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2024-03-29 02:42:15

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜S&P500指数の「日柄調整」も今週いっぱいで終了か!?〜

2021/10/4
投資情報部 榮 聡

先週は一時的な米10年国債利回りの急進、米議会での審議膠着、インフレ高進への懸念などを受けて株価の下落基調が続きました。今週は週末に発表予定の9月雇用統計、米議会での政策審議、米10年国債利回りの行方、などが注目されます。

今回は企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資の関連銘柄から、アクセンチュア A(ACN)セールスフォースドットコム(CRMアドビ(ADBEマイクロソフト(MSFTトリンブル(TRMB)を選んで今週の5銘柄といたします。

図表1 S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成

図表2 業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率(9/20(月)までの騰落率によります)

S&P500業種指数騰落 5日 1ヵ月 3ヵ月
エネルギー 5.8% 12.4% -1.1%
金融 -0.3% 0.5% 3.3%
素材 -0.9% -5.6% -3.0%
資本財・サービス -1.7% -4.9% -4.0%
コミュニケーションサービス -1.8% -4.9% 1.4%
公益事業 -2.0% -7.7% -0.3%
S&P500 -2.2% -3.9% 0.1%
不動産 -2.2% -7.7% 0.5%
一般消費財・サービス -2.4% -1.9% -1.0%
生活必需品 -2.6% -5.0% -0.7%
情報技術 -3.3% -4.8% 1.1%
ヘルスケア -3.5% -6.8% -0.7%
騰落率上位(5日) 騰落率
メルク 10.6%
コノコフィリップス 7.8%
エクソンモービル 5.8%
シュルンベルジェ 4.7%
IBM 4.2%
騰落率下位(5日) 騰落率
アドビ -7.3%
ダナハー -6.8%
サーモフィッシャーサイエンティフィック -6.1%
エヌビディア -6.1%
アボットラボラトリーズ -5.8%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。銘柄名はBloombergの表記により、当社WEBサイト・本文中の表記と異なる場合があります。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

9/22(水)のFOMCを受けて上昇が始まった米10年国債利回りは9/27(月)に1.5%台に乗せ、9/28(火)には一時1.567%まで急伸したことから、S&P500指数は9/27(火)に2.0%、成長株を多く含むナスダック指数は2.8%と大幅な下落となりました。

9/29(水)は米10年国債利回りが反落したことを受けて株式市場は前日の広範な下げから一部回復したものの、パウエルFRB議長のサプライチェーン問題に関する発言がインフレ懸念を想起させたことや債務上限問題への懸念などが上値を抑えました。

9/30(木)はインフレ高進や予算を巡る与野党の膠着が重しとなって再び大幅に下落しました。同日米議会上下両院は10/1(金)から始まる2022会計年度の一部資金を手当するつなぎ予算案を可決しましたが、債務上限の引き上げには至っていません。

一方、10/1(金)は米製薬大手のメルクが開発中の新型コロナウイルス感染症の経口治療薬「モルヌピラビル」について、重症化の恐れがある患者の入院や死亡のリスクを約50%減らす効果があるとの中間臨床試験結果を公表して好感されました。前日の終値が9/20(月)の安値近辺に到達していたことから、押し目買いも入ったとみられます。

S&P500指数は週間で2.2%、NYダウは1.4%、ナスダック指数は3.2%の下落でした。

業種指数では、「エネルギー」が唯一の上昇となりました。原油需給が引き締まる可能性が意識されてWTI先物価格は75ドルを超えてきました。10/4(月)に開催のOPECプラス閣僚級会合も意識されているでしょう。全体としては、景気敏感業種が相対的に優位でした。一方、米10年国債利回りが一時急上昇したことを受けて、成長企業を多く含む「ヘルスケア」「情報技術」が売り込まれました。

経済指標では、米国の9月ISM製造業景気指数(前月の59.9から61.1に改善)、9月ミシガン大学消費者マインド確報値(前月の70.3から72.8に改善)、8月耐久財受注(前月比1.8%増)などが市場予想を上回る改善となって、これまで市場予想を下回る傾向が続いていた経済指標に変化の兆しがみられます。

