決算速報(現地10/28引け後発表)
●決算発表後の時間外取引:72.90ドル(+1.80%)
●売上高:70.6万ドル(予想70.9万ドル)×市場予想を下回った
●調整後EPS:-0.04ドル(予想-0.01ドル)×市場予想よりも悪い結果
●10-12月期売上高見通し:80万〜84万ドル(予想82.3万ドル)×中央値は市場予想を下回った
●10-12月期調整後EPS見通し:-0.08〜-0.12ドル(予想-0.02ドル)×市場予想よりも悪い結果
7-9月期の業績や10-12月期の見通しは市場予想よりも悪い結果となったものの、直近の急落で織り込まれていたのか、株価は時間外取引で上昇しました。
決算発表直前までの、過去半年間のチャート
※出所:トムソン・ロイター(現地10/28までの過去半年間、移動平均線は200日)
決算のポイント
●7-9月期の業績や10-12月期の見通しは市場予想よりも悪い結果となりました。
●「TikTok」経由のトラフィックはほぼなくなったとしています。
経営陣の主なコメント
●「TikTok」からトラフィックがなくなった件については、私の知る限りでは、米国での事業が禁止される可能性を受けたものだ。
●当社は禁止されないかぎり、サポートするつもりだ。
●引き続き当社のサービスに対する需要については前向きだ。
●これほどまでに当社のビジネスに対して強気であったことはない。
決算を受けたマーケットの反応
7-9月期の業績と10-12月期の見通しは市場予想よりも悪い結果となったものの、時間外取引で株価は上昇しました。
決算発表直後は時間外取引で5%以上急落する場面もみられましたが、業績の落ち込みはほぼ織り込まれていたということと、経営陣から「これほどまでに当社のビジネスに対して強気であったことはない」といった前向きなコメントがでたこともあり、最終的には買いが優勢となりました。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:86.11ドル(10/28時点)