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米国株式市場は1年で最も警戒が必要な季節を迎える

米国株式市場は1年で
最も警戒が必要な季節を迎える

2020/9/10

19・10月の相場には注意!

9月7日(月)はレーバーデー、米国は3連休でした。アメリカでは学校の新年度が9月から始まる関係で、例年、この時期になると(さあ、今年も頑張るぞ)と心機一転するビジネスマンも多いです。

新規株式公開(IPO)の案件などもレーバーデー明けに集中する傾向があります。

ところがアメリカ人がそういう風に仕事に対して本気を出すと、どうも株式市場の方はスランプに陥ることが多いようです。

下は1950年以降のS&P500指数の月次平均パフォーマンスです。

1年のうちで9月の一番パフォーマンスが悪いことが読み取れます。ナスダック総合指数は1970年代から始まった比較的歴史の浅い株価指数ですが、やはり同様の事が言えます。

あと大統領選挙の年のジンクスとして、9月と10月は一番相場が下がりやすいことが知られています。その意味でも今後2か月間は慎重に投資を進めてゆくべきだと思います。

2セクター・ローテーションに注意

セクター戦略の話をすれば、9月は相場の物色の流れが変わりやすいことで知られています。今年の場合、GAFAM(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフトの略)を中心としたハイテク株が相場の中心だったわけですけれど、ひょっとするとそれらの銘柄群が売られ、オールド・エコノミー株などに人気が移ってしまうかも知れません。

もちろん、これはあくまでも例年の経験則の話をしているだけであって、今年、かならずそうなるという保証はありません。「慎重には慎重を期したい!」ということをお願いしているのです。

3リスクオン/リスクオフ

それから株式市場以外の原資産の動きにも目配せし、総合的に「いま投資家は委縮しているのか?」ということを測ってください。

リスクオンで買われる原資産リスクオフで買われる原資産
ハイテク株、小型株、新興国株、市況株、ドル、原油、ゴールドなど長期債(利回りは低下)、キャッシュ、円

上に列挙した投資対象の動きをひとつひとつ点検することで、全体としてリスクオン(=投資家が積極的にリスクを取りに行っている様子をあらわします)か? それともリスクオフ(=投資家がリスクを忌避しポジションを処分している様子をあらわします)か? を判定してください。

そして投資家全般がリスクオフに傾いているときには性急に出動しようとせず、嵐が収まるまでじっくりと観察に徹して下さい。

まとめ

9月は1年で最も相場が下がりやすい月です。大統領選挙の年は9・10月の両方がダメな場合もあります。物色の流れが変わってしまったかどうかを慎重に判断してください。また他の投資家がリスクを忌避しているときは、アマノジャクにならず、自分も手堅い投資を心がけて下さい。

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著者

広瀬 隆雄(ひろせたかお)

コンテクスチュアル・インベストメンツLLC マネージング・ディレクター

グローバル投資に精通している米国の投資顧問会社コンテクスチュアル・インベストメンツLLCでマネージング・ディレクターとして活躍中。
1982年 慶応大学法学部政治学科卒業。 三洋証券、SGウォーバーグ証券(現UBS証券)を経て、2003年からハンブレクト&クィスト証券(現JPモルガン証券)に在籍。

広瀬 隆雄

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