3Q(7-9月期)決算速報(現地11/2引け後発表)
●決算発表翌日の株価:85.80ドル(+1.42%)
●売上高:6.7億ドル(予想6.5億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:-0.01ドル、前年同期は-2.43ドル(予想-0.57ドル)〇市場予想を大きく上回った
●調整後EBITDA:1.81億ドル(予想1.20億ドル)〇市場予想を大きく上回った
日足チャート(6ヶ月)
※通常レポートを公開する決算発表翌日が日本の祝日だったため、今回は決算発表翌日の日足チャートを使用しております
決算のポイント
●取引収入:2.89億ドル、前年同期比-21.0%(予想:2.83億ドル)〇市場予想を上回った
●サブスク&サービス:3.34億ドル、前年同期比+59.0%(予想:3.25億ドル)〇市場予想を上回った
●総取扱高:760億ドル、前年同期比-52.0%(予想:804.8.0億ドル)×市場予想を下回った
●10-12月期サブスク&サービス見通し:7-9月期と同程度(予想:3.25億ドル)〇市場予想を上回った
経営陣の主なコメント
●財務面で好調な四半期だった。3Qの調整後EBITDAは1.81億ドル、3四半期連続の黒字確保となった
●経営体質は強化されている。当社の目標である、「市況にかかわらず調整後EBITDAで黒字確保」を達成しつつある
●当社の規制に対する見解を改めて示すとすれば、この暗号資産のテクノロジー導入を妨げている最大の要因の1つは、明確なルールや規制の欠如である。特に米国ではその傾向が顕著である。当社は審議中の様々な法案で米国法に積極的に関与しており、自信を持っている。米国が正しく理解し、イノベーションを受け入れ、明確なルールを提案することを期待する
決算を受けたマーケットの反応
サブスクリプション事業で市場予想を上回る結果を出し、調整後EBITDAで黒字化が続く同社。暗号資産ETFローンチなどの材料や、暗号資産相場の上昇期待などが株価を支えていると見られます。一方で米国における規制など不透明感が強いのも事実。暗号資産に対する国際情勢と米国規制当局の方針などに左右され、強弱感が対立する相場展開が続きそうです
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:84.25ドル
アナリスト・レーティング:5段階評価の2.90
最低投資金額:12,900円(11/3終値、1ドル150円換算)