決算発表が続いています。国内では欧州や米国と比べて相対的に新型コロナウイルスの感染を抑え込めていることなどの影響から、期初は消極的に出していた業績予想の上方修正を発表する企業も散見されます。感染拡大が依然続く米国でもGAFAのうちアップルを除く、アマゾン、アルファベット(グーグル)、フェイスブックの3社が市場予想を上回る増収増益を発表するなど、市場をけん引する大手IT企業はコロナ禍を感じさせない好調ぶりです。
今年最大のリスクイベントとみなされていた米大統領選挙に関しては、敗れたトランプ大統領が法廷闘争を続ける可能性はありますが、形はどうあれイベントを消化したことで、今後は再び資金が市場に戻ってくるものと考えられます。問題はどのような銘柄に物色が向かうかですが、ファンダメンタルが良好な銘柄にはやはり資金が向かいやすいと考えられます。
なお、11月16日より以下でご紹介する銘柄を含む国内個別株式30銘柄、海外個別株式10銘柄を対象とするeワラントのお取引が開始されます。この機会にまずは少額からeワラントで好業績銘柄に投資をしてみることもご検討ください。
業績好調な銘柄を狙い撃ち |
決算発表後には決算発表の内容が良かったとしても好決算は織り込まれていて材料出尽くしで株価は下がることもありますし、逆に悪い内容であったとしても悪材料出尽くしで株価が上がることもあります。とは言え、業績が良い企業の株式は買われ、業績が悪い企業の株式が売られるという前提に立てば、決算発表後の株価の動きはその後、適正な価格に収れんしていくものと考えられます。
今回は本稿執筆時の11月10日までに決算発表のあった銘柄のうち、好業績が確認された銘柄をピックアップしました。
・信越化学工業(4063):期末の増配予想を公表。
・アドバンテスト(6857):業績予想を上方修正。メモリ半導体の高性能化を受けて、堅調な需要を見込む。
・村田製作所(6981):スマートフォンやPC、自動車関連の需要増大を受けて業績予想を上方修正。
・本田技研工業(7267):中国の好調な販売を受けて業績見通しを上方修正。
また、米国株でもGAFAなどIT大手を中心に好調な業績が確認されます。なお、GAFAの中でもアップルは前年同期比減益となりましたが、例年に比べ新型iPhoneの発売が遅れたことがその主因と考えられ、サービス部門やMac部門は過去最高の売上を記録しています。
・アルファベット(グーグル):売上は前年同期比14%増、上場来初の減収となった前期から復調。
・アマゾン・ドット・コム:コロナ禍で通販需要急増、売上は前年同期比29%増。
・フェイスブック:売上は前年同期比22%増、月間ユーザー数も市場予測を上回る。
・アップル:iPhoneの売上20%減も、市場予測を上回る売上
2020年11月の新規追加銘柄情報 |
上記でご紹介した銘柄を含め、下記の国内、海外個別株式を対象とするeワラントのお取引が2020年11月16日より開始となります。
上記の銘柄に対して改めて好業績を評価した買いが入るかもしれない、という前提に立てば、上記の銘柄を対象とするコール型eワラントを保有することで、株価の上昇により収益の獲得を期待できるかもしれません。上記の銘柄は全てeワラントの対象資産(「対象原資産」と言います)となっていますので、直接株式に投資するよりも少額で、なおかつレバレッジ(てこの効果)の掛かった投資ができます。
その他にも日経平均などの株価指数、米ドルや金などを対象とする銘柄が追加されます。新規追加銘柄の詳細についてはコチラからご確認いただけます。
今回のコールくん、プットくんの注目銘柄 |
コールくんが選ぶ〜注目銘柄
米国の大統領選挙は一応はバイデン候補の当選確実が判明したね。トランプは既に選挙の不当を訴えて裁判所に提訴を行っているけれど、結果が変わる可能性は低いんじゃないかな。一大リスクイベントを通過したことで年末ラリーでの株高に期待したいところだね。急速な上昇に警戒感はあるけれど、調整が入ったタイミングは押し目と見てコールを買い付けてみたい。
現在の相場水準よりも少し権利行使価格が低く、相対的にリスクも低いと考えられる銘柄を選んだよ。
2週間くらいを想定しているよ。
5円台での売却を目標としているよ。
- ※あくまでも現在の市場動向から推測した目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
日経平均 コール 第1798回
日経平均 コール 第1973回
日本電産 コール 第160回
- ※コメント作成時、eワラントホームページのアクセス状況に基づきます。
プットくんが選ぶ〜注目銘柄
大統領選挙通過や新型コロナワクチンの進展などの影響で総じて日本株市場は強く、三菱UFJFG(8306)もその一つだね。ただ、バイデン氏が大統領に就任した場合の財務長官には金融規制強化の志向が強いと見られているブレイナードFRB理事が取りざたされているよ。低金利は長期化すると思われ、そのうえ金融規制も強化されるとなれば、銀行株には厳しい経営環境となりそうだよ。
権利行使価格が株価に近い銘柄を選んだよ。
次期閣僚人事の骨子が決まるであろう12月上旬を手仕舞いの目安にしたいね。
3円台での売却が目標だよ。
- ※あくまでも現在の市場動向から推測した目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
ソフトバンクグループ プット 第418回
- ※コメント作成時、eワラントホームページのアクセス状況に基づきます。
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