また、中国の9月製造業PMIは前月の50.1から49.6へ景気拡大・縮小の分岐点とされる50を割り込む一方、非製造業PMIは前月の47.5から53.2へ大幅に改善とまちまちでした。

今週の米国株式市場

週末に発表予定の9月雇用統計、米議会での政策審議、米10年国債利回りの行方、などが注目されます。

前回8月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比23.5万人増と市場予想の同75万人増を大幅に下回って相場が調整に転じる要因の一つになりました。このため、今回の雇用統計で雇用回復の基調が維持されることが確認できれば、相場の調整終了のきっかけになる可能性がありそうです。

9月の非農業部門雇用者数は前月比46万人増と改善が予想されています。ただ、前回の8月分では学校再開に伴う「季節調整」がマイナスに寄与したのではないかと言われました。パンデミックによる大きな変動があった後には、「季節調整」が数値のゆがみを生じさせる可能性がある点に注意が必要でしょう。

米議会では、債務上限の引き上げ、1.2兆ドルのインフラ投資法案、3.5兆ドルの歳出法案などの審議が続いていますが、膠着状態を脱していません。債務上限の引き上げと1.2兆ドルのインフラ投資法案は相場の上昇トレンド維持に必要と考えられます。民主党左派が主唱している3.5兆ドルの歳出法案は野心的過ぎる印象があり、妥協が求められるでしょう。

米10年国債利回りについては、先週後半は反落となりましたが、9/23(木)に一目均衡表の「雲」を力強く上抜けているため、基調は引き続き上昇しやすいと想定されます。そもそも新型コロナを克服して経済が回復しようという状況で7月〜9月前半にかけて1.2%〜1.3%に低下したことに違和感がありましたので、1.5〜1.7%程度への利回り上昇は株式相場の上昇トレンドを壊すことはないと見られます。ただ、上昇ピッチが早い場合には、一時的にネガティブに作用する可能性はあるでしょう。

経済指標では、10/5(火)に米国の9月ISM非製造業景気指数(前月の61.7から59.9に悪化の予想)、10/6(水)に米国の9月ADP雇用統計(前月比43万人増の予想)、10/8(金)に米国の9月雇用統計(非農業部門雇用者数は前月比47万人増の予想)、などの発表が予定されています。

企業イベントでは、ペプシコなどの決算発表が予定されています。

米国株の調整はどこまで?いつまで?

本レポートの9/21(火)号で『「値幅調整」はかなり進んだ印象ですが、「日柄調整」はこれからといったところでしょうか。』とコメントしましたが、過去2週間のS&P500指数は概ね筆者の想定内で推移しています。

「値幅調整」が進んだと考える理由は、一目均衡表の「雲」が下値の支持帯となっており、これを下抜けるにはファンダメンタルズ面で重大なネガティブ要因が生じる必要があり、そこまでの事態にはなっていないと考えるからです。

重大なネガティブ要因とは、例えば、ワクチンが効かない変異株が流行して再びロックダウンが想定され、経済回復の見通しが立たなくなるといったレベルの材料です。また、現在米議会で審議されている様々な重要法案がいずれも行き詰まるといった事態です。これについては、先週の膠着にはそのリスクが感じられますが、最終的には経済回復を阻害しない形での妥協が期待できるでしょう。

一方、「日柄調整」が依然として必要と考える理由は、企業業績の下方修正に対する警戒が今週いっぱいは残るとみられるためです。FactSet社の集計によると、S&P500指数の7-9月期予想EPSに関する月間の修正は今年1月から8月までプラスが続きましたが、9月には9ヵ月ぶりに前月比0.9%の下方修正となっています。

7-9月期の決算を締めて、プロフィットウォーニングが出る可能性は今週もあります。今週を過ぎると市場の目は実際の決算発表に移ります。プロフィットウォーニングを受けて市場の期待が下がっている分、決算発表にはポジティブに反応しやすくなると想定できるでしょう。

