2020/2/18
提供:三菱UFJ国際投信
「投資環境ウィークリー」2月17日号より抜粋
PERは約19倍、低水準の米国債利回りが支え
■ PERは2018年初の18倍を突破し約19倍へ
先週も米株式市場は上昇。NYダウは3万ドルの大台を試す水準に迫っています。足元の株式市場は企業業績ではなく、期待先行で上昇しているとみられます。S&P500のPERは2019年10月以降に上昇基調となり、2018年初のトランプ減税前につけた18倍を突破し、足元では19倍に迫っています。高水準のPERからは割高感も警戒されますが、足元では米10年債利回りの低下により、リスクプレミアムの下げは限定的で割安との判断も可能です。
■ 今週は金融政策動向と企業景況感に注目
今週は、FOMC議事録やFOMCメンバーの講演、また米連銀の企業景況感や各国のPMIが注目です。リスクプレミアムから割安感を主張することは出来るものの、支えていた金融緩和や企業景況感で変調が確認されれば、株高が修正されるリスクにも注意が必要です。(永峯)
今週の主要経済指標と政治スケジュール
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2/19(水) |
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2/21(金) |
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注)(日)日本、(米)米国、(独)ドイツ、
(豪)オーストラリア、(中)中国、(他)その他、
を指します。
日程および内容は変更される可能性があります。
出所) 各種情報、Bloombergより当社経済調査室作成
注)MSCI WORLD、MSCI EM、S&P先進国REIT指数は米ドルベース。
原油は1バレル当たり、金は1オンス当たりの価格。
騰落幅、騰落率ともに2020年2月7日対比。
出所) MSCI、Bloombergより当社経済調査室作成
注)上記3図の直近値は2020年2月14日時点。
出所)Bloombergより当社経済調査室作成
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