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2024-04-20 14:10:24

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年10月7日

週間マーケット展望  2013年10月7日

先週の振返り

先週は、日本の消費税率が来年4月から8%に引き上げられることが決定したことを受けて、円売りが優勢となり、序盤の米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、米議会で暫定予算が成立せず、政府機関の一部の閉鎖となったことを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、円が主要通貨に対して上昇する動きとなり、米ドル/円・クロス円は軟調な展開が続いた。特に、英ポンドは、最近の上昇は行き過ぎとの見方が示されたことから、下げ幅が拡大する動きとなった。

今週の展望

今週の米ドル/円・クロス円は上値の重い展開が予想される。マーケットの注目は、政府機関の一部閉鎖がいつまで続くかであり、米連邦債務の上限引き上げ期限が今月17日に迫る中、米国債のデフォルトへの懸念も出ている。ただ、米議会もデフォルトとなることにメリットがなく、世界的に悪影響を及ぼすことから、期限内に解決するとの見方がコンセンサスとなっている。そのため、下値は限定的と考えられるが、合意までは不安定な動きが続く可能性が考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

95.82 〜 98.73

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。1996年以来17年ぶりに米政府機能の一部が停止となり、これが解除されるまでは、米ドルは上値の重い展開が続く可能性が考えられる。そして、民主党と共和党の政治的駆け引きが続いており、両党とも政治的思惑があることから、混乱が続く可能性も想定しておきたい。ただ、10月17日が連邦債務上限の引き上げ期限となっており、ここまでには合意がなされるだろう。合意されれば、米ドル買い戻しの動きが出ることが予想されるものの、合意までは投資家のリスク回避の動きが続く可能性が考えられる。仮に、連邦債務上限の引き上げが合意されない事態となれば、米国債が債務不履行になり、株価暴落などの危機的状況に陥る可能性が考えられる。
テクニカル的には、一目均衡表の雲を下抜けており、やや軟調な動きとなっている。ただ、10月7日(±1日)は相場の方向性が転換・加速の可能性が高まる日柄であることから、方向性にも注目したい。目先の上値のポイントは、雲下限の98.06〜98.11円、ここを上抜ければ雲上限の98.18〜98.66円がポイントとなり、雲を完全に上抜ければ一段の上昇も考えられる。そして、ここまでの下値計算値が96.94で先週後半に到達していることから、一旦値を戻す動きも考えられる。下値のポイントは96.83円、ここを下抜ける場合には、95.82円が次の下値ポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

130.52 〜 133.58

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米政府機関が閉鎖されたことで、投資家のリスク回避の動きが強まっており、米議会で合意されるまでは、対円では上値の重い展開が続く可能性が考えられる。ただ、ユーロ圏経済の緩やかながらも改善も見られることや、懸念されていたイタリアでの政権崩壊懸念も回避されたこともあり、下値は限定的と考えられる。
テクニカル的には、MACDで両線が下向きとなり、乖離幅が拡大していることから、目先はやや軟調な展開も想定しておきたい。目先の下値のポイントは131.42円、ここを下抜けるようなら、一目均衡表の雲上限の130.54〜130.52円までの下げも想定しておきたい。目先の上値のポイントは、@132.85〜132.15円 A133.20円 B133.58円 近辺と考えられ、Bを上抜けるようなら一段の上昇となる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

153.81 〜 157.36

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米政府機能の一部停止が継続していることから、停止が解除されるまではリスク回避の動きが続く可能性が考えられる。しかし、英国経済の堅調な改善が続いていることもあり、下値は限定的と考えられる。ただ、ここまで堅調な展開が続いていたことから、一旦調整が進む場合には下げ幅が拡大する可能性も想定しておきたい。また、10月9日には英貿易収支、10月10日には英金融政策発表が予定されていることから、結果には注目したい。
テクニカル的には、下値の重要なポイントである157.36円を下抜けて一段の下げとなった。ここを再び完全に上抜けない場合には、一段の下げとなる可能性も考えられる。また、MACDでは、両線が下向きとなり、乖離幅が拡大していることも下げを示唆する形となっている。ダブルトップ型のパターンの完成から、下値目標の計算値は154.74円と計算できることから注目したい。目先の下値ポイントは、@155.27円 A154.74円 B153.81円と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

89.74 〜 93.01

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。米国の政府機能の一部停止が続いており、連邦債務の上限引き上げ期限も迫っていることから、思惑が交錯して値動きの荒い展開も想定しておきたい。その中で、投資家のリスク回避の動きが継続する可能性が考えられることから、豪ドル/円は軟調な展開が続くと考えられる。また、先週発表された豪州の貿易収支や住宅関連の経済指標がいずれも悪化するなど、豪州経済に対する懸念も圧迫材料になるだろう。そして、10月10日には豪州の雇用統計が予定されており注目したい。
テクニカル的には、MACDで両線が下向きとなっており、やや軟調な展開を示唆する形となっている。目先の下値のポイントは、@90.73円 A90.45円 B89.74円 近辺まで考えられる。Bは一目均衡表の雲上限となるため、ここを下抜ける場合には一段の下げも想定しておきたい。上値のポイントは、@92.39円 A92.77円 B93.01円。特に@が重要で、ここを上抜ければ目先の流れが転換する可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.46 〜 9.92

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米国の政府機能の一部停止がいつまで続くのかが注目されており、長引くようなら米経済の回復にも影響して、投資家のリスク回避の動きが強まる可能性も考えられる。また、株価下落の可能性もあることから、南アフリカランド/円は上値の重い展開が続く可能性が考えられる。そして、南アフリカ国内では、依然として労使問題や政治的問題に対する懸念が残っていることも、ランド相場の足枷となっている。
テクニカル的には、MACDで両線が下向きとなっており、先行するラインはゼロポイントを下抜けていることから、目先の軟調な動きも予測できる。一目均衡表では、雲を下抜けており、雲下限近辺で上値の重い展開が続いている。目先の重要な上値ポイントは、雲上限の9.82〜9.85円と考えられ、ここを上抜ける場合には一段の上昇も想定しておきたい。下値のポイントは@9.60円 A9.57円 B9.46円 近辺まで考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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