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2024-04-20 11:45:37

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年8月19日

週間マーケット展望  2013年8月19日

先週の振返り

先週は、安倍内閣が、法人税の税率引き下げを検討するよう関係省庁に指示したとの報道を受けて、円が大半の主要通貨に対して下落する動きとなり、週序盤の米ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。その後、英国やユーロ圏の経済指標が良好な結果となり、ポンドやユーロが堅調な動きとなった一方、米国の経済指標が市場予想を下回るケースも見られ、米ドルは週後半に軟調な動きとなった。また、安倍首相から法人税率引き下げに関する指示はなかったとの閣僚発言が相次いだことや、世界的に株価が下落したことから、クロス円もやや上値の重い動きとなった。

今週の展望

今週は、米経済指標の結果や要人発言には注意したい。マーケットでの注目は、米国の緩和策の縮小時期、日本の消費増税とそれに絡む政策である。米経済指標の結果は、量的緩和の早期縮小観測を左右することから特に注目が集まっている。先週は、米経済指標の結果が予想を下回り米ドルが売られる場面があったことから、今週の指標結果にも注目したい。また、株価も敏感に反応しており、指標発表時以外は株価と金利動向にも注目しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

95.82 〜 99.95

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が続く可能性が考えられる。米金融緩和策の縮小時期が注目されており、要人発言や経済指標の結果に敏感に反応する可能性が考えられる。エコノミスト調査によると、年内に縮小開始との見方が90%以上となっており、中でも9月に縮小が決定されるとの見方が65%以上を占めている。そのため、マーケットでも9月のFOMCで縮小が決定されるとの見方が強まっている。ただ、それまでの経済指標の結果が大きく左右する可能性もあり、今週発表される経済指標に注目したい。住宅関連では、緩やかながら改善が続いているものの、予想を下回るケースが続いていることから特に注意したい。テクニカル的には、先週後半に一目均衡表の雲上限近辺まで上昇したものの、上抜けずに反落となっている。今週も上値のポイントは、雲上限の98.79円と考えられ、ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられる。その場合の上値ポイントは、持ち合い上限ラインの@99.34〜99.04円 A99.95円 B100.88円近辺まで考えられる。また、中期的には103.56円が重要なポイントとなるが、ここを上抜ける場合の上値目標の計算値は103.56円となる。一方、下値のポイントは、@97.06円 A96.87円 B95.82円近辺と考えられ、Bを下抜ける場合には、下値目標が94.52円と計算できることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

128.80 〜 131.99

 

今週の予想

今週は、やや底堅い展開が予想される。ユーロ圏は1年半以上マイナス成長が続いたが、金融緩和の効果などから、景気回復に向け明るさも見えた。しかし、失業率は過去最悪の水準が続いており、雇用の増加なき景気回復の色合いが強く、本格的な回復には至っていないと考えられる。このことから、楽観視はまだ禁物だろう。ただ、円の動きに左右される展開が続いているだけに、株価動向や要人発言、それに絡む円の動きに注目したい。
テクニカル的には、先週週央に一目均衡表の雲を上抜け、一段の上昇となった。その後は、底固い展開が続いている。目先の重要な上値ポイントは、上値ラインの130.82〜130.40円、ここを上抜けるようなら、@131.55円 A131.99円 B132.73円が上値のポイントとなる。下値のポイントは、@雲上限の129.39円 A雲下限の128.86〜128.92円 B127.90円近辺まで想定しておきたい。ただ、Bを下抜けるようなら一段の下げとなり、下値計算値は126.70円となることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

151.21 〜 154.06

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。このところの英経済指標は、比較的良好な結果が続いており、英国経済の回復が続いていることがうかがえる。ただ、ポンド/円は、円の動きが大きな要因となっている面もあり、日本の政策や要人発言には注目したい。また、指標発表では、8月23日の英GDPに注目したい。テクニカル的には、先週後半に上値の重要なポイントであった一目均衡表の雲を上抜け、一段の上昇となった。ただ、その後失速したものの、雲上限で底固い展開が続いた。この動きから目先の下値のポイントは雲上限の151.94円と考えられる。また、MACDでは、両線がクロスし、乖離幅も拡大していることから、両線がゼロポイントを上抜ければ(先行するラインはゼロポイントを上抜けている)、上昇継続のシグナルとなることから、ラインの動きに注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

87.79 〜 91.07

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米金融緩和策の早期縮小観測が根強く、株式市場がやや冴えない動きとなる中、豪財務相の指摘も影響して軟調な動きも予想される。また、投機筋の豪ドル売りポジションの減少が見られないことから、上値の重い展開が続く可能性が考えられる。そして、8月20日には豪中銀の議事録(8月6日の金融政策発表分)が発表されるが、追加策や2013年の成長率予想の引き下げに関する議事には注目したい。テクニカル的には、先週、MACDでクロスし、両線が緩やかながら上昇しているものの、一目均衡表の基準線近辺で上値の重い動きとなっている。このことから、基準線を完全に上抜けて、MACDの両線の乖離幅が拡大するようなら一段の上昇も考えられる。目先の上値のポイントは、@90.07円 A90.30円 B91.07円 近辺と考えられる。下値のポイントは88.51円、ここを下抜ける場合には、一段の下げも想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.51 〜 10.91

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。資源需要国の経済情勢に不透明感が広がっていることや、軟調な株価動向を背景に、上値は限定的と考えられる。また、安倍内閣が法人税率引き下げに関する指示を出していないとの要人発言もあり、やや円を買い戻す動きが出ていることも、やや相場を圧迫する要因と考えられる。テクニカル的には、一目均衡表の雲下限近辺で上値の重い展開が続いたが、週後半には乖離している。また、MACDでは緩やかながら両線が下向きとなっていることから、やや上値の重い展開が予測できる。上値のポイントは、今週も雲下限の9.86〜9.85円と考えられる。下値のポイントは9.68円、ここを下抜ける場合には、一段の下げとなる可能性が考えられる。その場合の下値の目標計算値が9.51円となることから、目先このあたりが次のポイントとなるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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