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2024-04-25 10:25:57

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年7月1日

週間マーケット展望  2013年7月1日

先週の振返り

先週は、米国の経済指標が軒並み改善したことや、世界的に株価が堅調な動きとなったことを受けて、投資家のリスク回避の動きが後退したことから、週明けの米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、金価格が週間ベースで100ドル以上下落したことや、ECB総裁がユーロ圏景気の下振れリスクに言及したこと、また米金融当局者が経済成長のペースによってはQE3の延長の可能性を示唆したことから、米ドル/円・クロス円はやや上値の重い動きとなった。ただ、株価の上昇が続いたことを受けて、投資家のリスク回避の動きが後退したことから、主要通貨は対円で堅調な動きとなった。

今週の展望

今週は、堅調な展開が予想される。米ドルやユーロ、ポンドなどの主要通貨は、対円で上値が重いながらも底堅い展開が続いており、やや遅れていたエマージング通貨も安値から反転して堅調な動きとなっている。世界的に株価が上昇していることを背景に、投資家のリスク回避の動きが後退していることから、比較的安全資産とされる円を売る動きが続いており、この流れが続く可能性が考えられる。そして今週は、各国の主要な経済指標の発表が予定されており、結果に注目が集まっている。今週も、先週に続いて堅調な結果が続く場合には、円売りが加速する可能性も考えられるが、悪化するようなら再びリスク回避の動きが強まる可能性も想定しておきたい。先週は、欧米の金融当局者の懸念発言が出ていることや、中国の流動性に対する懸念も完全に払拭できていないことから、まだ楽観視はできないだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

96.21 〜 101.33

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。先週発表された米経済指標がまずまずの結果となったことから、米景気回復に対する期待も高まっている。また、マーケットでは、9月にもQE3の縮小が実施されるとの思惑も根強いことや、日米金利差拡大観測なども、米ドル買い・円売りの材料となるだろう。このことから、米ドル/円は底堅い展開が続く可能性が考えられる。今週は、週末に米雇用統計など、重要な経済指標の発表が予定されており、結果に注目したい。
テクニカル的には、先週週明けにMACDで両線がクロスしたことから堅調な動きとなっており、週後半には上値のポイントとなっていた一目均衡表の雲下限ラインを上抜けたことから一段の上昇となっている。目先の上値ポイントは、@99.48円 A100.00円 B100.47円 と考えられ、Bを上抜けるようなら、雲上限ラインの101.33〜101.29円を目指す可能性が考えられる。下値のポイントは雲下限の98.15円、ここを下抜ける場合には再び上値の重い展開が続く可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ高

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

125.18 〜 131.32

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。欧州経済では、雇用情勢などの不安要素が残っているものの、一部で経済指標の改善がみられることや、株価の上昇を背景に投資家のリスク回避の動きが後退していることから、底固い展開が考えられる。ただ、ECB総裁がユーロ圏景気の下振れリスクに言及した上、緩和的な金融政策を継続すると発言したことから、対米ドルなどで軟調な展開が続いている。このことから、株価下落などの動きが出る場合には、再びユーロ/円は軟調な動きとなる可能性もあるだろう。また、今週は欧米の主要な経済指標の発表が続くことから、指標結果には注目したい。
テクニカル的には、一目均衡表の雲の中での展開が続いており、目先雲の上限・下限のどちら側に抜けるのかに注目したい。雲上限は131.15円、雲下限は126.44円となり、それぞれ抜けた方向に加速する可能性を想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

148.58 〜 154.01

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。英経済は、今年1-3月にプラス成長に回復しており、回復基調が続く兆候も出ている。ただ一方で、家計は圧迫されており、個人消費が減退する可能性が考えられることや、ECB総裁がユーロ圏景気の下振れリスクに言及したことも、関係の深い英国には懸念材料になるだろう。そして、7月4日にBOE金融政策発表が予定されているが、今回から英中銀総裁としてカーニー元カナダ中銀総裁が委員会に出席する。7月から英中銀総裁となることから、今後の政策に関する発言なども出てくる可能性もあり、内容によっては期待感が高まる可能性もあるだろう。
テクニカル的には、一目均衡表の雲の中でレンジ内の展開が続いており、5月から下げが続いた流れが一服していると考えられる。しかし、レンジを抜ける場合には、抜けた方向に加速する可能性もあるため注目したい。レンジ上限は151.97円、ここを上抜ける場合には雲上限の153.52〜154.01円が次のポイントとなる。一方、レンジ下限は148.89円、ここを下抜ける場合には雲下限の148.58円がポイントとなる。そして雲を抜ける場合には、抜けた方向に動き出す可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

88.93 〜 92.57

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。先月から軟調な展開が続いていたが、やや一服感も出ている。しかし、豪州経済の回復基調が鮮明でないことや、最大の貿易相手の中国の流動性問題などの懸念が完全に払拭出来ていないことなど、不安要素も残っている。また、投機筋の豪ドルのポジションが過去最大の売り越しとなっていることを考えると、積極的になれない面もある。特に今週は、7月2日に豪中銀の金融政策発表が予定されており、声明などで利下げ余地に関して言及される場合には、売り越しポジションの解消への道はまだ先となるだろう。しかし、言及されない場合には、堅調な動きとなる可能性も考えられる。金利先物市場では、利下げの確率は上昇しておらず、金利に関しては様子見の状態だろう。また、株価や金価格の動向にも注目したい。
テクニカル的には、MACDで両線がクロスし、乖離幅が拡大していることから、拡大が続くようなら堅調な展開も考えられる。目先の上値のポイントは、@91.69円 A92.57円 B93.80円 近辺と考えられる。しかし、先週末に陰線引けとなっていることから、上値の重い動きも想定しておきたい。下値のポイントは@90.21円 A89.58円 B88.93円 近辺となり、Bを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド高

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.60 〜 10.35

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が考えられる。南アフリカの経済指標の改善が続いていることや、投資家のリスク回避の動きが後退したことから、南アフリカランド/円は引き続き値を戻す動きが予想される。ただ、南アフリカ国内に目を向けてみると、労使問題や電力問題などの懸念材料が残っている。特に、冬を迎える南アフリカにとって電力供給は大きな問題となる可能性もあるだろう。また、米金融緩和縮小観測や中国経済の失速懸念を背景に資源価格が下落していることも、南アフリカランドに影響する可能性もあるだろう。これらのことから、中期的には上値は限定的と考えられる。
テクニカル的には、週足一目均衡表では雲下限でサポートされ、雲上限を上抜ける動きとなっていることや、日足MACDで週明けに両線がクロスとなっており、両線の乖離幅が拡大していることから、堅調な展開が予測できる。目先の上値目標である、5月から6月までの下落に対する38.2%戻しとなる10.03円を上抜けていることから、10.20円台から10.30円台を目指す可能性も考えられる。しかし、再び下抜けてしまうようなら、一旦調整となる可能性も想定しておきたい。下値のポイントは9.60円、ここを完全に下抜けるようなら一段の下げも考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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