決算速報(現地6/3引け後発表)
●決算発表後の時間外取引(日本時間9:00時点):216.00ドル(+0.00%)
●売上高:3.03億ドル(予想2.91億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:0.10ドル(予想0.05ドル)〇市場予想を上回った
●5-7月期売上高見通し:3.183億〜3.244億ドル(予想3.11億ドル)〇市場予想を上回った
●5-7月期調整後EPS見通し:0.07〜0.09ドル(予想0.06ドル)〇市場予想を上回った
●2022/1期通期売上高見通し:従来予想の13.1億〜13.2億ドルから13.5億〜13.7億ドルへと引き上げた(予想13.2億ドル)〇市場予想を上回った
●2022/1期通期調整後EPS見通し:従来予想の0.27〜0.30ドルから0.35〜0.41ドルへと引き上げた(予想0.29ドル)〇市場予想を上回った
2-4月期の業績や今後の業績見通しは市場予想を上回ったものの、時間外取引は終値と変わらずになりました。
引け後の時間外取引のチャート
※出所:BloombergのデータよりSBI証券作成
決算のポイント
●2-4月期の売上高と調整後EPSが市場予想を上回りました。
●2022/1期通期売上高見通しと調整後EPS見通しも市場予想を上回りました。
●年間経常収益(ARR)は前年同期比+74%の11.9億ドルとなり、 うち2-4月期に追加された新規ARRは1.438億ドルとなりました。
●サブスクリプション顧客数の合計は前年同期比+82%の11,420となり、うち2-4月期に追加された新規サブスクリプション顧客数は1,524となりました。
経営陣の主なコメント
●「クラウドストライク」の名称は最高峰のサイバーセキュリティ・プロテクションと同義語となった。
●堅調な需要はデジタルへのシフトやクラウドの普及、脅威の増加などといった長期的な追い風が背景にあると考えている。
●世界中でビジネスを拡大するための投資や、クラウドプラットフォームへの投資を増やしたにもかかわらず、フリーキャッシュフローは記録的なものとなった。
●こうした投資は当社の継続的な成長や業界での当社の優位な立ち位置を維持することに繋がるだろう。
決算を受けたマーケットの反応
決算発表直後は3%を超える上昇となる場面もあったものの、徐々に売りに押され、前日比変わらずで時間外取引を終えました。
2-4月期の業績や今後の業績見通しが市場予想を上回ったことが当初は好感されたものの、株価が直近反発していたことなどもあり、徐々に失速する展開となりました。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:247.91ドル(6/3時点)