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2024-03-29 05:35:31

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年6月24日

週間マーケット展望  2013年6月24日

先週の振返り

先週は、米経済指標がまずまずの結果となったことや、アベノミクスがG8で一定の理解を得られたことを受けて、円売り・米ドル買いが優勢となった。また、バーナンキFRB議長が、年内の緩和策縮小の可能性に言及したことを受けて、米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、米国の緩和策縮小の可能性が言及されたことで、株価や商品価格が大きく下落する動きとなり、豪ドルなどの高金利・資源国通貨は主要通貨に対して軟調な動きとなった。

今週の展望

今週、米ドル/円は堅調な展開が続く可能性が考えられるものの、クロス円はやや上値の重い展開が予想される。先週終盤には、米国のQE3(量的緩和第3弾)の縮小観測が高まったことから、株価や債券、商品価格が大幅に下落する動きとなった。そのため、投資家のリスク回避の動きが強まっており、安全資産とされる円と米ドルが買われる動きとなっている。このことから、今週も株価などが不安定な動きとなる場合には、投資家がリスク回避を優先させる可能性があり、円買いの圧力は弱まらない可能性も考えられる。そのため、株価動向などには注目しておきたい。また、ボラティリティが1年ぶりの高水準となっていることから、値動きのやや荒い展開にも注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

94.83 〜 99.29

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。QE3縮小に言及したことを受けて、マーケットでは9月までに規模縮小が始まるとの見方も強まっている。このことから、日米の金利差拡大を意識した円売り・米ドル買いが出る可能性が考えられる。ただ、QE3縮小観測から、先週終盤には株価や債券、商品価格が大きく下落しており、投資家のリスク回避の動きが強まったことから、安全資産の円と米ドルを買う動きも出ており、この流れが強まるようなら、やや上値は限定的となる可能性もあるだろう。
テクニカル的には、一目均衡表の雲に沿って上昇しており、週末には雲下限を上抜ける動きとなっている。また、MACDでは両線のクロスが近いことから、クロスとなれば一段の上昇が考えられる。その場合に上値ポイントは、雲上限の99.99〜101.26円近辺と考えられる。しかし、雲下限99.67〜98.15円を再び下抜ける場合には、上値の重い動きとなる可能性が考えられる。そして、重要な下値ポイントとなる93.80円を下抜けるようなら、92.80円が次の下値計算値となる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

125.18 〜 129.34

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い動きが予想される。米QE3の縮小の可能性が言及されたことや、アベノミクスに理解が示されたことで円売りが優勢となったが、その一方で、株価や債券価格が大きく下落したことから、投資家のリスク回避の動きも強まり、先週終盤には安全資産として円と米ドルが買われる動きとなっている。そのため、週明けからの株価動向に注目したい。引き続き株価が軟調な動きとなる場合には、円買いの動きが継続する可能性が考えられる。また、公営放送の閉鎖問題に絡み、ギリシャ民主左派がギリシャ連立政権から閣僚を引き揚げる可能性もあり、連立政権が安定を失う恐れが指摘されていることから、続報などにも注目したい。
テクニカル的には、先週前半に一目均衡表の雲下限でサポートされ反転となったが、雲上限で上値の重い動きとなっている。MACDで両線のクロスとなれば、再び雲上限(129.86〜131.27円)をトライする可能性が考えられ、ここを完全に上抜けるかがポイントとなる。下値のポイントは、雲下限の125.93〜126.44円近辺、ここを下抜ける場合には、中期的な下げ局面となる可能性も考えられるため注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

147.12 〜 154.06

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。英国の経済指標の改善が続いており、金融緩和策の効果が出始めていると考えられる。しかし、資産買い入れプログラムの規模拡大を主張する当局者もいることから、次回のMPC(英中銀金融政策委員会)まではやや上値は限定的となる可能性もあるだろう。ただ、ボラティリティが高まっていることから、投資家のリスク回避の動きが強まるようなら、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。また、6月27日の英GDPや経常収支の結果にも注目したい。ここで改善が示される場合には、英国経済の回復期待も高まるだろう。
テクニカル的には、MACDで両線の乖離幅が縮小しており、先行するラインが上向きとなっていることから、両線のクロスを見極めたい。クロスすれば一段の上昇シグナルとなる。目先の上値ポイントは152.04円、ここを上抜けるようなら、一目均衡表の雲の上限ラインの153.19〜154.06円を目指す可能性も考えられる。下値のポイントは、雲下限ラインの148.58円近辺と考えられ、ここを上抜けるようなら147.12円がポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

87.55 〜 93.80

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。序盤は値を戻す動きも考えられるが、米国の緩和策縮小の可能性が示唆されたことで、株式市場や商品市場への資金流入の後退観測を背景に、株価や資源価格の下落が続いており、この流れが続く場合には、豪ドルも軟調な展開が続く可能性が考えられる。また、中国経済や中国の経済指標結果に対する懸念も、問題が拡大する場合には豪ドルの圧迫材料となるだろう。そして、依然として豪ドルは高い水準にあるとの中銀の見方や、利下げ観測もあり、当面上値の重い展開が続く可能性が予想される。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線の乖離幅が縮小傾向にあるものの、クロスまでは日柄(2日〜3日程度)を要するだろう。また、週足のMACDでは、乖離幅が拡大中であることから、反転しても上値は限定的だろう。そして、一目均衡表では、6月26日(±3日)に相場の転換・加速となる可能性が高まる日柄であることから、このあたりの動きに注目したい。目先の下値のポイントは、88.93円、88.64円と考えられ、ここを完全に下抜けるようなら、87.55円までの下げも想定しておきたい。上値のポイントは90.05円、ここを上抜ければ@91.21円 A92.57円 B93.80円 近辺まで考えられ、@を抜ける動きとなれば、一旦値を戻す展開となる可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.21 〜 10.03

 

今週の予想

今週は、やや値を戻す動きが予想される。先週後半に、株価や商品価格が大きく下落したものの、週末にはやや値を戻す動きも出ている。この流れが続く可能性も考えられる。また、南アフリカの商工会議所が、7月上旬に鉱山労働者の全国組合と賃金交渉を開始するとの話も出ており、好感される可能性もある。ただ、交渉の内容次第であることや、マーケットがリスクに敏感になっていることから、株価の動きなどには注目したい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線の乖離幅が縮小しており、両線がクロスしていることから、一旦値を戻す展開が考えられる。目先の上値ポイントは@9.64円 A9.72円 B9.78円 近辺と考えられ、Bを上抜ければ一段の上昇も考えられる。その場合には、目先10.03円を目指す可能性が考えられる。下値のポイントは、@9.43円 A9.30円 B9.21円 近辺と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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