決算速報(現地6/3引け後発表)
●決算発表後の時間外取引(日本時間9:00時点):205.60ドル(+5.57%)
●売上高:4.69億ドル(予想4.36億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:0.44ドル(予想0.28ドル)〇市場予想を上回った
●5-7月期売上高見通し:4.79億〜4.85億ドルへと引き上げた(予想4.72億ドル)〇市場予想を上回った
●2022/1期通期売上高見通し:従来予想の19.6億〜19.7億ドルから20.3億〜20.4億ドルへと引き上げた(予想19.7億ドル)〇市場予想を上回った
通期売上高見通しが上方修正され、市場予想を上回ったことなどを受け株価は時間外取引で大幅高となりました。
引け後の時間外取引のチャート
※出所:BloombergのデータよりSBI証券作成
決算のポイント
●2-4月期の売上高と調整後EPSが市場予想を上回りました。
●2022/1期通期売上高見通しが上方修正され、市場予想を上回りました。
経営陣の主なコメント
●当社は広がりつつある「エニウェア・エコノミー」のなか、人々が合意を行う手段としてさらに存在感を強めている。
●新型コロナのパンデミック下で組織が活動を継続するためだけのものではなく、今後将来においてどのように新しく効率的な方法でビジネスをできるかということの手助けになっている。
決算を受けたマーケットの反応
引け後の決算発表直後から株価は上昇し始め、時間外取引では5%を超える大幅高となりました。
以前同社は「新型コロナが収束した後に人々が紙に戻りたい、手でサインしたいということはないと考えている」などとコメントしていましたが、通期売上高見通しが上方修正されたことで、こうした見方が正しかったことが示唆された形となりました。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:265.56ドル(6/3時点)