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2024-04-18 09:43:11

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年7月29日

週間マーケット展望  2013年7月29日

先週の振返り

先週は、欧米の主要な経済指標がまちまちの結果となり、序盤はやや乱高下する動きも見られ、方向感に乏しい展開となった。しかし、IMFが公表した対米年次審査報告で、米国の量的金融緩和策について「年末まで継続するのが妥当」との見方を示したことなどから、米ドル売り・円買いが優勢となった。また、株価が下落したことから、投資家のリスク回避の動きも強まり、クロス円も軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、米、英、欧の金融政策会合が予定されており、それぞれの金融政策に注目が集まっている。米国では、緩和策縮小の時期に関して言及があるのかどうか、また縮小の条件に関する言及に注目が集まっている。また、英国では、低金利継続の期間を明確化するなどの新たな手法導入に踏み切るとの観測があるものの、GDP改善などを受けて現状維持となるかどうか。そして、欧州では金利に関して前回の「長期間現行水準か、それより低い水準に据え置く」との方針が継続されるのかどうか、また、ドラギ総裁の会見での発言にも注目しておきたい。そして、週末には米雇用統計があり、前回雇用者数の伸びが予想を上回ったものの、失業者数の増加に懸念が残っている。また、その他でも主要な経済指標の発表が予定されていることから、結果には注目したい。そして、金融政策関連においては、思惑が交錯する可能性も考えられ、発表を受けて乱高下となる動きも想定しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

96.75 〜 100.88

 

今週の予想

今週は、引き続きやや値動きの荒い展開も予想される。7月30日〜7月31日にFOMCが予定されており、9月や年内終盤、来年縮小など、思惑が交錯しており、米緩和策縮小時期に関する言及に最大の注目が集まっている。早期縮小なら米ドル買い、継続なら米ドル売りに反応する可能性が考えられるが、内容次第(明確に言及しない可能性も)では乱高下することも想定しておきたい。また、週末の米雇用統計も緩和策の時期を計る上でのファクターになることから、結果には注目しておきたい。
テクニカル的には、7月22日以降やや流れが変わっており、週末には一目均衡表の雲の中に入り込む動きとなった。オシレーターのMACDでは、両線がクロスして下向きとなっていることから、目先軟調な展開も考えられる。目先の注目は、一目均衡表の雲下限の97.65円〜97.56円近辺、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。上値のポイントは、@98.77円 A99.42円 B100.88円近辺。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

128.02 〜 132.73

 

今週の予想

今週は、やや軟調な展開が予想される。欧州の経済指標がまちまちの結果となるなど、積極的に買い難い状況である。その中で、8月1日のECB理事会には注目したい。前回、「金利は長期間現行水準か、それより低い水準に据え置く」とするなど、ややハト派的な見解が示されたことから、今回も同様な姿勢ならば、リスク回避の動きが強まる可能性も想定しておきたい。ただ、米国のFOMC次第では、米ドル売り・ユーロ買いとなり、対円で底固い動きとなることも考えられる。
テクニカル的には、ユーロ/円も転換・加速の可能性が高まる7月24日に付けた高値以降、軟調な動きとなっている。そして、MACDでは両線が失速し、乖離幅が縮小していることから、目先クロスする場合には軟調な動きとなる可能性も考えられる。また、6月安値からのトレンドライン(130.10円〜130.74円)を下抜ける場合(持ち合い7波動目)にも、一段の下げとなる可能性が考えられるため注目したい。トレンドラインを下抜ける場合には、一目均衡表の雲下限の128.77円〜128.46円が下値の重要なポイントとなる。目先の上値のポイントは、@131.98円 A132.48円 B132.73円近辺と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

148.79 〜 151.62

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い動きも予想される。欧米や英国の経済指標の改善は、英ポンドにとっても好材料となるが、先週の内容を見ても良悪まちまちの結果となっている。これでは積極的に買い難い状況である。そして、米国のFOMCや雇用統計、英金融政策発表を控えていることもあり、発表までは比較的安全資産とされる円を買う動きが続く可能性も考えられる。英金融政策に関しては、一段の緩和策や新たな緩和策を講じるとの見方があったものの、2期連続のプラス成長となったことや、約3年ぶりに全ての主要産業の活動が拡大するなど、英景気回復の勢いが増していることが示唆されていることから、現状維持が予想される。そのため、英ポンドは底固い展開が続くと考えられる。
テクニカル的には、相場の流れが変化しやすい日柄だった7月24日に高値を付けてから流れが反転し、先週末には一目均衡表の雲下限を下抜ける動きとなっている。また、MACDで両線が失速し乖離幅が縮小していることから、目先クロスするようなら、軟調な展開が続く可能性も考えられる。下値のポイントは、もみ合い下限ラインの149.93円〜150.28円(6月13日と7月10日の安値を結んだラインの延長線上)、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性が考えられる。やや期間は長いものの、下げ途中の小休止もち合い5波動目の下げと見ることもできることから、この下限ラインには注目したい。上値のポイントは、一目均衡表の雲上限の151.62円〜150.28円、ここを上抜ける場合には、154.06円を目指す動きとなる可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

88.93 〜 92.73

 

今週の予想

今週は、やや軟調な展開が予想される。一時、金利がやや上昇していたものの、ここにきて10月まで0.25%の利下げ確率が100%となる水準まで低下している。また、投機筋の豪ドルのポジションが過去最大の売り越しなっていることや、中国経済の不透明感など、豪ドル買いの支援材料が乏しいことから、引き続き上値の重い展開が考えられる。そして、米国の緩和策縮小観測も対米ドル相場の弱材料となっているが、一部では9月に緩和策縮小に着手されるとの思惑もあり、それを計る意味でも米経済指標結果には注目したい。一方、投機筋の売りポジションの買戻しが強まる場合には、大きな反発となる可能性も考えられることから、チャート上の上値の重要なポイントなどにも注目したい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDに於いて、ゼロポイント手前で先行するラインが失速しており、また両線の乖離幅も縮小している。目先、両線がクロスする場合には軟調な動きが継続する可能性も考えられるため注目したい。下値のポイントは、@90.21円 A89.69円 B88.93円、上値のポイントは、@91.92円 A92.73円 B93.07円近辺。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.85 〜 10.27

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週発表された南アフリカの経済指標はまちまちの結果となり、方向性を判断するのが難しい動きとなった。ただ、世界の株価動向や、米国の緩和策縮小観測が主な材料となっており、引き続き米国の経済指標の結果には注目したい。特に、今週は米国の雇用統計の発表が予定されており、QE3の早期縮小観測が強まる場合には、新興国通貨である南アフリカランドにも追い風となるだろう。ただ、南アフリカ国内の諸問題に関しては報道が少なくなっており、やや小休止であるものの、改善の兆しが見られないことから、引き続き上値は限定的だろう。
テクニカル的には、先週中盤に一目均衡表の雲上限を上抜けたものの、完全に上抜けとはならず、軟調な動きとなっている。また、MACDでは、両線がゼロポイントを上抜けたものの、やや失速していることから、両線がクロスする場合には、軟調な展開となる可能性も考えられるため注目したい。下値のポイントは、一目均衡表の雲下限の9.87円〜9.85円近辺と考えられ、ここを下抜ける場合には、一段の下落となる可能性も想定しておきたい。上値は、雲上限の10.27円〜10.25円がポイントとなるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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