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国際通貨基金(IMF)の「世界経済見通し(WEO)」は情報の宝庫

国際通貨基金(IMF)の「世界経済見通し(WEO)」は情報の宝庫

2017/10/13

先日、国際通貨基金(IMF)が「世界経済見通し(WEO)」を発表しました。WEOは例年、4月と10月に発表されます。IMFのウェブサイト、imf.orgからダウンロードすることが出来ます。

この資料は、世界経済の現況について沢山のデータが含まれており、利用価値が高いです。皆さんも是非、積極的に利用してください。

広瀬の着眼点

2   まとめ

1 2017年10月のWEOのハイライト

今回のWEOで示された主要国のGDP成長予想は、下の表のようになっています。

 

2016年

2017年(予)

2018年(予)

米国

1.5

2.2

2.3

ドイツ

1.9

2

1.8

日本

1

1.5

0.7

ロシア

-0.2

1.8

1.6

中国

6.7

6.8

6.5

インド

7.1

6.7

7.4

ブラジル

-3.6

0.7

1.5

先進国の今年と来年のGDP成長予想は、4月の予想より上方修正されています。

先進国GDP(%、年率換算、IMF)

同様に、新興国の今年と来年のGDP予想にも上方修正が入っています。

新興国GDP(%、年率換算、IMF)

世界経済の見通しが改善している理由のひとつに、このところ低迷していた世界の貿易が、2017年上半期に力強く復活したことがあります。

世界の貿易量(%、前年比、3ヵ月稼動平均、年率換算、IMF)

世界の貿易量の改善を受けて、このところ先進国に比べて低迷していた、新興国の製造業購買担当者指数がようやく上向いてきました。

製造業購買担当者指数(ポイント、50からの乖離で表示、3ヵ月稼動平均、IMF)

同様に、このところ低迷していた新興国の消費者信頼感指数にも改善が見られます。

消費者信頼感指数(2010年を100として指数化、IMF)

物価は先進国、新興国ともに安定しています。

今年は春先から基調としてドル安が続いています。ドル安の局面では米国の投資家は積極的に新興国に投資することが知られています。

実際、新興国に投資する投資信託への資金の流入状況を見ても、ひところマイナス続きだった資金フローが、また流入に転じていることがわかります。

新興国投資信託への資金の流入・流出(10億ドル、IMF)

以上のことから、目先はキャッチアップ中の新興国株式に妙味があると思われます。

2 まとめ

今回のWEOでは、世界経済全体が好調であることが確認されました。特に先進国に比べて元気が無かった新興国に改善の兆しが見えます。新興国経済は世界貿易に敏感なので、貿易量の増加はそれらの経済にとってプラスです。新興国株式には米国の投資家の資金が流入中です。

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著者

広瀬 隆雄(ひろせたかお)

コンテクスチュアル・インベストメンツLLC マネージング・ディレクター

グローバル投資に精通している米国の投資顧問会社コンテクスチュアル・インベストメンツLLCでマネージング・ディレクターとして活躍中。
1982年 慶応大学法学部政治学科卒業。 三洋証券、SGウォーバーグ証券(現UBS証券)を経て、2003年からハンブレクト&クィスト証券(現JPモルガン証券)に在籍。

広瀬 隆雄

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