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2021-12-02 22:48:30

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜決算発表の本格化を前に業績修正動向、株価動向とも堅調な主力銘柄をご紹介〜

2021/10/18
投資情報部 榮 聡

先週はインフレ懸念の後退、好調な企業決算の発表を受けて上昇、S&P500指数は50日移動平均線を回復しました。今週は製造業大手を含む7-9月期の決算発表、中国の経済指標、原油価格の動向などが注目されます。

今回は過去3ヵ月の業績修正動向、株価動向とも堅調な銘柄から、アルファベット A(GOOGL)マイクロソフト(MSFT)セールスフォース ドットコム(CRM)アクセンチュア A(ACN)シェブロン(CVX)を選んで今週の5銘柄といたします。

図表1 S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成

図表2 業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 5日 1ヵ月 3ヵ月
素材 3.6% 3.8% 3.8%
一般消費財・サービス 3.5% 2.3% 4.7%
不動産 3.5% -1.1% -0.1%
情報技術 2.6% 0.4% 3.7%
資本財・サービス 1.9% 2.8% 0.9%
S&P500 1.8% 0.9% 3.3%
公益事業 1.4% -0.4% -0.9%
金融 1.2% 5.5% 9.4%
生活必需品 1.2% -0.4% 0.1%
エネルギー 1.2% 17.7% 17.9%
ヘルスケア 0.8% -3.5% -0.5%
コミュニケーションサービス -0.4% -3.0% 1.5%
騰落率上位(5日) 騰落率
ブラックロック 7.4%
シュルンベルジェ 7.4%
ターゲット 7.3%
テスラ 7.3%
セールスフォース・ドットコム 7.0%
騰落率下位(5日) 騰落率
ボーイング -4.1%
AT&T -4.0%
USバンコープ -3.4%
メルク -2.9%
ファイザー -2.3%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。銘柄名はBloombergの表記により、当社WEBサイト・本文中の表記と異なる場合があります。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

週初から10/13(水)までは企業業績に対する不透明感や物価指数への警戒から軟調となっていました。しかし、10/14(木)には9月生産者物価が予想を下回ったことで米10年国債利回りが低下、大手銀行およびその他主要企業の7-9月期決算が予想を上回る好調となったことを受けて、S&P500指数は前日比1.7%の大幅な上昇に転じました。10/15(金)は9月の小売売上高が市場予想を上回って続伸となりました。

S&P500指数は週間で1.6%、NYダウは1.8%、ナスダック指数は2.2%の上昇でした。

業種指数では、景気敏感業種が相対的に優位な傾向が続いています。個別銘柄では、ブラックロック A(BLK)がトップでした。10/13(水)に発表した7-9月期決算では、売上高が前年同期比16%増、EPSが同19%増、期末の運用資産額も同21%増と好調でした。

経済指標では、9月消費者物価指数は前年比5.4%増と市場予想の同5.3%増をやや上回ったものの、生産者物価指数は同8.6%増と市場予想の同8.7%増を下回って市場のインフレ懸念が後退しました。

また、9月小売売上高は前月比0.7%増と同0.2%減を見込んでいた市場予想を大幅に上回り、非常に強い印象となりました。ただ、前年比でみると、8月の同15.4%増から同13.9%増に鈍化しており違和感はありません。

今週の米国株式市場

製造業大手を含む7-9月期の決算発表、中国の経済指標、原油価格の動向、などが注目されます。

今週の決算発表銘柄には、プロクター&ギャンブル、ジョンソン&ジョンソン、ダウ、ニューコア、ハネウェルインターナショナルなど製造業の大手企業が含まれます。今回の決算では決算発表前のプロフィットウォーニングにもあった通り、サプライチェーンや原材料高の問題による利益率への影響が注目されていますが、この点について見極めが進みそうです。ネガティブなニュースも想定されますが、市場の目線が下がっているため、耐性はある程度高まっていると考えられます。

