SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-21 01:37:14

マーケット > レポート > 投資戦略を極める! > 米国株にはまだアップサイドを期待できるか?米国経済の現状と取引戦略

米国株にはまだアップサイドを期待できるか?米国経済の現状と取引戦略

2018/9/14

9月26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)において、米連邦準備理事会(FRB)は政策金利の誘導目標を2.00%〜2.25%に引き上げるという見方が市場の大勢です。米国株は史上最高値圏での水準を維持していますが、株価に向かい風と考えられる追加利上げに加え、FRBのバランスシート縮小は進められており、いわゆる金融引き締め策が本格化しています。本稿では2018年9月11日時点の米国経済の現状を4つの図で確認するとともに、今後の取引戦略について紹介しています。

申込後は即時にお取引可能!

eワラントお申し込み

eワラントとは?

そもそもワラントってなに?3,000円程の少額から始められる「eワラントの魅力」をご紹介いたします。

失業率

図1は米国の失業率、失業率の5ヵ月の移動平均、NYダウ平均株価の月次データです。移動平均は、月次データが上下にブレるので失業率の傾向を見るために用いています。失業率と株価の関係を見ると、失業率が低下傾向にあるときは株価は上昇傾向にありますが、過去には失業率の低下傾向が止まる、移動平均が横ばいになるとその後に米国株が下落しています。失業率の動向は米国株下落の前兆として役に立ちそうです。

6月の失業率は4.0%、7月と8月は3.9%と横ばい傾向が続いています。失業率の低下傾向が止まったとは言えませんが、年末にかけて毎月発表される失業率には注目です。

在庫循環

図2は米国企業の在庫と出荷の関係を示したものです。この図では縦軸に在庫の前年同月比を、横軸に出荷の前年同月比を表示しています。短期的な景気循環としてはこの在庫循環図を反時計回りに回ると考えられます。今年は図中の黄色の線で、7月までのデータを反映しています。7月時点では右上、つまり、景気拡大期にあることが分かります。

長短スプレッド

「長短スプレッド」は長期金利と短期金利の差のことです。長期金利は短期金利を上回るのが一般的ですが、短期金利が長期金利を上回る、いわゆる「逆イールド」の状況になると注意が必要です。米国では過去に「逆イールド」の状況が発生し、その後に株価がピークを迎えることが発生していました。図3は米国の「長短スプレッド」とNYダウ平均株価の関係を見たものです。長期金利として米国10年国債利回り、短期金利として米国2年国債利回りを用いており、データは2018年9月11日までです。

興味深いのは、「逆イールド」が発生した数ヵ月後には株価がピークを迎えていることが分かります。「長短スプレッド」は9月11日時点で約0.23%にまで縮小しています。このペースでいくと年内にも「逆イールド」が発生するかもしれません。

米国家計債務

ニューヨーク連銀が先月公表した2018年第2四半期の米国の家計における負債残高は13.29兆米ドルとなり、データを取得できる2003年以降で過去最大を更新しました。

家計の負債残高の内訳として一番大きいモーゲージローンは2018年第2四半期の残高は9.00兆米ドルであり、過去最高は2008年第3四半期に記録した9.29兆米ドルに及ばないものの、徐々に増加しています。2007年から2008年に表面化したサブプライム問題は債務返済能力の低い層(サブプライム)向けのローンの焦げ付きでした。当時は不動産価格の上昇を背景にサブプライム向けの不動産を担保とするモーゲージローンが積み上がっていましたが、不動産価格の下落によってモーゲージローンの延滞や債務不履行が増え、株価の下落を伴い金融危機に発展していきました。

債務不履行に関連して、図4で差押え件数と前年同期比を見てみると、差押え件数は前年同期比でマイナスが続いており、問題はなさそうです。しかし、2017年第2四半期に前年同期比が一時的にプラスに転じているなど、差押え件数の減少傾向は終わりに近づいているのかもしれません。今後もこの傾向が続くのか注意が必要でしょう。

