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マーケット > レポート > 投資環境ウィークリー > 新型肺炎を巡る先行き不安と金融・財政政策の綱引きへ

新型肺炎を巡る先行き不安と金融・財政政策の綱引きへ

2020/3/24
提供:三菱UFJ国際投信

荒武 秀至の今週の注目ポイント!

  • 主要株価指数が暴落、金融危機以来の不透明感が市場を覆う
  • 新型肺炎リスクは先行き不透明感が強く、世界同時景気後退懸念が高まる
  • 当面の金融市場は新型肺炎を巡る懸念と金融・財政政策との綱引きで不安定さが継続へ

「投資環境ウィークリー」3月23日号より抜粋

PDFです。新しいウィンドウで開きます。 「投資環境ウィークリー」全文はこちら(PDF)

金融危機以来の不透明感が市場を覆う

■ 米国株を始め主要株価指数が大幅下落
新型肺炎の世界的な感染拡大を受け、金融市場の混乱が続いており、リスク資産だけでなく安全資産までも売られる状況です。先週の主要国の株式市場は軒並み大きく下落し、リートや金価格も下落、原油価格は暴落しました。為替市場ではドル不足から米ドルが上昇しています。各国中銀は金融緩和の緊急措置をとり、財政支出を拡大しています。ただ金融市場の混乱は収まらず、新型肺炎感染者数のピークアウトが待たれる状態です。

■ 金融危機以来の先行き不透明さ
新型肺炎の感染拡大による世界的な需要減少から、今年前半の主要国成長率はマイナスに沈む公算が高まっています。3月の経済統計は予想を上回る悪化が確認され始め、世界的な景気後退が意識されています。新型肺炎の影響で経済活動が断絶されているため、火急な政策対応が求められます。特に欧米は深刻さを増しています。現状では景気の急回復は望み難く、新型肺炎収束の兆しがみえない限り市場に安心感は生じないと考えられます。

■ 景気悪化懸念と政策期待との綱引きに
今週も3月の経済指標が公表されるなか、景気懸念は高まるとみられます。金融市場は政策期待で好転しても、信用不安や景気停滞の長期化懸念で調整する局面が続く見通しです。日本は新型肺炎リスクを最低限に抑えているとの評価もあるなか、今週26日に聖火リレーが始まる今夏の東京五輪開催の行方が注目されます。(向吉)

今週の主要経済指標と政治スケジュール

3/24(火)
  • (日)3月  製造業PMI(マークイット、速報)
    2月:47.8、3月:(予)NA
  • (米)2月新築住宅販売件数
    1月:+76.4万件、2月:(予)+75.0万件
  • (米)3月  製造業PMI(マークイット、速報)
    2月:50.7、3月:(予)44.0
  • (米)3月  サービス業PMI(マークイット、速報)
    2月:49.4、3月:(予)42.0
  • (欧)3月  製造業PMI(マークイット、速報)
    2月:49.2、3月:(予)39.0
  • (独)3月  製造業PMI(マークイット、速報)
    2月:48.0、3月:(予)40.0
3/25(水)
  • (米)2月  製造業受注
    (航空除く非国防資本財、前月比、速報)
    1月:+1.1%、2月:(予)▲0.3%
  • (英)2月  消費者物価(前年比)
    1月:+1.8%、2月:(予)+1.7%
3/26(木)
  • (米)10-12月期 実質GDP(確報)
    7-9月期:+2.0%
    10-12月期:(予)+2.1%(改定:+2.1%)
  • (欧)EU首脳会議(〜27日)
  • (独)4月  GfK消費者信頼感指数
    3月:+9.8、4月:(予)+7.7
  • (英)金融政策委員会(MPC)結果公表
    バンク・レート:0.1%→(予)0.1%
  • (英)2月  小売売上高
    1月:+0.9%、2月:(予)+0.2%
3/27(金)
  • (米)2月  個人所得・消費(消費、前月比)
    1月:+0.2%、2月:(予)+0.2%
  • (米)2月  PCE(個人消費支出)デフレーター
    総合 1月:+0.1%、2月:(予)+0.1%
    除く食品・エネルギー
    1月:+0.1%、2月:(予)+0.2%
  • (米)3月  消費者信頼感指数(ミシガン大学、確報)
    2月:101.0、3月:(予)90.0(速報:95.9)

注)(日)日本、(米)米国、(独)ドイツ、
    (豪)オーストラリア、(中)中国、
    (伯)ブラジル、(他)その他、を指します。
     日程および内容は変更される可能性があります。

出所) 各種情報、Bloombergより当社経済調査室作成

注)MSCI WORLD、MSCI EM、S&P先進国REIT指数は米ドルベース。
       原油は1バレル当たり、金は1オンス当たりの価格。
       騰落幅、騰落率ともに2020年3月13日対比。

出所) MSCI、Bloombergより当社経済調査室作成

注)上記3図の直近値は2020年3月20日時点。

出所)Bloombergより当社経済調査室作成

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  • 当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客さまご自身の判断でなさるようお願いいたします。
  • 当資料に示す意見等は、特に断りのない限り当資料作成日現在の三菱UFJ国際投信経済調査部の見解です。また、三菱UFJ国際投信が設定・運用するファンドにおける投資判断がこれらの見解に基づくものとは限りません。
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