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2019-12-10 06:12:18

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注目高まる「配当貴族指数」!厳選の「公爵」銘柄はコレ!?

2016/03/30

年初の急落で不安定化の懸念が残る株式市場、世界経済の成長鈍化傾向、長期金利の低下などを受けて、株式市場では「配当」に対する注目が高まっています。そこで今回は、「25年以上連続して増配を実施している」銘柄からなる「S&P500配当貴族指数」をご紹介します。同指数のパフォーマンスは年初来好調です。同指数自体に投資することもできますが、同指数の構成銘柄には米国を代表する優良企業が含まれていると考えられるため、投資対象を考える際のユニバースとしても非常に有用です。構成50銘柄から高成長企業を厳選して、5つの「公爵」銘柄をご紹介いたします。

図表1:注目銘柄リスト

銘柄 株価(3/29) 52週高値 52週安値
ホーメル フーズ(HRL) 44.40ドル 45.72ドル 27.08ドル
ウォルグリーン ブーツ アライアンス(WBA) 83.02ドル 30.67ドル 9.89ドル
エアープロダクツ アンド ケミカルズ(APD) 145.03ドル 154.55ドル 114.64ドル
シャーウィン ウィリアムズ(SHW) 285.60ドル 294.35ドル 218.27ドル
マクドナルド(MCD) 123.97ドル 125.00ドル 87.50ドル
  • ※当社WEBサイトをもとにSBI証券が作成
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注目高まる「配当貴族指数」

年初の急落で不安定化の懸念が残る株式市場、世界経済の成長鈍化傾向、長期金利の低下などを受けて、株式市場では「配当」に対する注目が高まっています。

配当利回りが高い公益事業セクターの株価指数は年初来13%上昇して、横ばいにとどまるS&P500指数を大きく上回っています。また、米国株投資関連のWEBサイトでは、様々な切り口で配当に着目した投資アイデアが提案され、配当に対する投資家の興味の高まりが窺えます。

そこで今回注目したのが、「S&P500配当貴族指数」です。これは、米国の代表的な企業からなる「S&P500指数」の構成銘柄から、「25年以上連続して増配を実施している」銘柄を取り出した株価指数です。

「配当貴族指数」のパフォーマンスは、図表3の通り良好です。09年から12年にかけてS&P500指数をアウトパフォームした後、13年から15年にかけては同程度のパフォーマンスでしたが、16年に入って株式市場で配当への注目が高まる中で、再度アウトパフォームとなっています。

同指数自体にも注目できますが、その構成銘柄群は優良企業を探す場合に非常に便利なユニバースになると考えられます。

「25年以上連続して増配」している企業群ですので、

・必ずしも連続「増益」ではないわけですが、それにしても業績が長期に安定して拡大しているだろう
・25年間増配を続けているほどだから、株主還元に対するスタンスが高い会社だろう

ということが予想されます。同指数の構成銘柄を確認して投資を考えてみましょう。

尚、同指数自体に投資したい方には、同指数への連動を目指す「NEXT NOTES S&P500 配当貴族(ネットリターン) ETN(2044)」が利用できます。同ETNは東証上場で、邦貨で投資ができます。

図表2:S&P500指数を大きく上回る公益事業の株価指数

  • 注:最後のデータは3/28です。
  • ※ブルームバーグデータをもとにSBI証券が作成

図表3:S&P500指数を上回るS&P500配当貴族指数

  • 注:両指数とも配当を含むトータルリターン指数によります。最後のデータは3/28です。
  • ※ブルームバーグデータをもとにSBI証券が作成
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「配当貴族指数」にはどんな銘柄が入っている?

配当貴族指数は、3/28現在50銘柄からなります(図表4)。

(1)S&P500指数の構成銘柄である、(2)25年間以上連続して増配している、(3)選定時の時価総額が30億ドル以上、1日当たり売買代金平均が500万ドル以上、の条件で選定され、年1回入れ替えが行われます。

図表4の赤字で表示しているのは、時価総額300億ドル以上の大型企業で、コカ コーラ、マクドナルド、ペプシコ、3M、ウォルマート、エクソン モービルなど馴染み深い銘柄も含まれています。

これら50銘柄はいずれも投資対象として研究する価値のある銘柄群だと思われますが、今回は高成長企業を中心に見るという観点から、過去10年間でEPS、配当とも2倍以上になっている銘柄を図表5に抽出しています。

さらにこの中から、赤字で表示した今期予想EPS増加率の高い5銘柄を厳選「公爵」銘柄としてピックアップしています。

「SPAM」が有名な食肉加工大手でオーガニック食品への展開が注目されるホーメルフーズ(HRL)、ドラッグストアチェーンとして世界初のグローバル展開が注目されるウォルグリーン ブーツ アライアンス(WBA)、安定成長する企業が多い産業用ガスのエアープロダクツ アンド ケミカルズ(APD)、ペイント店舗の展開で成長、さらに同業の買収によってグローバルトップに躍り出ようとしているシャーウィン ウィリアムズ(SHW)、4年にわたった業績停滞から成長軌道に戻りつつあるマクドナルド(MCD)です。

図表4:「配当貴族指数」の構成銘柄

  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表5:過去10年で1株当たり利益と配当が2倍以上になっている銘柄

  • 注:ブラウン フォーマン(BF/B)は当社の取扱いがありません。
  • ※BloombergデータをもとにSBI証券が作成
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「配当貴族指数」から厳選の「公爵」銘柄はコレ!?

