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2024-04-27 07:31:39

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年11月25日

週間マーケット展望  2013年11月25日

先週の振返り

先週は、バーナンキFRB議長やFOMCの議事録公開を控えて様子見ムードも強まっており、序盤はややもみ合いの展開が続いた。その後、豪中銀による豪ドル高けん制発言や、ユーロ圏関係者のマイナス金利検討発言を受けて、豪ドルやユーロが主要通貨に対して下落する動きとなった。しかし、米ドルやポンドは自国の経済の底堅さが示されていることを背景に、主要通貨に対して堅調な動きとなり、特に軟調な動きとなっている円に対して大きく上昇する動きとなった。その後、マイナス金利に関する憶測に対して、ECB総裁が牽制する発言をしたこともあり、ユーロ/円は高値を更新する動きとなったが、豪ドルは大半の主要通貨に対して下落する動きとなった。

今週の展望

今週は、引き続き米国の金融緩和策の縮小開始時期を巡る思惑に左右される展開が考えられる。特に、今週は重要な米国の経済指標の発表が予定されており、結果に注目が集まっている。緩和策の縮小開始時期を占う上で、注目度が高まっていることから、経済指標の結果次第では、通常以上の動きが出る可能性も考えられるため注目したい。また、米国は11月28日が感謝祭となることから、感謝祭前日から週末まで市場参加者が少なくなる傾向があり、前半に経済関連のイベントが集中することから注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

99.80 〜 102.53

 

今週の予想

今週は、主要な米国の経済指標の発表が予定されており、特に緩和策の早期縮小期待が高まっていることから注目が集まっている。イエレン次期FRB議長の公聴会での発言など、ややハト派的な見方が優勢となっているが、米経済指標が景気の底堅さを示す結果となれば、一段の上昇となる可能性が考えられる。また、米国は11月28日が感謝祭となることから、前倒しで発表される指標や入札があり、週前半に経済イベントが集中する。また、株価動向や、米金利動向にも注目したい。
テクニカル的には、MACDで両線が上向きで乖離幅が拡大していることから、堅調な展開が続いている。ただ、指数がここ半年間で最高水準となっていることや、日柄がやや経過していることから、目先の動きには注目したい。先行するラインの失速、下向きとなる場合には、反落となる可能性も想定しておきたい。目先の下値ポイントは、①100.88円 ②100.44円 ③100.02円 近辺と考えられ、大台を下回るようなら一段の下げには注意したい。上値のポイントは、①101.54円 ②101.81円 ③102.53円 近辺まで考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

134.11 〜 139.22

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。堅調な株価動向を背景に、投資家のリスク志向の高まりから円売りが続く可能性も考えられる。ただ、ユーロ圏の問題が残っている割に急角度の上昇となっていることから、懸念材料が出る場合には下げの速度も早まる可能性も考えられるため、注意したい。マイナスの預金金利に関しては、デフレ阻止の手段として選択肢の一つであるとともに、通貨高の抑制である。現状の水準では“最後の手段”を使うまでもなく、対ドルで1.40ドル程度まで上昇しなければ現実味に欠けるだろう。ただ、先週のように、関係者の発言などで敏感に動く(経済に不安を抱えているだけに)可能性もあることから、注意は必要だろう。
テクニカル的には、MACDで両線の乖離幅の拡大が続いているものの、指数の水準がここ半年間で見ると、高水準域まで上昇していることから、乖離幅が縮小する場合などには注意したい。ただ、日柄的にみると、2〜6営業日継続する余地もある。上値のポイントは①138.48円 ②138.72円 ③139.22円 となり、③は長期的な重要なポイントとなる。下値のポイントは①136.40円 ②136.02円 ③135.50円 となり、③を下抜ける場合には134.11円が次のポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

160.42 〜 165.51

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が続く可能性が予想される。欧州や米国で、金融政策上で懸念される材料が出ていることから、やや高値警戒感が出ているものの、経済・金融政策で安心感のあるポンドを買う動きが続いており、この流れが続くと考えられる。ただ、急速な上昇が続いていることから、調整局面となる場合には注意したい。そして、対米ドルでは10月以降の高値圏でのもみあいが続いており、上値の重要なポイントとなる1.6260米ドルを上抜けるかどうかにも注目しておきたい。
テクニカル的には、MACDで両線の乖離幅の拡大が続いており、堅調な展開が続く可能性が考えられる。ただ、クロス後の先行ラインの上昇日柄が経過していることから、週央以降までラインの上昇が続く場合には、やや注意も必要だろう。重要な上値のポイントである163.05円を上抜けており、ここを下抜けなければ長期的な上昇となる可能性もあるだろう。上値目標の計算値では、165.51円、167.10円がここ半年の動きから計算できる目標値となる。下値のポイントは①163.05円 ②161.77円 ③160.42円 近辺まで。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

92.31 〜 94.60

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週後半に豪中銀総裁が、『豪ドルの下落を促す介入の検討もあり得る』と改めて表明したことから、目先上値の重い展開が続く可能性が考えられる。豪中銀、IMF共に現状の豪ドルは高いとみており、中期的にも上値が抑えられる展開が続く可能性が考えられる。そして、米国の金融緩和策の縮小も豪ドルの懸念材料となっていることから、今週発表される米国の主要な経済指標の結果にも注目したい。
テクニカル的には、目先の上値ポイントであった94.16円、94.36円をともに上抜けたものの、再び下抜けていることから、やや軟調な展開も考えられる。目先の下値のポイントは、一目均衡表の雲上限の92.67〜93.63円、ここを完全に下抜ける場合には、92.31円が次の重要な下値ポイントとなる。そして、ここも下抜けるようなら、雲下限の90.44〜91.07円を目指し展開も想定しておきたい。上値のポイントは94.60円。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.78 〜 10.25

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。現時点では、南アフリカの労使や電力などの諸問題に関する話題が聞こえてきておらず、小康状態といったところだろう。このことから、米緩和策に絡んだ動きが続いており、株高・円売りの動きが続くようなら堅調な展開が続く可能性も考えられる。ただ、11月26日には南アフリカGDPの発表が予定されており、結果には注目したい。今回の発表は第3四半期分の発表であり、夏場の南アフリカの労働ストライキの影響が出ていることが予想される。この結果次第では、流れが変わる可能性も想定しておきたい。
テクニカル的には、週前半は一目均衡表の雲上限近辺で上値が抑えられていたものの、週後半に完全に上抜けて一段の上昇となっている。また、MACDでは両線の乖離幅が拡大しており、先行するラインがゼロポイントを抜けている。そして、両線のゼロポイント上抜けで上昇継続のシグナルとなることから、ラインの動きには注目したい。上値のポイントは、①10.11円 ②10.25円 ③10.34円 近辺まで考えられる。下値のポイントは、一目均衡表の雲上限の9.90〜9.97円となり、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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