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2024-04-24 05:47:45

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貿易摩擦への警戒はあるもIMFは成長率見通しを据え置き、原油高によるインフレも警戒

2018/04/24
提供:三菱UFJ国際投信

荒武 秀至の今週の注目ポイント!

  • 2月以降に貿易摩擦の懸念が高まるも、IMFは1月の成長率見通しから大きな変更なし
  • WTI原油先物が70ドルに迫る、インフレを警戒し、米10年債利回りは2.9%台へ
  • 今週は日本企業の決算が本格化、GW明けまでには主要国の金融政策決定会合が続く

「投資環境ウィークリー」4月23日号より抜粋

PDFです。新しいウィンドウで開きます。 「投資環境ウィークリー」全文はこちら(PDF)

IMFの新たな成長率見通しは前回1月から大きな変更はなく、2月以降に警戒感が高まった貿易摩擦による実体経済への影響は今のところ限定的です。先週はNY原油先物が上昇し、インフレ懸念が意識され、米10年債利回りは2月以来の2.9%台へと上昇しました。今後の原油価格は、米シェール企業の生産やOPEC協調減産の出口戦略等(2018年12月以降)により、上値は抑えられるとみています。
ゴールデン・ウィーク明けとなる5月7日までには、26日のユーロ圏、26-27日の日本、5月1-2日の米国と主要国の金融政策決定会合が続きます。各中銀会合で、政策の見直しが行われる可能性は低いとみていますが、原油価格の上昇に伴うインフレ懸念についてどのような見方が示されるかが注目されます。北朝鮮情勢は27日の南北首脳会談がありますが、市場への影響は限定的とみています。

◆米国:3月の小売売上高は前月比+0.6%と4ヵ月ぶりにプラスに転じました。4月の消費者信頼感指数は、ミシガン大学調査(速報)は3月より上昇しており、コンファレンスボード調査でも上昇が確認されれば(予想は低下)、不安は一部和らぐとみています。企業景況感は、ISM製造業(5月1日)、ISM非製造業(5月3日)で引き続き鈍化が予想されていますが、依然高水準の見通しです。また雇用統計は、平均時給が前月比+0.3%と3月に続き高水準が維持される見込みです。
◆日本:2017年度の決算発表が本格化します。日経平均は2万2,000円台を回復していますが、ドル円は未だ108円を下回る円高水準です。企業業績は堅調とみられていますが、企業が想定為替レートを見直し、割安とみられていた株価水準の評価が修正されるリスクに注意が必要です。日銀は、黒田総裁の新体制で初の会合・展望レポートとなりますが、大きな変更はないとみています。
◆ユーロ圏:経済指標は予想を下回るものもみられますが、通貨ユーロは堅調です。同通貨高がインフレ加速の重石になっている面もあり、30日のドイツ、3日のユーロ圏CPIではECBが利上げを急ぐ結果にはならないとみています。
◆その他:金融政策決定会合では、トルコが利上げ、ロシアと豪州が据え置きの見通しです。トルコでは2019年の大統領選が2018年6月24日に前倒しが決定されました。現政権は選挙対策もあり、緩和的な金融政策を維持するよう中銀に圧力をかけていたともみられ、選挙が前倒しされ政治意的にも利上げがしやすい環境となることはポジティブです。利下げを行っているロシアでは、欧米の経済制裁が嫌気され通貨が下落。下落幅は縮めているものの、今会合では据え置きが多数を占めています(24人中16人) 。豪州では、会合前後に予定される、1-3月期の消費者物価(24日)、四半期金融政策報告(4日)にも注目です。(永峯)
※次回の投資環境ウィークリーは5月8日発刊です。

今週の主要経済指標と政治スケジュール

4/23(月)

(欧)4月 製造業PMI(マークイット)
3月:56.6、4月:(予)56.0
(欧)4月 サービス業PMI(マークイット)
3月:54.9、4月:(予)54.8

4/24(火)

(米)4月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
3月:127.7、4月:(予)126.0
(独)4月 ifo景況感指数
3月:103.2、4月:(予)104.7
(豪)1-3月期 消費者物価(前年比)
10-12月期:+1.9%
1-3月期:(予)+2.0%

4/25(水)

(他)トルコ 金融政策決定会合
レポレート:8.0%⇒(予)8.0%
翌日物貸出金利:9.25%⇒(予)9.25%
翌日物借入金利:7.25%⇒(予)7.25%
後期流動性貸出金利:12.75%⇒(予)13.25%

4/26(木)

(日)日銀金融政策決定会合(〜27日)
政策金利残高適用金利:▲0.1%⇒(予)▲0.1%
10年国債利回り:0%⇒(予)0%
(欧)欧州中央銀行(ECB)理事会
リファイナンス金利:0.0%⇒(予)0.0%
限界貸出金利:0.25%⇒(予)0.25%
預金ファシリティ金利:▲0.4%⇒(予)▲0.4%

4/27(金)

(日)黒田日銀総裁記者会見
(日)経済・物価情勢の展望(基本的見解)
(米)1-3月期 実質GDP(速報、前期比年率)
10-12月期:+2.9%、1-3月期:(予)+2.0%
(他)ロシア 金融政策決定会合
1週間物入札レポ金利:7.25%⇒(予)7.25%
(他)南北首脳会談

4/30(月)

(米)3月 個人所得・消費(消費、前月比)
2月:+0.2%、3月:(予)+0.4%
(独)4月 消費者物価(前年比)
3月:+1.6%、4月:(予)NA
(中)4月 製造業PMI(国家統計局)
3月:51.5、4月:(予)NA

5/1(火)

(米)4月 米供給管理協会(ISM)製造業景気指数
3月:59.3
4月:(予)58.6
(米)連邦公開市場委員会(FOMC)(〜2日)
FF目標金利:1.5-1.75%⇒(予)1.5-1.75%
(豪)金融政策決定会合
キャッシュレート:1.5%⇒(予)1.5%

5/2(水)

(米)4月 ADP雇用統計(民間部門雇用者数、前月差)
3月:+24.1万人、4月:(予)+20.4万人
(欧)1-3月期 実質GDP(速報、前期比)
10-12月期:+0.6%、1-3月期:(予)NA
(中)4月 製造業PMI(マークイット)
3月:51.0、4月:(予)NA

5/3(木)

(米)4月 米供給管理協会(ISM) 非製造業景気指数
3月:58.8、4月:(予)58.3
(欧)4月 消費者物価(速報、前年比)
3月:+1.4%、4月:(予)NA

5/4(金)

(米)4月 雇用統計
非農業部門雇用者数(前月差)
3月:+10.3万人、4月:(予)+18.5万人
平均時給(前年比)
3月:+2.7%、4月:(予)NA
失業率 3月:4.1%、4月:(予)4.0%
(豪)中銀四半期金融政策報告

注)上記の日程及び内容は変更される可能性があります。

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