10/14(木)のCNBC記事によると、8月から10月にかけて米国の大手銀行10行のエコノミストが中国のGDP成長率見通しを引き下げています。前年比7.7%〜8.4%へ、平均で0.4%ポイントの引き下げです。中国の7-9月期実質GDP、9月の月次指標の発表で中国の成長鈍化と世界経済への波及があらためて注目されそうです。

先週は9月の米生産者物価指数が予想を下回り、インフレ懸念はひとまず後退しました。しかし、原油価格が上昇を続けると市場のインフレ懸念を再び刺激する可能性がありそうです。当面、価格動向に注意が必要でしょう。

原油価格上昇の直接のきっかけは10/4(月)のOPECプラス会合で減産規模の維持が決まったことですが、より根本的な背景としてシェールオイルの増産が鈍いことがあります。図表3の通りシェールオイルのリグ(掘削装置)稼働数は、原油価格の上昇に連動して増加することにより、原油価格の上昇を抑える機能があります。しかし、今回はシェールオイル増産の動きが鈍くなっています。今後は増産ペースの回復が見込まれますが、当面2〜3ヵ月は原油価格が上昇しやすい状況が続きそうです。

経済指標では、10/18(月)に中国の7-9月期実質GDP(前年比5.0%増の予想、4-6月期は同7.9%増)、9月鉱工業生産(前年比3.8%増の予想、前月は同5.3%増)、9月小売売上高(前月比3.5%増の予想、前月は同2.5%増)、9月固定資産投資(前年比7.8%増の予想、前月は同8.9%増)。

10/19(火)に米国の9月住宅着工件数(前月比0.0%増の予想)、9月住宅建設許可件数(前月比2.4%減の予想)、10/21(木)に米国の9月中古住宅販売件数(前月比3.4%増の予想)などの発表が予定されています。

企業イベントでは、ジョンソン&ジョンソン、プロクター&ギャンブル、ネットフリックス、ユナイテッドエアラインズ、フィリップモリスインターナショナル、テスラ、IBM、ベライゾンコミュニケーションズ、ネクステラエナジー、AT&T、インテル、ダウ、ユニオンパシフィック、ニューコア、アメリカンエキスプレス、サウスウエスト航空などの決算発表が予定されています。

今週の5銘柄

今回は過去3ヵ月の業績修正動向、過去3ヵ月の株価動向とも市場平均を上回って堅調な銘柄をS&P100指数採用銘柄を対象としたスクリーニングからご紹介いたします。

【スクリーニング条件】

(1)業績が堅調(過去3ヵ月のEPS修正がプラス3%以上、過去4週のEPS修正率がマイナスでない)

(2)株価が堅調(過去3ヵ月の株価騰落がS&P500指数の騰落率を上回る)

(3)アナリストの目標株価平均が現在値(10/12)を10%以上上回る

(4)部品点数の多い製造業が主力事業でない

図表4に抽出された銘柄から、アルファベット A(GOOGL)、マイクロソフト(MSFT)、セールスフォース ドットコム(CRM)、アクセンチュア A(ACN)、シェブロン(CVX)を選んでご紹介いたします。

図表3 原油価格(WTI先物)とシェールオイルのリグ稼働数

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表4 業績、株価とも堅調な銘柄群(S&P100指数採用銘柄対象)

コード 銘柄 EPS
修正率
(4週)
(%)
EPS
修正率
(3ヵ月)
(%)
目標株価
乖離率
(%)
株価騰落率
(3ヵ月)
(%)
GOOGL アルファベット 0.0 19.5 18.2 7.2
BRK/B バークシャー・ハサウェイ 0.0 5.4 16.8 -0.2
MSFT マイクロソフト 0.1 4.5 14.6 4.2
CRM セールスフォース・ドットコム 0.5 15.6 14.6 14.3
LIN Linde PLC 0.1 4.0 14.5 2.1
ACN アクセンチュア 2.7 3.1 13.9 4.8
CVX シェブロン 4.4 12.4 13.0 3.1
NVDA エヌビディア 0.2 3.5 12.4 2.1
PFE ファイザー 0.7 9.4 11.0 5.5
COF キャピタル・ワン・ファイナンシャル 1.3 24.4 10.2 3.3

