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2024-04-26 09:46:03

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年8月12日

週間マーケット展望  2013年8月12日

先週の振返り

先週は、世界的な株式市場の軟調を受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。また、日本企業が、お盆休み前に円資金を確保するとの思惑も円を押し上げる材料となり、円が大半の主要通貨に対して上昇する動きとなった。そして、注目された豪中銀の金融政策では、利下げが発表されたものの、追加の利下げ観測が後退したことから、大きく上昇する動きとなった。また、ユーロ圏の経済指標の改善が目立っており、ユーロが主要通貨に対して上昇となったものの、円買いの流れに押され、対円では軟調な展開が続いた。

今週の展望

今週の米ドル/円・クロス円は、底固い展開が予想される。先週までは、日本企業が休み前に円資金を調達するとの思惑もあったが、休み入りとなり円買いの思惑が一服する可能性が考えられる。そして、米国では主要な経済指標の発表が続き、9月のFOMCに向けて結果に注目が集まっている。また、8月14日にはユーロ圏のGDPが発表される予定となっているが、7四半期ぶりにプラス成長になるとの予想も出ており、欧米の指標結果次第では、円売りが強まる可能性も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

95.43 〜 98.54

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。先週は、金融当局者が緩和策の早期縮小の可能性を示唆する発言が相次いだものの、マーケットでは9月に緩和策を縮小できるほど米国の景気は改善していないとの観測もあるなど、慎重な見方が優勢となっている。その中で今週・来週は米国の主要な経済指標の発表が続くことから、指標結果次第で動く可能性も考えられる。FRBでも指標結果に注目するとしていることから、9月のFOMCまでの指標結果は、特に重要と考えられる。
先週は、一目均衡表の雲を下抜けて一段の下落となった。また、MACDで両線がゼロポイントを下抜けて乖離幅が拡大していることから、拡大が縮小するまでは軟調な展開が続く可能性が考えられる。また、8月16日(±2日)は、相場の反転・加速の可能性が高まる日柄であることから、流れの変化に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ高

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

127.94 〜 131.35

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。先週は、日本企業が休み前に円資金を調達するとの思惑もあり、やや円買いが優勢となっていた。ただ、日本がお盆休みとなることから、円買いが和らげば一段の上昇も考えられる。また、8月14日に発表予定のユーロ圏GDPは、7四半期ぶりにプラス成長になると予想されていることから、内容次第ではあるものの、比較的堅調な動きが考えられる。
テクニカル的には、週後半に一目均衡表の雲を下限近辺で底固い動きがみられているが、ここを完全に下抜ける場合には、一段の下げとなる可能性が考えられる。また、MACDでは両線下向きとなっており、乖離幅も拡大傾向となっている。ただ、ゼロ近辺であることから、先行するラインが上向きになる可能性も想定しておきたい。目先の下値のポイントは、@128.22円 A127.94円 B127.04円 近辺となり、特に@Aは重要となる。一方、上値のポイントは、一目均衡表の雲下限の128.68〜128.88円、ここを上抜ければ雲上限129.39円がポイントとなる。雲を完全に上抜ける場合には、131.35〜130.93円のラインがポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

147.63 〜 151.94

 

今週の予想

今週は、堅調な動きも予想される。先週は、新たな緩和策が発表されるとの見方もあったが、失業率が7%に低下するまで緩和策を継続することが表明された。英国の失業率は7.8%であり、2016年6月までは7%超が続くと予想されており、このことから英ポンドは底固い展開が続く可能性が考えられる。ただ、内外で夏季休暇シーズンであることから、市場参加者が少なくなることが予想され、値動きが荒くなる可能性も想定しておきたい。
テクニカル的には、一目均衡表の雲近辺で上値の重い動きが続いており、目先雲を上抜けるかどうかがポイントとなる。雲下限ラインは150.91〜150.80円、雲上限ラインは151.94円となる。そして、MACDでは、両線が緩やかながら下向きとなっており、軟調な展開が継続するシグナルとなっている。ただ、乖離幅が狭いことから、ローソク足で陽線立ちが続けば、両線がクロスして流れが変わる可能性も考えられる。下値のポイントは147.63円、ここを抜けるようだと、下げが継続する可能性が考えられる。その場合には、下値目標の計算値である145.77円まで想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

86.41 〜 91.07

 

今週の予想

今週は、やや底固い展開が予想される。ここまでの豪ドルの下落には、追加利下げ観測や、中銀による豪ドル下落を示唆する指摘が一因となっていた。しかし、今回の金融政策発表では、ここまで繰り返されていた追加利下げや、一段の豪ドル下落を示唆する声明がなかったことから、政策金利を当面据え置くとともに、現状の豪ドルの水準(対ドルで2010年8月以来、対円で2012年12月以来の安値水準)に満足していると推測される。このことから、豪ドルは底固い展開が続く可能性も考えられる。また、ここまで大きく売り越していた投機筋が、ポジション調整に動くようなら一段の上昇もあるだろう。ただ、豪中銀が金融政策四半期報告において、2013年の成長予想を5月時点の2.50%から2.25%に引き下げたことはやや気になる。
テクニカル的には、MACDで先行するラインが上向きとなっており、両線がクロスする可能性もあることから、堅調な展開が続く可能性が考えられる。目先の上値のポイントは、@89.04円 A89.69円 B90.30円 となり、ここをクリアできるようなら、一目均衡表の雲下限(92.22〜92.24円)を目指す可能性が考えられる。また、@〜Bを抜け切れない場合には、一旦軟調な動きとなる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド高

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.68 〜 10.08

 

今週の予想

今週は、堅調な動きも予想される。夏季休暇シーズンでやや取引材料に乏しい中、先週下落していた株価が反発する可能性もあり、値を戻す展開が考えられる。南アフリカ国内の問題も現状では小康状態であり、材料にはならないだろう。ただ、米国の経済指標や米金融当局者の発言予定もあることから、先週同様に緩和策の縮小時期に言及する場合には、新興国通貨に影響する可能性も考えられる。
先週は、一目均衡表の雲下限を下抜ける場面もあったが、週末には再び雲下限近辺まで値を戻している。ただ、MACDでは、両線がゼロポイントを下抜けていることから、やや軟調な展開も予測できる。雲下限ラインの9.84〜9.88円を完全に上抜ければ、10.08円が次の上値のポイントとなり、雲上限の10.25円を目指す展開も考えられる。また、7月24日の高値からは小休止の調整と見ることもでき、5波動目で上限ラインの9.87〜9.70円(高値と高値を結んだライン)を上抜ける場合には、流れが上向く可能性も考えられるため注目したい。一方、雲下限を抜け切れない場合や、一旦上抜けしたものの再び下抜ける場合には、軟調な動きとなる可能性も考えられる。その場合の下値のポイントは9.68円となる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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