろう。
テクニカル的には、週前半は一目均衡表の雲を上抜けたものの、再び雲の中の動きとなっている。目先の下値ポイントは91.78円だが、週足の雲下限が92.36円にあり、ここを下抜ける場合には、中長期的な下げトレンドとなる可能性もあるため注目したい。上値のポイントは、雲上限の93.27〜93.33円となり、ここを上抜ける場合には@94.22円 A94.60円 B95.00円 がポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.69 〜 10.14

 

今週の予想

今週は、やや軟調な展開が予想される。目先は、米FOMCで金融緩和策が現状維持となるのか、縮小が決定されるのかが注目されている。現状維持となるなら、株価上昇、南アフリカランド上昇となる可能性が考えられ、縮小が決定されれば、株価下落、米ドル上昇、リスク回避の動き強まる、とのシナリオが予想される。ただ、想定内の小幅減額にとどまるなら、下値は限定的となる可能性も想定しておきたい。特に、南アフリカ国内の材料に乏しい中、世界の株価動向などにも注目したい。
テクニカル的には、一目均衡表の雲下限にサポートされながら、雲上限に沿って下値を切り下げる展開が続いている。今週は、雲上限が反転しているものの、先行スパン1(先週まで雲上限)の下落(9.76〜9.72円)が続いていることから、このラインに沿った動きにも注目したい。ただ、16日(±2日)は相場の流れが加速・反転の可能性が高まる日柄であることから、相場の流れには注目したい。下値のポイントは9.69円、ここを下抜ける場合には9.58円は下値目標の計算値となる。一方、上値のポイントは10.03円、ここを上抜ける場合には10.14円が次の上値ポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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