注:データは10/12(火)時点です。銘柄名はBloombergの表記により、当社WEBサイト・本文中の表記と異なる場合があります。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(10/15)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートアルファベット A(GOOGL)2827.36ドル22.2

【広告予算のネットへのシフトから恩恵】

・「Google検索」や「Google マップ」、「YouTube」などを通じて広告事業を展開し、インターネット広告の分野で世界最大手です。クラウドサービスを展開するなど事業の多角化を進めていますが、依然としてネット広告が売上高全体の8割を占めます。

・4-6月期決算は前年同期がパンデミックの影響を受けていたこともあり、前年同期比61%増、EPSは同2.7倍と好調でした。下半期の売上の伸びは鈍化することが見込まれますが、広告予算のネットへのシフトの受け皿として強力な「YouTube」を保有することから市場平均以上の伸びを確保すると期待されます。独占禁止法による規制の問題はリスクですが、これによって会社が傾くようなことはないと考えられます。

買付チャートマイクロソフト(MSFT)304.21ドル34.7

【テレワークの増加で幅広い分野に恩恵】

・世界最大のソフトウェア企業です。幅広い事業を手掛けますが企業向けソフトウェアの事業も大きく、企業のIT投資意欲が強まるときには恩恵を受けることが期待されます。クラウドサービスのインフラ分野ではアマゾンに水をあけられていますが、機能面の差を縮めて急速に追い上げています。ソフトウェア分野を含めたクラウドサービスでは、近々アマゾンを抜いて世界トップになると見込まれています。

・4-6月期決算は売上が前年同期比21%増、EPSが同49%増と引き続き好調でした。パンデミックが追い風となっていたゲームやノートPCは前年同期比で売上減となりましたが、全体では市場予想を上回って好決算でした。企業向けクラウドの「Azure」は51%増で高成長を持続、7-9月期の売上ガイダンス中央値は3部門とも市場予想を上回りました。

買付チャートセールスフォース ドットコム(CRM)291.66ドル66.0

【企業景況感回復の恩恵が期待される】

・ 企業向けに販売支援(顧客関係管理)、顧客サービス支援、マーケティング支援などのソフトウェアをクラウドで提供する企業です。顧客関係管理ソフトウェアでは世界最大で、2位企業に売上で5倍以上の大差を付けています。企業のクラウド採用拡大を受けて高成長が続いていますが、保留中のスラック買収が実現すれば、さらに加速すると期待されています。

・5-7月期決算は、売上が前年同期比23%増、調整後営業利益が同24%増でした。9/23(木)に開催されたインベスターデーでは、2022年1月期の売上見通し(レンジ中央値)を前年比24%増の263億ドル、2023年1月期を前年比21%増の317.3億ドルとして、需要が好調に推移していることを確認しています。

買付チャートアクセンチュア A(ACN)341.82ドル33.9

【世界有数のコンサルティング企業】

・世界有数のコンサルティング企業です。企業向けのコンサルティングとIT関連の受託業務が2本柱で、2020年8月期の売上構成比はそれぞれ54.7%と45.3%です。デジタル、クラウド、セキュリティサービスなどのソリューションを中心に、通信、メディア、テクノロジー、金融、医療、公益事業と幅広い産業に提供しています。企業が「攻め」に転じるときに、頼りにされる企業と考えられるのではないでしょうか。

・6-8月期決算では、売上の前年同期比伸び率が3-5月期の21%増から24%増と加速しました。さらに、9-11月期の売上ガイダンスは前年同期比18〜22%増の139〜143.5億ドルで市場予想の135.4億ドルを大きく上回りました。2022年8月期の売上も前年比12〜15%増として同9.9%増の市場予想を上回り、拡大トレンドが予想以上に強まっています。

