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2024-04-23 20:36:39

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年9月17日

週間マーケット展望  2013年9月17日

先週の振返り

先週は、米政府がシリアに化学兵器を放棄させる提案の実現を図る中で、オバマ大統領がテレビ演説で、議会に軍事行動の承認に関する採決を先送りするよう求めたことを明らかにしたことから、シリアに対する軍事攻撃の可能性が後退したとの見方が広がった。これを受けて、投資家のリスク回避の動きが後退し、円を売る動きが優勢となった。しかし、その後は、各国国内や地域の経済指標や経済情勢、株価動向などに左右される動きとなり、週後半は相対的に円を買う動きが優勢となった。

今週の展望

今週は、17日から18日の米FOMCに注目が集まっており、FOMCの結果が出るまでは、方向感の乏しい展開も予想される。ただ、今週は、主要国の重要な経済指標の発表が予定されており、このところ米国やユーロ圏の指標結果が芳しくなかったことから、結果により動きが出る可能性も考えられる。また、その結果が、米緩和策の縮小速度や、ECBの追加緩和、BOEの利上げ時期に対する思惑を交錯させ、予想以上の動きにつながる可能性も考えられることから、注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

98.20 〜 100.88

 

今週の予想

今週は、底固い展開が続く可能性が考えられる。注目は、17日〜18日のFOMCであり、緩和策の縮小時期がどうなるかが注目されている。現状では、10月や12月からの縮小との声は少なく、9月から縮小開始との見方が多くなっている。そして、ポイントは縮小規模になっているように思われる。先の米雇用統計時では、100億〜150億ドルの縮小との見方もあったが、最近の指標の悪化で9月は50億ドル程度の縮小規模で開始されるとの見方も出ている。縮小が決定されれば、米ドルが買われる可能性が高いが、最近は縮小ありきで動いていることから、小幅縮小なら上値はやや限定的となる可能性も考えられる。
テクニカル的には、MACDで両線の乖離幅が縮小し、先行するラインが下向きに転換していることから、両線がクロスする場合には一段の下げとなる可能性が考えられる。このところ、一目均衡表の雲上限近辺で底固い展開が続いていることから、目先の下値のポイントは雲上限の98.28〜98.20円近辺と考えられる。また、この近辺には、トレンドライン(97.80〜98.10円)、サポートライン(98.20〜97.94円)など、重要なラインが複合するポイントでもあることから注目したい。この重要なポイントを下抜ける場合には、一段の下げも想定しておきたい。上値のポイントは、@100.00円 A100.62円 B100.88円 近辺と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

130.16 〜 133.73

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。最近のユーロ圏の経済指標の結果が芳しくないことや、10-12月期にECB追加緩和を行うとの見方が出ていることから、上値の重い展開が考えられる。また、イタリアの政治的不安定が経済改革を損ねる可能性が指摘されていることや、今週、ポルトガルの金融支援条件の達成状況の査定が予定されていることも、圧迫材料となるだろう。また、ECBが10-12月期に追加緩和を行うとの見方も出ており、状況の悪化により、下押し圧力が強まる可能性も考えられる。
テクニカル的には、MACDで両線の乖離幅が縮小していることや、先行しているラインが下向きとなっていること、また短期オシレーターのストキャスティクスで両線下向きとなっていることから、目先軟調な展開も考えられる。目先の下値ポイントは、サポートラインの131.92〜131.79円、ここを下抜ける場合には一段の下げとなり、一目均衡表の雲上限の130.24〜130.16円を目指す可能性も想定しておきたい。上値のポイントは、@132.46円 A133.10円 133.37円 となる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

156.44 〜 158.56

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。失業率に連関するフォワードガイダンスでは、政策金利の引き上げは失業率が7.0%に低下してからとなるものの、最近の英国の景気回復の強さを示す兆候が続いていることから、マーケットでは利上げの時期が早まるとの見方も出ている。また、米FOMCで緩和策の縮小が決定される場合には、新興国からの資金逃避が加速する可能性が考えられることから、改善が進んでいる英国に資金が流れる可能性もあり、ポンドにとっては追い風になることも考えられる。ただ、短期的には、上げ足が大きい分、調整の動きには注意したい。
テクニカル的には、MACDで両線の乖離幅が縮小しており、短期オシレーターのストキャスティクスでは両線下向きとなっていることから、週前半の動きに注目したい。目先の下値ポイントは、@157.15円 A156.71円 B156.44円 と考えられ、Bを下抜けるようなら一段の調整の可能性も想定しておきたい。上値のポイントは、@157.98円 A158.24円 B158.56円 となり、Bを上抜けるようなら、上値目標の計算値の163.49円を目指す展開が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

90.64 〜 93.56

 

今週の予想

今週は、やや軟調な展開も予想される。先週発表された豪州雇用統計は、ネガティブサプライズとなり、政権交代となったアボット次期首相の課題を浮き彫りにしている。また、米国の緩和策の早期縮小観測が根強く、今週の米FOMCで緩和策縮小が決定されるようなら、新興国からの資金逃避や株価下落となる可能性もあり、豪ドルにとっても懸念材料となるため注目したい。
テクニカル的には、一目均衡表の雲上限近辺で上値の重い動きとなっていることや、オシレーターのMACDで両線の乖離幅が縮小し、先行するラインが失速していることから、目先軟調な展開も考えられる。雲上限ラインの92.43〜91.89円を上抜けるようなら、底固い展開となる可能性も考えられるが、90.64〜90.85円を下抜ける、MACDで両線がクロスするようなら、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.57 〜 10.08

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。今回のストライキは、南アフリカにある自動車メーカーなどの労働者が参加するストの一環だったことから、業界の労使交渉が進展する可能性が考えられる。また、シリアに対する武力行使に関して、米政府が議会の採決の先送りを要請したことで、目先のリスク回避の動きが遠のいたことも支援材料となるだろう。ただ、約3週間操業停止となったことから、消費者と企業景況感の落ち込みが影響して、経済成長が7-12月期に減速する可能性も指摘されていることから、先々の動きにはやや注意も必要だろう。
テクニカル的には、上値のポイントであった9.91円を上抜けたものの、一目均衡表の雲近辺で上値を抑えられていることから、目先雲を完全に上抜けるかどうかに注目したい。また、オシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が縮小しており、先行するラインが失速していることから、乖離幅がさらに縮小し、先行するラインが下向きになる場合には、目先軟調な展開が続く可能性もあることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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