高値同士・安値同士を線で結ぶ
株価は常に上下しているため、目先の動きを追いかけていると全体の方向性(トレンド)が見えなくなるときがあります。
その銘柄が上昇傾向か、下降傾向かといった方向性をわかりやすく見せてくれるのがトレンドラインです。トレンドラインは、株価の高値同士・安値同士を直線で結んで表します。
そのラインが右肩上がりの場合は上昇トレンドライン、右肩下がりの場合は下降トレンドラインと呼びます。
図1:上昇トレンドライン
図2:下降トレンドライン
図1・2のように株価チャートの上値同士、下値同士を結んで表れるラインがトレンドラインです。
上昇トレンドラインが引ける場合 → 「上昇トレンド」
下降トレンドラインが引ける場合 → 「下降トレンド」
また、トレンドラインが右肩上がりでも右肩下がりでもなく、横ばいになっているようなら、「横ばいトレンド」や「保ち合い」といいます。上昇とも下降とも、明確なトレンドが生じず、株価が横ばいで推移している状態です。
株価の「支持線」や「抵抗線」になる
また、上昇トレンドラインは、そこ以下に株価が下落しないことから下値支持線、またはサポートラインとも呼ばれます。
逆に、そこ以上の株価に上昇することがない下落トレンドラインは上値抵抗線、またはレジスタンスラインと呼ばれます。
SBI証券では、リアルタイム・トレーディングツール「HYPER SBI」で、お客様の自由にトレンドラインを描画することが可能です。
図3:HYPER SBI画面
- ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。