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2024-04-24 06:29:41

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年7月8日

週間マーケット展望  2013年7月8日

先週の振返り

先週は、米経済指標が軒並み改善したことや、株価上昇を背景に、投資家のリスク回避の動きが後退し、序盤の米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、豪州中銀が、豪ドルの水準は高すぎるため、今後さらに下落する可能性があると指摘したことや、ECB総裁が追加利下げに言及したこと、英中銀総裁が低金利の長期化に言及したことなどから、それぞれ関連通貨が主要通貨に対して下落する動きとなった。また、ポルトガルの政局不安やエジプト情勢の混乱も加わり、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全とされる円を買う動きが強まる場面もあった。しかし、週末の米雇用統計を受けて米ドル/円・クロス円は上昇となった。

今週の展望

今週は、全般的にやや上値の重い展開が予想される。主要国の中銀総裁の発言など、やや通貨安を意識したと思われるような発言が続いており、選挙期間に入った日本は、新たな策が発信しにくい面もある。そして、欧州の債務懸念が再燃したことや、エジプト情勢の混迷がクローズ・アップされる場合には、投資家のリスク回避の動きが強まる可能性も考えられる。また、株価が下落するようなら、円買いも加速する可能性も考えられる。ただ、米国の経済指標の改善で、やや失速していた米景気回復期待も高まっており、緩和策縮少観測もあることから、やや分散される可能性もあるだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

98.15 〜 102.59

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。先週の指標結果が良好だったことから、米緩和策の縮小観測も出ており、米ドル買い・円売りの流れが続く可能性も考えられる。そして、今週も米経済指標が良好な結果が出るようなら、米景気回復に対する期待が高まる可能性も考えられる。しかし、欧州の債務懸念や、エジプト情勢が悪化するようなら、投資家のリスク回避の動きが強まる可能性も考えられることから注意したい。
テクニカル的には、先週末に一目均衡表の雲上限近辺まで上昇している。目先、雲上限(101.24〜100.55円)を上抜けるかどうかに注目したい。雲上限を上抜ける場合には、一段の上昇となる可能性が考えられる。また、MACDでは、先行するラインがゼロポイントを上抜けており、両線がゼロポイント上抜けとなり、継続のシグナルが出るのかどうかも注目したい。下値のポイントは、一目均衡表の雲下限の98.15円であり、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

126.44 〜 131.15

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。ドラギECB総裁が利下げの可能性に言及したことはインパクトがあり、また政策金利は「長期にわたり」低水準にとどまると言明し、時期に関してはコミットしない原則に反したことも、ユーロ/円の圧迫材料となった。金利先安観や、ポルトガルの政局不安を背景に、上値の重い展開が続く可能性も考えられる。また、対米ドルでは1ヵ月半ぶりの安値を付けており、投資家のリスク回避の動きが強まるようだと、ユーロ/円の下げ幅が拡大する可能性も考えられるため注意したい。
テクニカル的には、先週前半に雲上限を試す動きも見られたが、失速して雲の中での展開が続いている。当面は、雲上限と下限どちらに抜けるのかに注目したい。雲上限は131.15〜130.83円、雲下限は126.44円となる。そして、MACDでは両線の乖離幅が縮小しており、ゼロ近辺で先行するラインが失速していることから、下向きになる場合には軟調な展開が予測される。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

148.58 〜 153.98

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。英国の経済指標は改善傾向が続いており、金融政策は当分据え置かれるとの見方があったものの、金利の長期化が示唆されたことで、やや雰囲気が変わったように思われる。今月から前カナダ中銀総裁だったカーニー氏が英中銀総裁に就任している。今まで政策の変更があった場合のみ声明を発表していたが、今回は政策の変更がなかったものの、声明は発表された。そこで低金利の長期化が示唆されたことから、マーケットではややサプライズ的に反応したと考えられる。現状では、欧州債務懸念の再燃や、エジプト情勢を背景に、投資家のリスク回避の動きも出ており、ポンド/円は上値の重い動きが続く可能性が考えられる。
テクニカル的には、一目均衡表の雲の中の展開が続いており、MACDでは両線の乖離幅が縮小している。そのため、やや軟調な動きも考えられる。目先の下値のポイントは、雲下限ラインの148.58円と考えられ、ここを完全に下抜けるようなら流れが変わり、軟調な展開が続く可能性も考えられる。また、上値のポイントは雲上限ラインの153.98〜153.59円と考えられ、ここを上抜ける場合には、154.66円が次のポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

90.16 〜 92.57

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。投機筋の豪ドル売りポジションも徐々に減少が見られたものの、豪中銀が豪ドルの高値を警戒する声明を出したことで、心理的に様子見となっている。そのため上値は限定的と考えられる。また、欧州の債務問題の再燃や、中国経済の失速懸念も根強く、状況が悪化するようならリスク回避の動きが強まる可能性も考えられることから、積極的になり難い状況である。
テクニカル的には、MACDで両線が上向きとなっているものの、やや失速気味であること、一目均衡表では、価格が転換線を上抜けているものの、乖離していないことから、下振れには注意したい。下値の重要なポイントは90.16円、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も考えられる。一方、上値の重要なポイントは92.57円、ここを上抜ける場合には、次の上値のポイントとなる93円台後半を目指す展開も考えられる。当面はレンジをどちら側に抜けるのかに注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.60 〜 10.17

 

今週の予想

今週はやや上値の重い展開が予想される。ポルトガル政局不安を背景に、債務危機懸念が高まったことや、エジプト情勢に対する懸念から、投資家のリスク回避の動きも強まりつつある。情勢が悪化する場合には安全通貨とされる円を買う動きが強まる可能性も考えられる。そして、国内の問題に不安のある南アフリカのランドが比較的売られやすい通貨となるだろう。そのため、今週はやや上値の重い展開が考えられる。
テクニカル的には、一目均衡表の基準線・転換線を上抜けており、両線がクロスしていることから、堅調な動きも予測できる。ただ、基準線が下向きであることや、MACDで両線の乖離幅が縮小していることから、やや注意も必要だろう。また、8日(±2日)は流れが反転・加速する可能性が高まる日柄であることから、注目したい。目先の下値ポイントは、@9.84円 A9.72円 B9.63円 近辺と考えられる。上値のポイントは、@10.09円 A10.17円 B10.35円 近辺と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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