買付チャートシェブロン(CVX)109.61ドル13.2

【原油価格の上昇が恩恵】

・世界的な総合エネルギー大手の一角で、石油・ガスの探鉱から生産・精製・販売までを一貫して手掛けます。2020年7月にノーブル・エナジーを買収して、パーミアン盆地のシェールオイル資産とパイプライン資産を入手しています。原油価格はシェールオイルの増産によって来年にかけて抑えられるとみられますが、今後2〜3ヵ月については、上昇しやすい状況が続きそうです。

・4-6月期の決算は、原油価格の上昇に加えて買収効果により売上が前年同期比2.8倍、純利益は前年同期の83億ドルの赤字から31億ドルの黒字に改善しました。原油生産量は前年同期比4.6%増でした。

注:予想PERはBloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。使用した予想EPSの決算期は、マイクロソフトが2022年6月期、セールスフォースドットコムが2022年1月期、アクセンチュアが2022年8月期、その他は2021年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成。

主要イベントの予定

  経済指標・イベント 企業決算・イベント
18(月) ・中国実質GDP(7-9月期)
・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(9月)

・米鉱工業生産(9月)
・米NAHB住宅市場指数(10月)
・アップルが新製品発表イベント
19(火) ・米住宅着工・建設許可件数(9月) ・グーグル(アルファベット)が「ピクセル6」発表イベント
ジョンソン&ジョンソンP&Gネットフリックス
ユナイテッドエアラインズフィリップモリスインターナショナル
20(水) ・中国新築住宅価格(9月)
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・米20年債入札
テスラIBMベライゾンコミュニケーションズ
ネクステラエナジー
21(木) ・ユーロ圏消費者信頼感(10月)
・米新規失業保険申請件数(10月16日に終わる週)
・フィラデルフィア連銀製造業景気指数(10月)
・米中古住宅販売件数(9月)
・米5年物価連動債入札
AT&Tインテルダウ、ユニオンパシフィック
ニューコア、スナップ
22(金) ・じぶん銀行日本製造業PMI(10月)
・マークイットユーロ圏製造業PMI(10月)
アメリカンエキスプレス、サウスウエスト航空
25(月) ・ドイツIFO景気指数(10月)
・米シカゴ連銀全米活動指数(9月)
フェイスブック
26(火) ・S&Pコアロジック住宅価格指数(8月)
・米新築住宅販売件数(9月)
・コンファレンスボード消費者信頼感(10月)
マイクロソフト3MビザAMD
ツイッター、アーチャーダニエルズミッドランド
テキサスインスツルメンツ、エンフェーズエナジー
27(水) ・中国工業部門利益(9月)
・米耐久財受注(9月)
コカ・コーラマクドナルドボーイングサービスナウ
ゼネラルモーターズ、アラインテクノロジー、ガーミン
28(木) ・日銀金融政策
・ユーロ圏景況感(10月)
・ECB政策金利
・米新規失業保険申請件数(10月23日に終わる週)
・米実質GDP(7-9月期、速報値)
・米中古住宅販売成約(9月)
アップルメルク、マスターカード、スターバックス
ユナイテッドレンタルズ、ザイリンクス
29(金) ・日本鉱工業生産(9月)
・ユーロ圏消費者物価指数(10月)
・ユーロ圏実質GDP(7-9月期、速報値)
・米個人所得・個人支出(9月)
・米個人消費支出物価指数(9月)
・米ミシガン大学消費者マインド(10月、確報値)
アマゾンドットコムアルファベットアルトリアグループ
エクソンモービルアッヴィ
モデルナシェブロン

注:日付は現地時間によります。(E)はBloombergによる予想を示します。企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有人数の1〜30位、青字のハイライトは31〜50位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。

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