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2024-04-17 01:39:58

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年6月10日

週間マーケット展望  2013年6月10日

先週の振返り

先週は、米国の主要な経済指標が市場予想を下回る結果が続いたことや、欧州域内の失業率悪化など欧州経済の先行き懸念が高まったことを背景に、前半は世界的に株価が下落する動きとなり、投資家のリスク回避の動きから、比較的安全資産とされる円を買う動きが強まった。その後は、株価の乱高下が続いたことから、米ドル/円・クロス円も荒っぽい動きとなった。そして、週末には米雇用統計の結果を受けて大きく下落する場面があったものの、株価が大きく上昇したことから米ドル/円・クロス円も安値から値を戻した。

今週の展望

今週は、引き続き株価の動向に左右される展開が続く可能性が考えられる。ここまで米ドル/円・クロス円を押し上げてきた円安シナリオには新鮮味に欠けるところもあり、やや一服感が強まっている。日本の緩和策の効果が示されることや、新たなメッセージが出るまでは動きにくいだろう。そのため、今まで以上に経済指標の結果に対して過敏に反応している。ここまでの上昇幅を考えればある程度の調整があっても不思議ではないが、相場の変化が速く、変動幅も大きくなっていることから注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

95.42 〜 98.87

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。最近の経済指標の悪化を背景に、景気回復期待がやや後退している。そのため、やや上値の重い展開が続く可能性も考えられる。個々の指標結果に一喜一憂する場面も出ており、昨年から続いていた円安シナリオに対する期待感も一服している。そのため、上値はやや限定的と考えられる。また、期待先行で円売りが続いたことの反動で一旦の調整局面とも考えられる。そのため、目先の材料で相場局面が変化するケースも多くなっており、変動速度も速くなっている。
テクニカル的には、先週末に一目均衡表の雲下限を下抜ける場面もあったが、再び雲の上側に値を戻している。ローソク足の足型は上影陽線となっていることから、週明けから値を戻す動きとなる可能性も考えられる。しかし、MACDで両線の乖離幅が拡大していることや、先行するラインがゼロポイントを下抜けていることから、週明けの動きが重要となる。雲上限ラインが97.36〜97.29円にあり、ここより上で陽線となる場合には、上値のポイントである98.87円を目指す動きも考えられる。しかし、陰線となる場合や、終値ベースで雲上限を下抜ける場合には、軟調な動きが継続する可能性が考えられる。そして、雲下限の95.42〜95.54円を下抜ける場合には、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

124.93 〜 131.40

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。株価動向により押し上げられる可能性があるものの、欧米経済には不透明感が残っている。特に、欧州では消費者物価指数が上昇し、デフレ懸念が後退するなど景気底打ちの兆しが見られるものの、失業率が過去最悪を更新し続けており、スペインやイタリアなどの南欧諸国では銀行の貸し渋りも深刻となっている。また、5月に実施した利下げの効果を見極めるため、今回の利下げは見送ったものの、追加利下げの可能性を示唆した前回のECB理事会後の総裁発言もあり、今後の指標結果次第では利下げもあり得ると指摘する向きも多い。このことから、上値は限定的と考えられる。また、対米ドルで上昇しているものの、一服する場合には圧迫要因となる可能性もあるだろう。
テクニカル的には、先週末に一目均衡表の雲上限ラインを下抜ける場面もあったが、下影線となってサポートされている。このことから、週明け一旦値を戻す動きも考えられる。目先の上値ポイントは129.51円、ここを完全に上抜ければ一段の上昇も考えられるが、完全に上抜けない場合には軟調な展開が継続する可能性もあるだろう。また、MACDでは両線の下向きが継続しており、乖離幅が拡大傾向にあることも注目のポイントである。目先の下値のポイントは、一目均衡表の雲上限ラインの126.98〜126.92円、ここを下抜ける場合には、雲下限の124.93〜125.04円抜けにも注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

148.20 〜 153.82

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。引き続き、株価の動向を受けた投資家のリスク容認度の変化に左右される動きが考えられる。ただ、英国の経済指標の改善が続いていることなど、緩和策の効果も出始めている。そして、今週発表される英国の製造業関連や、雇用関連の経済指標が改善するようなら、英ポンドは底固い展開が続く可能性もあるだろう。
テクニカル的には、先週末のローソク足の足型が下影線となっていることから、週明けから堅調な展開も考えられる。ただ、週明けで152.06円を上抜けない場合や、陰線となる場合には、再び下げとなる可能性も想定しておきたい。目先の上値ポイントはレジスタンスの151.81円となり、ここを上抜けるようなら上値ラインの153.40〜152.84円、その上は153.82円までの上昇も想定しておきたい。下値のポイントは、一目均衡表の雲上限の149.51〜150.19円と考えられ、終値ベースで雲の中に入る場合には、一段の下げも想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

89.34 〜 96.81

 

今週の予想

今週は、上値の重い動きが予想される。今週も株価動向に影響を受ける可能性があるものの、先週豪中銀が豪ドル相場は依然として高水準にあると指摘したことや、追加利下げの可能性を示唆したことから、引き続き上値の重い展開が続く可能性が考えられる。特に、経済指標の発表だが、6月13日の豪州雇用統計では、失業率、雇用者数の悪化が予想されていることから、指標結果には注目したい。また、6月8日、6月9日には中国の主要な経済指標の発表が予定されており、貿易収支では輸出・輸入がいずれも前回を下回ると予想されていることから、この結果を受けた週明けの動きにも注意したい。
テクニカル的には、先週末のローソク足の足型が下影線となっていることから、週明けはやや値を戻す動きも考えられる。戻りの程度によっては引き続き軟調な動きとなることも考えられる。上値のポイントは93.26円、ここを完全に上抜ける動きとなれば、一旦値を戻す動きとなる可能性も考えられる。また、オシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が先週まで拡大しているが、これが縮小する場合には反転を示唆する形となることから注目したい。ただ、週足のMACDではまた下げ余地が残っていると判断できることから、現状での戻りは限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.45 〜 10.35

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い動きが予想される。世界的な株価動向を背景に、投資家のリスク容認度の変化に敏感に反応している。株式市場の下げも日柄などからやや一服するとの見方があるものの、一段の調整となる可能性も考えられる。そのため、世界の株価動向には注目した。ただ、南アフリカ国内の諸問題に目立った進展はなく、一部では南アフリカ国債の格下げの可能性を指摘する向きもある。そのため、値を戻す動きとなる場合でも上値は限定的となる可能性が考えられ、本格的な南アフリカランド反転にはまだ時間が必要だろう。
テクニカル的には、週足一目均衡表の雲上限を下抜ける動きとなっている。目先の上値のポイントは雲上限の9.87円近辺だが、ここを上抜けるかがポイントとなるだろう。日足では、先週末のローソク足の足型が下影線となっていることや、MACDで両線の乖離幅が縮小傾向にあることから、一旦値を戻す動きも考えられる。目先の上値ポイントは、@9.88円 A10.02円 B10.12円 近辺と考えられ、現状では上値は10.26〜10.36円近辺までだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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