今週の5銘柄

筆者は2021年下半期の投資テーマの一つとして、企業のDX(デジタルトランスフォメーション)投資に注目してきました。

6/16(水)付の外国株式特集レポート経済再開でいよいよ「攻め」に転じる企業部門!恩恵が期待される銘柄を探るでご報告したほか、8/27(金)の「SBIグローバルウォッチ」でも同テーマについてアップデートしてきました。

9月に相場の調整が入りましたが、投資テーマの有効性はゆるがないと考えるため、今回再び取り上げます。現在の環境下で、同テーマが注目できる理由として以下をあげることができます。

(1)企業景況感が回復した

パンデミックを受けて昨年多くの企業は投資を控えて「守り」に入っていましたが、有効なワクチン開発を受けて経済再開に対する自信を深め、企業は「攻め」に転じつつあるとみられます。

(2)DXが前倒しで進んだ

パンデミックによって世の中のDXは、数年分が一気に進んだと言われます。これに対応するため、多くの企業がデジタル関連の投資強化の必要性を感じているとみられます。昨年多くのIT銘柄が予想外の好業績となって注目されましたが、消費関連のIT銘柄が中心でした。企業向けのソフトウェアやサービスは打撃を受けていたため、業績回復を評価する動きはまだ続くと考えられます。

(3)短期的な景況のゆらぎから影響を受けにくい

企業の投資判断は中長期を見据えて行われるので、足もとのちょっとした景況感のゆらぎにも影響されにくいと考えられます。また、サプライチェーンの混乱が想定以上に長引いており、製造業の業況には不透明感がありますが、ソフトウェアの提供が中心となる企業には、そのような心配がない点も有利に働きそうです。

企業のDX投資の関連銘柄から、アクセンチュアA(ACN)セールスフォースドットコム(CRM)アドビ(ADBE)マイクロソフト(MSFT)トリンブル(TRMB)を選んでご紹介いたします。

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(10/1)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートアクセンチュア A(ACN)324.86ドル32.1

【世界有数のコンサルティング企業】

・世界有数のコンサルティング企業です。企業向けのコンサルティングとIT関連の受託業務が2本柱で、2020年8月期の売上構成比はそれぞれ54.7%と45.3%です。デジタル、クラウド、セキュリティサービスなどのソリューションを中心に、通信、メディア、テクノロジー、金融、医療、公益事業と幅広い産業に提供しています。企業が「攻め」に転じるときに、頼りにされる企業と考えられるのではないでしょうか。

・9/23(木)に発表された6-8月期決算では、売上の前年同期比伸び率が3-5月期の21%増から24%増と加速しました。さらに、9-11月期の売上ガイダンスは前年同期比18〜22%増の139〜143.5億ドルで市場予想の135.4億ドルを大きく上回りました。2022年8月期の売上も前年比12〜15%増として同9.9%増の市場予想を上回り、拡大トレンドが予想以上に強まっています。

買付チャートセールスフォースドットコム(CRM)275.26ドル62.3

【企業景況感回復の恩恵が期待される】

・ 企業向けに販売支援(顧客関係管理)、顧客サービス支援、マーケティング支援などのソフトウェアをクラウドで提供する企業です。顧客関係管理ソフトウェアでは世界最大で、2位企業に売上で5倍以上の大差を付けています。企業のクラウド採用拡大を受けて高成長が続いていますが、保留中のスラック買収が実現すれば、さらに加速すると期待されています。

・5-7月期決算は、売上が前年同期比23%増、調整後営業利益が同24%増でした。9/23(木)に開催されたインベスターデーでは、2022年1月期の売上見通し(レンジ中央値)を前年比24%増の263億ドル、2023年1月期を前年比21%増の317.3億ドルとして、需要が好調に推移していることを確認しています。

買付チャートアドビ(ADBE)577.47ドル40.5

【デジタル化投資に欠かせないツールを提供】

・画像処理・文書編集システムを手がける世界的企業で、画像編集ソフトの「Photoshop」、イラスト・グラフィックデザインの 「Illustrator」、総合PDFソリューションの「Adobe Acrobat」などそれぞれの業界のプロが利用する世界標準のソフトウェアを 多数擁します。また、デジタル広告の管理、WEBサイトの分析、販売キャンペーンの管理など、デジタル・マーケティング分野の サービスにも展開しています。

