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今、旬の銘柄は?投資家の選択はこれ!

2014/2/13   SBI証券

先週7日(金)に発表された雇用統計はどちらとも取れる悩ましい内容で、課題は今後に持ち越された。

このような局面で、投資家の皆様の人気を集めた銘柄を集計してみた。

銘柄の人気動向やその変化を知ることは、他の投資家の相場観を知ることにもつながり有意義である。

市場の方向感が定まらない。先週7日(金)に発表された雇用統計はアナリスト予想を再び大幅に下回る結果ではあったが、今回も寒波の影響を受けていると見られることや、労働参加率が若干上昇する中で失業率が改善しており雇用が悪化していないとみなされたことなどから、新たな悪材料とまではならなかったようだ。ただハッキリ言えば、良い意味にも悪い意味にも受け止められる悩ましい内容であり、金融緩和の削減スケジュールや金利動向、新興国の信用問題などの課題については、今週予定されているイエレン新FRB議長の議会証言以降に持ち越された感が強い(本稿は10日(月)に執筆している)。

このようなどっちつかずの時期には、一番投資スタイルの違いが出やすいものだ。

そこで今回は、この1月にどのような銘柄が投資家の皆様の人気を集めたのかについてご紹介してみたい。ちょうど企業決算の発表期でもあることから、株価が大きく動きやすいタイミングでもある。どの銘柄が人気なのか、そしてその人気にどのような変化があったのかを知ることは、他の投資家の皆様の相場観を知ることにつながり、有意義であろう。

行動1:株価が下がったタイミングを投資のチャンスと考える

以下ご紹介するグラフは、1/6-2/7の当社の米国株全体の買い約定件数のうち、それぞれの銘柄に対する買いが何%を占めたかを表している。例えば、もしグラフが右肩上がりになっていれば、買いに占める比率が高まっているという意味であり、投資家からの人気を集めつつあると解釈してよいだろう。

まずご紹介したい事例は、株価の下落を投資チャンスと捉え買いが集中するケースである。今回の決算発表では、アップル(AAPL)アマゾン ドットコム(AMZN)ツイッター(TWTR)などの株価が大きく下落したが、図1-3を見ると、いずれの銘柄においても発表直後から投資家からの買いが集中している様子がわかる。中長期的な成長シナリオに不安がなければ、保有銘柄の平均単価を引き下げる方法として有効だろう。

図1
図2
図3

同様の事例は、個別銘柄だけではなく米国市場全体に対しても見受けられる。図4-5はiシェアーズ・コア S&P500 ETF(IVV)バンガードトータルストックマーケットETF(VTI)のグラフだが、いずれも米国市場に幅広く投資するETFである。これらが買い約定に占める比率が徐々に上昇しているのは、投資家がリスクを抑えながらも、米国市場の中長期的な反発に期待しているからなのだろう。

図4
図5

行動2:安定的な成長が期待できる優良銘柄に切り替えて様子を見る

たびたび本レポートでも紹介している手法だが、中長期的に安定的な成長を続けてきた優良銘柄に一旦切り替えて市場の動向を見守るのも立派な投資戦略である。市場の方向性がはっきりしないときには、安心感の高い銘柄が好まれやすいためである。このような銘柄の代表格は、ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)プロクターアンドギャンブル(PG)コカコーラ(KO)などで、業績が読みやすいうえにいずれの企業も50年以上増配を続けており投資家からの信頼が厚い企業である。図6-8を見ると、これらの企業の人気がじわじわと高まっている様子がおわかりいただけるだろう。

図6
図7
図8

行動3:リスクの大きそうな地域や業種の買いは控える

リスクはリターンと裏返しになっているケースが殆どである。誰もがダメだと思っていた企業が、復活を遂げた時に株価が劇的に上昇することも珍しくはない(20年前のアップルの株価は10ドルにも満たなかったが、現在では500ドルを超えている)。従って、投資の世界ではリスクが大きいからと言って無条件に敬遠する必要は全くないのだが、それでも、リスクの震源地となりそうな地域あるいは業種に、わざわざ資金を集中させることは避けるべきだろう。

図9-10は、バンクオブアメリカ(BAC)iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETF(EEM)に対する買いの割合が徐々に下がっている様子を示している。

図9
図10
表1

銘柄

コード

株価
(2/10時点)

リターン

配当利回り
(株のみ)

経費率
(ETFのみ)

1ヶ月

3ヶ月

6ヶ月

株価下落に伴い、買いが集中

AAPL

528.99

▲0.7%

+1.9%

+16.4%

2.3%

-

AMZN

360.87

▲9.3%

+1.8%

+21.4%

n/a

-

TWTR

52.92

▲7.2%

+23.4%

n/a

n/a

-

IBM

177.14

▲5.4%

▲3.1%

▲5.7%

2.1%

-

IVV

181.01

▲2.3%

+1.5%

+6.3%

-

0.07%

VTI

93.66

▲2.3%

+1.9%

+6.7%

-

0.05%

優良銘柄として徐々に買いが増えている

JNJ

91.07

▲3.9%

▲3.4%

▲1.4%

2.9%

-

PG

78.03

▲2.8%

▲5.1%

▲4.4%

3.1%

-

KO

38.57

▲3.9%

▲3.3%

▲4.0%

2.9%

-

MCD

94.86

▲1.0%

▲2.3%

▲2.8%

3.4%

-

リスク回避のためか、やや人気が低下

BAC

16.72

▲0.3%

+16.1%

+15.7%

0.2%

-

C

49.32

▲9.9%

▲1.7%

▲3.9%

0.1%

-

EEM

38.29

▲4.9%

▲6.5%

▲2.7%

-

0.67%

VWO

37.85

▲5.1%

▲6.2%

▲4.4%

-

0.18%

投資家に安定した人気がある

FB

63.57

+9.7%

+37.6%

+65.1%

n/a

-

GOOG

1172.93

+3.8%

+16.1%

+31.7%

n/a

-

VT

57.52

▲2.7%

+0.1%

+4.9%

-

0.19%

TOK

51.33

▲2.1%

+1.4%

+6.6%

-

0.25%

  • (Bloombergデータを基にSBI証券作成)
  • ※上記実績は過去のものであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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