銘柄名 株価
(3/29)
44.40ドル 予想PER
(倍)
28.6
ポイント
  • 食肉加工大手で、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工冷蔵製品が主力です。ランチョンミート(ソーセージの材料を腸ではなく型に詰めたもの)の「SPAM」が有名です。50年連続増配です(16年10月見込みを含む)。
  • 加工食品への需要が増加基調の中、カテゴリでトップまたは2位のブランドを30以上保有していることから安定的な成長を遂げられているようです。
  • 15年7月には、オーガニックの食肉加工大手アップルゲート(15年の売上見込340百万ドル)を買収しています。このほか、オーガニックなピーナッツバターやワカモレなども擁し、オーガニック食品への注力で成長を目指しています。
株価チャート(週足2年)
EPSと配当の推移
銘柄名 株価
(3/29)
83.02ドル 予想PER
(倍)
18.5
ポイント
  • 大手ドラッグストアチェーンのウォルグリーンが14年に欧州地盤のアライアンス・ブーツを買収してできた企業です。11ヵ国に13,100店の小売店を展開するほか、350の物流拠点を有し、37万人を雇用しています。
  • 15年の売上は米国の医薬品小売が810億ドル、米国外の医薬品小売が88億ドル、医薬品卸が153億ドルとなっています。小売事業のグローバルブランドに「Walgreen」「Duane Reade」「Boots」などがあります。
  • 国際的に広く展開する世界初のドラッグストアチェーンの誕生として注目されています。社会の高齢化や米国ではオバマケアによる処方薬の増加傾向から恩恵を受けて成長が期待されます。
株価チャート(週足2年)
EPSと配当の推移
銘柄名 株価
(3/29)
145.03ドル 予想PER
(倍)
19.5
ポイント
  • 産業用ガス事業をグローバルに展開、独リンデ、仏エア・リキード、米プラクセアーに次ぐ世界4位の規模です。連続増配は34年に達します。
  • 産業用ガス事業は顧客企業への「サービス」として提供されることが多く、景気への感応度が高い産業向けであっても安定成長を遂げる企業が多く、同社もその例にもれません。16年9月を目標に売上・利益の約2割を占めるマテリアルズ・テクノロジー部門(エポキシ樹脂、界面活性剤など)を分離して、産業ガスに特化する意向です。
  • 15年10-12月期は、ドル高の影響とエネルギーコスト低下の反映で売上が8%減少したものの、価格引き上げとコスト削減で営業利益率が22.0%へ4.6%ポイント向上して、営業利益は前年同期比17%増となっています。16年9月通期のEPSガイダンス(7.25-7.50ドル)の仲値は前年同期比12%に相当します。
株価チャート(週足2年)
EPSと配当の推移
銘柄名 株価
(3/29)
285.60ドル 予想PER
(倍)
23.0
ポイント
  • ペイントやコーティング材のメーカーで、米PPGインダストリーズ(同社も配当貴族指数の構成銘柄です)に次ぐ規模です。セクター分類は化学品メーカーになりますが、米州で4,000店以上の直営ペイント店を展開して部門利益の約7割は小売部門からなり、小売企業の性格が強い会社です。
  • 3/20にシャーウィン ウィリアムズは米国で業界3位のバルスパー(VAL)の買収で合意しています。これにより、(1)PPGインダストリーズを抜いてペイント・コーティング業界のグローバルトップになる見込みで、(2)手薄であったアジア・太平洋、欧州地域への事業展開が可能になり、(3)年間280百万ドルのコストシナジーが期待され、ポジティブなディールと考えられます。
  • 15年12月期業績は、売上はドル高による目減りもあって2%増にとどまりましたが、ペイント店部門の増益が牽引して、税前利益は26%増と好調です。
株価チャート(週足2年)
EPSと配当の推移
銘柄名 株価
(3/29)
123.97ドル 予想PER
(倍)
23.0
ポイント
  • 外食で世界首位のハンバーガーチェーンです。世界100ヵ国で36,000店以上を展開、うち80%超がフランチャイズによります。
  • 12年から14年にかけて業績は停滞しましたが、15年に入って既存店売上の前年比マイナス幅が縮小傾向となり、7-9月期には前年比プラスに回復、10-12月期は同5%増まで高まっています。主力の米国では、朝食メニューの終日提供などが成功したほか、店舗の改装を進めてきた効果が表れてきたと見られます。
  • イースターブルックCEOは「過去数年に失った市場シェアを取り戻す位置につけている」としており、マクドナルドの反撃は始まったばかりと言えそうです。海外売上比率が高く(15年12月期は66%)、ドル高によるマイナスの影響が和らぎつつあることにも注目できるでしょう。
株価チャート(週足2年)
EPSと配当の推移
  • ※株価チャートは当社WEBサイトを通じて、EPSと配当の推移のグラフはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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