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2024-04-20 02:42:19

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年9月24日

週間マーケット展望  2013年9月24日

先週の振返り

先週は、FOMCの結果発表を控えて様子見気分が強まっており、序盤の主要通貨は小動きの展開となった。そして、結果発表では緩和策の縮小が見送られたことを受けて、米ドルが主要通貨に対して下落する動きとなった。当初、マーケットでは、100億ドルから150億ドル程度の縮小が見込まれていたことから、ネガティブ・サプライズとなった。反面、新興国通貨や株価の上昇を背景に、豪ドルや南アフリカランドなどは堅調な動きとなった。ただ、年内の緩和策縮小は、FOMCでも一致していることもあり、米ドルの下げは限定的となった。そして、週後半には、日本の当局者の発言や、米経済指標が市場の予想以上に改善したことを受けて円売りが優勢となり、米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。

今週の展望

今週は、米国の主要な経済指標の発表が引き続き予定されていることから、結果には注目したい。先週のFOMCで9月の緩和策の縮小が見送られたものの、FOMCでは年内の緩和策縮小で一致しており、マーケットでは次のFOMCに目が向かい始めている。今回の緩和策縮小の見送りを受けて、米株価が最高値を更新する動きとなり、下落していた新興国通貨が買い戻されているが、年内の緩和策縮小が確実視されていることから、株・新興国通貨買いは一時的と考えられる。そのため、米ドルの底固い動きや、新興国通貨の軟調な動きが再燃する可能性が考えられる。ただ、緩和策縮小のペースにより、その動きも変わる可能性があるだろう。先週、量的緩和の効果に否定的であり、次期FRB議長となれば、緩和策の縮小ペースが加速すると期待されていたサマーズ元財務長官が、次期FRB議長候補から辞退している。その結果、比較的ハト派とされているイエレンFRB副議長、コーン前副議長の名前が残っているが、今週にも指名されるとの指摘があることから、FRB人事にも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

97.87 〜 100.62

 

今週の予想

今週は、期待されていた緩和策の縮小が見送られたことが影響して、上値の重い展開が予想される。ただ、年内の縮小開始を言及していることから、下げ幅が拡大するとは考えにくく、下値は限定的と考えられる。そして、「経済指標と雇用、インフレ見通しによって判断する」というスタンスは変わっておらず、引き続き経済指標の結果が注目されるだろう。また、来年1月で退任するバーナンキ議長の後任人事も注目されている。有力候補で、量的緩和の効果に否定的だったサマーズ元財務長官が辞退したことから、対抗馬だったイエレンFRB副議長、そしてコーン前FRB副議長の名前が挙がっている。ただ、両氏とも金融引き締めを急がない「ハト派」とされていることから、どちらが議長になっても、緩和縮小ペースは緩やかに進むとの見方が強い。オバマ大統領は、次期議長の指名に向け、来週にも決断するとの指摘もあることから、どちらが指名されるのか、はたまた別の人物なのか、こちらの結果にも注目したい。
テクニカル的には、先週大きく下落したものの、重要なラインが複合するポイント近辺で下げ止まり反発している。このことから、今週もこの近辺が下値のポイントとなるだろう。MACDでは、両線がクロスとなり、緩やかながら下向きとなっており、乖離幅が拡大するようなら、下値ポイント近辺までの下げとなる可能性も想定しておきたい。上値のポイントは、@99.68円 A100.00円 B100.62円 まで段階的に見ておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ高

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

132.34 〜 135.73

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。7四半期ぶりにデフォルトを脱却してから全体的なマインドも改善してきている。特に、米ドルが主要通貨に対して軟調な動きとなっていることから、ユーロが押し出されている面もある。そのため、引き続き堅調な動きが考えられる。ただ、ユーロ圏の失業率が記録的高水準にとどまっているなどの問題を抱えていることから、まだ注意は必要だろう。
テクニカル的には、MACDで一旦失速していた先行するラインが、再び上向き始めており、両線の乖離幅が拡大していることから、目先堅調な展開が続く可能性が考えられる。ただ、先週後半にローソク足の足型で長大陽線となっており、この高値である134.95円を上抜けないようなら、一旦調整となる可能性が考えられる。上抜ければ、上値の目標計算値となる135.73円から136.11円を目指す展開が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

