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2024-03-29 20:42:31

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年7月16日

週間マーケット展望  2013年7月16日

先週の振返り

先週、主要な経済指標の発表がなく、米FOMC議事録公開や、バーナンキFRB議長の講演を控えて様子見気分も強まっており、序盤の米ドル/円・クロス円は小動きの展開となった。そして、FOMC議事録を受けて、早期の緩和策縮小観測がやや後退したことや、バーナンキFRB議長の発言がハト派的と受け止められたことから、米ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、豪ドルは、豪州や中国の経済指標が悪化したことを受けて、軟調な展開が続いた。ただ、ユーロやポンドは、軟調な動きながら底固い動きも見られた。

今週の展望

米経済の回復期待は引き続き強いものの、最近の米経済指標は、予想を下回るケースも出ている。そのため、緩和策の早期縮小観測も後退していることから、米ドルはやや上値の重い展開が考えられる。また、ユーロは、先週末に欧州の格付け会社がフランスの格下げを発表していることや、低金利政策の長期化観測、そしてユーロ圏の複数の加盟国で政治問題が起こっていることが圧迫材料となるだろう。主要国の緩和策継続を背景に、株価の堅調な動きが続いているものの、豪州や南アは国内の経済問題に対する懸念から、やや恩恵を逃している。そのため、安全資産とされる円を買う動きが続く可能性も考えられる。しかし、堅調な株価が反落する場面では、その動きが強まる可能性も想定しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

96.75 〜 101.54

 

今週の予想

今週は、早期の緩和策縮小観測が後退したことから、上値の重い展開が予想される。米国経済の改善が進んでいることは、緩和策縮小に近づいていると言えるが、判断の基準となる雇用に関しては、就業者数の伸びは顕著だが、失業率の改善速度の鈍化がネックになっている。このことから、今週発表される重要な経済指標の結果に注目したい。中でも毎週発表される失業保険申請件数は、雇用関連の経済指標であることから注目されている。ただ、この時期は、自動車関連工場のメンテナンスのための休業などもあり、一時的に増加する傾向があるため注意したい。
テクニカル的には、先週前半は一目均衡表の雲上限近辺で上値を抑えられており、その後失速して雲下限近辺まで下げている。今週は、雲上限が99.52〜98.74円、雲下限が98.15円となり、どちらに抜けるのか注目したい。そして、MACDでは両線の乖離幅が縮小しており、デッド・クロスする可能性が高いことから、目先軟調な展開が予測できる。下値のポイントは雲下限の98.15円だが、ここを下抜ける場合には@97.67円 A96.75円 B96.21円 近辺までの下げも想定しておきたい。上値のポイントは雲上限であり、上抜ける場合には101.54円を目指す展開も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

126.44 〜 131.12

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。先週末に、欧州の格付け会社がフランスの格下げを発表したものの、欧州の引け後だったこともあり、影響は限定的となった。しかし、欧州の牽引役の一つであることから、影響が残る可能性も考えられる。また、金利先安観も残っていることから、やや上値は限定的と考えられる。
テクニカル的には、引き続き一目均衡表の雲の中での展開が続いている。目先雲上限の130.23〜129.55円、雲下限の126.44円のどちらを抜けるのかに注目したい。また、下げ途中の小休止の持ち合いパターンと見ることも出来ることから、下値ラインとなる128.86〜129.57円の下抜けにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

148.58 〜 153.03

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。先週の製造業関連の指標の悪化は、やや失望する内容であり、英国の経済成長が予想を下回る可能性が指摘されていることや、英中銀が追加緩和を決定する可能性があるとの見方も出ている。そのため、英ポンドはやや軟調な展開が考えられる。ただ、今週は、7月16日に物価関連、7月17日に雇用統計、7月18日に消費関連など、重要な英国の経済指標の発表が予定されており、結果次第では方向性が変わる可能性もあるため、結果には注目したい。
テクニカル的には、下げ途中の小休止持ち合いパターンを5波動目で下抜けて軟調な動きとなっている。ただ、一目均衡表の雲下限にややサポートされており、目先雲下限の148.58円を下抜けるのかどうかに注目したい。ここを下抜けるようなら一段の下げとなり、目先147.12円を目指す展開も想定しておきたい。一方、上値のポイントは、雲上限の153.03〜151.85円近辺と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

88.93 〜 92.04

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。一旦減少した投機筋の豪ドル売りのポジションが再び増加したことや、豪州経済指標の悪化を受けて、金利先安観が再び高まったことから、軟調な展開も考えられる。そして、週明け7月15日は中国のGDPなど、主要な経済指標の発表が予定されている。貿易上の関連性が深いため、この結果を受けて動く可能性もあるため注目したい。
テクニカル的には、先週前半に一目均衡表の基準線近辺まで上昇したものの抜けきれず、転換線を下抜けている。また、MACDでは、両線の乖離幅が縮小しており、先行するラインが失速していることから、やや軟調な展開が予測できる。目先、両線がクロスする場合には、一段の下げを示唆する形となることから注目したい。ただ、一目均衡表の基準線・転換線が週前半にクロスするが、転換線・基準線の両方を価格が上抜けるか、基準線が上向きとならなければ、上昇の可能性は低いと考えられる。前者に於いては、転換線が91.59円で横ばい、基準線は91.00円まで下げる予定であることから、ここを上抜けることが条件となる。後者に於いては、来週前半に上向く予定であり、本格反転は来週か。今週は、MACDと一目転換線・基準線の動きに注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.81 〜 10.17

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。先週、鉱山ストライキが実施されたとの報道もあったが、短期間で終了したことは、南アフリカランドにとって好ましい材料だが、発電所の稼働が遅れるとの報道や、中国経済指標の悪化は懸念の残る材料となった。特に、週明け7月15日には中国のGDPなど主要な経済指標の発表が予定されていることや、7月17日の南アの経済指標、7月18日の南アの金融政策発表などの結果には注目したい。
テクニカル的には、レンジ内のもみ合い(小休止持ち合い)と見ることもできるが、オシレーターのMACDで両線の乖離幅が縮小していることや、ゼロポイント近辺で先行するラインが失速していることから、両線のクロスにも注目したい。下値のポイントは9.81円、ここを下抜けるようなら、一段の下げも想定しておきたい。この近辺には、週足一目均衡表の雲上限(9.87円)もあることから、この近辺の動きには注目したい。上値のポイントは10.17円、ここを上抜ける場合には7波動目の上抜けとなることから、小休止の持ち合いから上昇に転じる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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