取引戦略

以上の指標を見る限り、米国株相場はピークに近いものの、大きな下落となる兆候が出るには至っていません。上昇トレンドはまだ続きそうだけれども、以前のように大きな上昇幅を狙うのは難しいと考える場合、最大損失が買付代金までに限定されていて、レバレッジ(てこ)の効果があるeワラントを活用するのも一手でしょう。

初心者の方でしたら、権利行使価格が低めのNYダウ平均株価を対象とするコール型eワラントを、可能であればできればNYダウ平均株価が下落したタイミングで買い(いわゆる押し目買い)、1〜2週間後に一旦売却、再度タイミングを見て買い、ということを繰り返すことを考えてみるのもいいでしょう。

今後、上記4指標で米国株に下落の兆候が出た場合は、コール型eワラントではなく、相場の下落時に収益の獲得を期待できるプット型eワラントの利用を考えることになりますが、これについてはあらためて解説します。

NYダウ平均株価を対象とするeワラント一覧

(念のため付言しますと、上記は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。)

eワラント証券 投資情報室長 小野田 慎(おのだ まこと)

 eワラントの関連コンテンツ

ちょっとe(イー)銘柄の見つけかた

ご注意事項

  • eワラント、ニアピンeワラントおよびトラッカーeワラントは取引時間内であっても取引が停止されることがある等、リスクがあります。詳しい情報はホームページの「新しいウィンドウで開きます。手数料及びリスク説明:必ずお読み下さい」をご参照下さい。
  • 本資料は情報の提供を目的としており、本資料によって何らかの行動を勧誘するものではありません。本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されておりますが、当社は本資料が正確、完全あるいは/且つ最新のものである事を表明するものではなく、またその責任も負いません。尚、当社及び当社の関連会社、役員、社員その他本資料の作成に携わった関係者が本資料に記された企業の証券または(オプションなどの)派生商品の買い持ちや売り持ち、及び売買を時として行うことがあり得ます。本資料に掲載されている内容の著作権は、原則としてeワラント証券に帰属します。事前に当社の書面による許可なく、本文の一部または全部を第三者へ再配布することを禁じます。
  • eワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株式(上場投資信託等を含む)・株価指数、預託証券、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動、時間経過(一部の銘柄を除き、一般に時間経過とともに価格が下落する)や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与えるので、投資元本の保証はなく、投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります(ただし、eワラントの価格が極端に低い場合には、対象原資産の値動きにほとんど反応しない場合があります)。
  • ニアピンeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数や為替相場の変動や、時間経過(同日内を含む)など様々な要因が価格に影響を与えるので、元本の保証はなく投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります。最大受取可能額は1ワラント当たり100円に設定され、満期参照原資産価格がピン価格から一定価格以上乖離した場合は満期時に価格がゼロになります。同一満期日を持つ全ての種類のニアピンeワラントを購入しても、投資金額の全てを回収することができない可能性があります。
  • トラッカーeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与える有価証券です。このため、投資元本の保証がなく、損失が生じる恐れがあります。トラッカーeワラントの価格は、eワラントに比べると一般に対象原資産の価格により近い動きをします(ただし、レバレッジトラッカーは同方向または逆方向に増幅されたような値動きとなります)が、任意の二時点間において対象原資産の価格に連動するものではありません。また、金利水準、満期日までの予想受取配当金及び対象原資産の貸株料等の変動によって、対象原資産に対する投資収益率の前提が変化した場合には、トラッカーeワラントの価格も影響を受けます。さらに、取引時間内であっても取引が停止されることがあります。詳細は、最新の外国証券情報をご参照ください。
  • SBI証券におけるカバードワラント取引手数料は無料です。また、お客様の購入価格と売却価格には価格差(売買スプレッド)があります。トラッカーeワラントの購入価格には年率で計算された管理コストが予め織り込まれています。管理コストは、計算時点におけるマーケット・メーカーのヘッジコスト(金利水準、ヘッジ対象の流動性、資金調達コスト等を含む)の予想に基づいて設定され、銘柄および購入時点によって異なる可能性があります。

商号等 / eワラント証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2526号
加入協会 / 日本証券業協会

提供:eワラント証券

ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.