158.08 〜 161.12

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。ここまでの英金融政策委員会では、量的緩和の拡大を主張するメンバーがいたが、8月の会合では一段の緩和策拡大を主張するメンバーがいなかった。このことから、景気回復基調が順調に進んでいるという認識で一致していると考えられる。そして、英国の主要な経済指標も比較的良好な結果が続いていることから、引き続き堅調な展開が続く可能性が考えられる。
テクニカル的には、160円台の大台乗せとなってからやや上値の重い動きとなっている。このことから、達成感で一旦調整となる可能性も想定しておきたい。オシレーターのMACDでは、乖離幅と価格の動きが逆行していることから、両線の動きに注目したい。先行するラインが失速するようなら、調整の可能性も考えられる。下値のポイントは158.56円、ここを下抜けるようなら、@158.08円 A157.37円 B156.71円 近辺まで想定しておきたい。上値は160.00円、ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられ、短期的な上値計算値の161.12円、163.49円を目指す動きが継続する可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

91.68 〜 94.44

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米FOMCで、緩和策の縮小が見送られたことは豪ドルにとって支援材料となったが、「次回10月のFOMCでは、縮小が決定される可能性がある」と米金融当局者が発言したことや、週後半の米経済指標が軒並み良好な結果となったことから、再び緩和策縮小に対する期待も高まりつつあり、豪ドルはやや軟調な動きも予想される。そして、豪州で政権交代となり、新政権に対する期待があるものの、豪中銀が利下げの選択肢を引き続き残していることや、豪ドル安が経済を支えるとの認識を改めて示していることから、ここからの上昇に対してやや積極的になり難い面もある。今週は、特に米国の主要な経済指標の結果や、株価動向に注目したい。良好な結果が続くようなら、一段と米緩和策縮小に対する期待感が高まり、株価や資源価格の下落、新興国通貨の下落につながる場合には、豪ドルにも影響する可能性もあるだろう。
テクニカル的には、週前半に一目均衡表の雲を完全に上抜けて一段の上昇となった。しかし、4月からの下落に対する38.2%戻しのポイント(93.70円)をクリアしたものの、上値の重い動きとなった。RSIや短期オシレーターでは、価格と指数が逆行していることから、ここからの反落の可能性も考えられる。下値のポイントは、@93.05円 A92.12円 B91.68円 となり、Bを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。上値のポイントは94.44円、ここを上抜けるようなら、95.94円を目指す可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.85 〜 10.41

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米緩和策の縮小が見送られたものの、年内の縮小開始が予想されていることから、新興国通貨の上昇は一時的と考えられる。そして、次のFOMCまでは米国の経済指標の結果などに左右される展開が続くことが予想される。また、建設関連の労使交渉が合意したとの報道も出ていたが、一部ではストライキを計画している労組もあり、問題解決までは時間がかかりそうである。そして、先週までは、米国の緩和策縮小の有無がマーケットの最大の関心事だったが、次のFOMCまでは時間もあることから、南アフリカの国内問題にも焦点が当たる可能性が考えられるため、動向などには注目したい。
テクニカル的には、雲を完全に上抜けたものの、先週後半にローソク足で上影線となった後に陰線引けとなっていることから、前回高値と同様に軟調な展開が続く可能性も考えられる。下値のポイントは一目均衡表の雲上限の9.96〜9.85円近辺と考えられる。また、26日(±2日)は相場の流れが転換・加速する可能性が高まる日柄であることから、注目したい。上値のポイントは10.34円、ここを上抜けると10.41円が次のポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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