・9/21(火)発表の6-8月期決算は、主力2部門とも好調で、売上が前年同期比22%増、調整後EPSが同21%増と伸びました。9-11月期の売上ガイダンスは、前年同期比26%増相当の40.7億ドルとしています。CEOは「アドビのクリエイティブ・クラウド、ドキュメント・クラウ ド、エクスペリエンス・クラウドは世界中のすべての顧客セグメントで任務の遂行に必要不可欠なものになった」と自負しています。

買付チャートマイクロソフト(MSFT)289.10ドル33.0

【テレワークの増加で幅広い分野に恩恵】

・世界最大のソフトウェア企業です。幅広い事業を手掛けますが企業向けソフトウェアの事業も大きく、企業のIT投資意欲が強まるときには恩恵を受けることが期待されます。クラウドサービスのインフラ分野ではアマゾンに水をあけられていますが、機能面の差を縮めて急速に追い上げています。ソフトウェア分野を含めたクラウドサービスでは、近々アマゾンを抜いて世界トップになると見込まれています。

・4-6月期決算は売上が前年同期比21%増、EPSが同49%増と引き続き好調でした。パンデミックが追い風となっていたゲームやノートPCは前年同期比で売上減となりましたが、全体では市場予想を上回って好決算でした。企業向けクラウドの「Azure」は51%増で高成長を持続、7-9月期の売上ガイダンス中央値は3部門とも市場予想を上回りました。

買付チャートトリンブル(TRMB)

【現場ワーカーの作業効率向上に貢献】

・測位、モデリング、無線通信、分析などの要素技術を組み合わせることで、モバイルワーカーが作業プロセスを変革できる技術ソリューションをグローバルに提供する企業です。農業、建築、土木、天然資源、輸送、ユーティリティなど、多様な業界で使用されます。

・4-6月期の売上は前年同期比29%増、EPSは同39%増と好調でした。通期の売上ガイダンスを35.5〜36.5億ドルへ、レンジ中央値で4.3%上方修正しています。企業の景況感がパンデミックによる落ち込みから回復していることから、設備投資意欲が回復すると見込まれます。デジタル技術を使って業務の効率化を実現する同社のサービスへの需要は拡大すると期待されます。

注:予想PERはBloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。使用した予想EPSの決算期は、アクセンチュアが2022年8月期、セールスフォースドットコムが2022年1月期、アドビが2022年11月期、マイクロソフトが2022年6月期、トリンブルが2021年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成。

主要イベントの予定

  経済指標・イベント 企業決算・イベント
4(月) ・中国市場休場(国慶節、7日まで)
・OPECプラス閣僚級会合
・米製造業受注(8月)
 
5(火) ・ユーロ圏生産者物価指数(8月)
・米貿易統計(8月)
米ISM非製造業景気指数(9月)
ペプシコ
6(水) ・ユーロ圏小売売上高(8月)
・米ADP雇用統計(9月)
 
7(木) ・米新規失業保険申請件数(10月2日に終わる週)
・米消費者信用残高(8月)
 
8(金) ・米雇用統計(9月)  
11(月)    
12(火) ・ドイツZEW景気指数(10月)
・米NFIB中小企業楽観指数(9月)
・米求人労働異動調査(8月)
 
13(水) ・中国貿易統計(9月)
・ユーロ圏鉱工業生産(8月)
・米消費者物価指数(9月)
・FOMC議事要旨(9月21日、22日開催分)
JPモルガンチェース、ブラックロック、デルタ航空
14(木) ・中国生産者・消費者物価指数(9月)
・米新規失業保険申請件数(10月9日に終わる週)
・米生産者物価指数(9月)
ウェルズファーゴ、バンクオブアメリカ、シティグループ
モルガンスタンレー、ユナイテッドヘルスグループ
15(金) ・米小売売上高(9月) 台湾セミコンダクター(E)コインベース(E)
ゴールドマンサックス

注:日付は現地時間によります。(E)はBloombergによる予想を示します。企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有人数の1〜30位、青字のハイライトは31〜50位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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