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【そうだったのか!ETF徹底解剖】第17回 ETFの二重の貸株(レンディング)によるリターン向上の機会とは?

2018/6/27

投資信託は、その保有証券を貸し出すことによる品貸料を得ることでリターンの上乗せを目指すことがよくあります。個人投資家でいえば、保有している個別銘柄の株券の貸出を行っているのと同様です。そのため、投資信託の基準価額の変動にはこの品貸料(手数料控除後)が含まれ、投資信託の保有者のリターンの向上に寄与しています。ETFはもちろん投資信託ですから、ETFの保有している証券を貸し出すのが一般的です。この保有銘柄の貸出とは別に、ETFにユニークなのが、ETFの受益権自体の貸出も可能であるということです。ETFは投資信託であると同時に上場証券でもあります。そのためETFの受益権を貸し出すことで品貸料を得るという行為が可能になっているのです。

ETFの二重の貸株@=ETFの保有銘柄の貸出

ETFは投資信託でもあり、複数の証券に分散投資をしてそれらを保有しています。この個別の株式や債券には、その証券を借りて空売りや決済のやりくりなどに利用したい市場参加者のニーズが存在します。それに応えるために多くの投資信託では、彼らに対して保有証券を貸し出す、いわゆる「貸株(セキュリティーズ・レンディング)」を行い、その対価としての手数料を受け取っています。この手数料は経費を控除した後にファンドに帰属され、基準価額の変動の一部として投資家に還元されています。
ETFも投資信託であり、証券のバスケットを保有しているので、その保有証券の貸出を行っているものが大半です。この保有銘柄の貸出はニーズの高いものであれば高いレートの手数料を受け取ることができ、ものによってはETFの運用にかかる経費率を超える収益を上げる場合もあります。この保有銘柄の貸出は、ETFの投資家は特に意識することはなく、ファンド内である意味自動的に行われている「貸株」になります。

ETFの二重の貸株A=ETFの受益権の貸出

その一方でETFは上場証券でもあります。ということは、ETF自体の空売りや、決済のやりくりなどのために一時的にそのETFの受益権自体を借りたいというニーズもまた存在します。これに対して、投資家は証券口座などで保有しているETFの受益権を貸し出すことが出来ます。これはあたかもETFという個別銘柄の株式を貸し出しているようなものです。これは非上場の投資信託にはできないETFの追加的なリターン向上の機会です。このETFの受益権の貸出は、個人投資家も証券会社の口座を通して可能となっています。国内上場ETFは国内株の貸株と同様の仕組みで可能となっていますし、SBI証券では米国上場ETFの貸株サービスも提供されています。

ETFの二重のレンディングのイメージ

二重の貸株が可能であるというETFの優位性

ある複数の株式の銘柄バスケットを保有した場合はその銘柄バスケットを貸し出すことが出来ます。これは投資信託という「箱」の中に個別銘柄のバスケットを入れた場合も、その「箱」の中で行うことができます。しかし、その「箱」自体を貸し出すことができるのは、その「箱」もまた上場されているETFならではの優位性です。もし、長期でETFを保有するのであれば、ETFの受益権の貸出は、リターンを向上させる方法として、(税制面やリスクを勘案した上で)検討に値するのではないでしょうか。

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著者

渡邊 雅史(わたなべ まさふみ)

ウィズダムツリー・ジャパン株式会社 ETFストラテジスト

アクセンチュアにて金融機関向けコンサルティング業務に携わった後、バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現ブラックロック・ジャパン)にポートフォリオマネジャーとして入社。その後、ETF部門のストラテジストを務める。金融ベンチャー企業に参画した後、2016年より現職。ETF及びETF市場の分析や、機関投資家及び個人投資家に対するETFを用いた運用戦略の立案・提案業務などに幅広く携わっている。慶應義塾大学総合政策学部卒、早稲田大学大学院ファイナンス修士(MBA)。著書に『計量アクティブ運用のすべて』、『ロボアドバイザーの資産運用革命』(ともに共著、金融財政事情研究会)、訳書に『ETFハンドブック』(金融財政事情研究会)がある。

渡邊 雅史

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