東京都中央区日本橋箱崎町に本社がある牛丼業界2位の企業です。ご存知、牛丼の「吉野家」が主軸です。持ち帰り寿司の京樽、はなまるうどん、ステーキのフォルクスなども運営しています。

4/6より全国の「吉野家」で、330円（税込）の「豚丼」が復活販売しています。発売より、約2か月で累計販売数1,000万食を突破するなど、「安値ミクス」の代表的な銘柄です。

大阪府大阪市浪速区立葉に本社があり、大阪、兵庫、東京を中心に焼鳥をメインとする居酒屋系焼鳥屋「じゃんぼ焼鳥　鳥貴族」を運営しています。
「じゃんぼ焼鳥　鳥貴族」は全品280円（税抜き）の低価格が人気の秘訣です。他の業態を全く出店しておらず、「じゃんぼ焼鳥　鳥貴族」の単一業態のみです。
焼鳥のたれのみセントラルキッチンで製造し、各店舗に配送しますが、その他は基本店舗で昼間に出勤するパート従業員が手作りで作っています。

埼玉県吉川市に本社がある低価格のイタリアファミレス「サイゼリヤ」を運営する外食企業です。イタリア料理の要である「素材の良さ」を実現するために、産地まで遡って直接製品開発を行い、サイゼリヤ農場を初めとした契約農家と協力してサイゼリヤ仕様の野菜を開発しています。主力商品であるハンバーグとミラノ風ドリアのために、オーストラリアメルボルン州に自社工場を設立しています。
2016年3月末で総店舗数は1,354店舗（国内店舗は1,029店舗、海外店舗は325店舗）と、海外進出に注力しています。海外では、中国（上海、広州、北京）が過半で、香港、台湾、シンガポールにも出店しています。
ミラノ風ドリア299円（税込）が人気メニューで、グラスワイン100円（税込）もあり、居酒屋代わりに使ういわゆる「サイゼリヤ飲み」の需要にも対応しています。 輸入食材が多いため、円高は大きな追い風となっています。

東京都千代田区神田駿河台に本社があるカツ丼専門店「かつや」を運営する外食企業です。「かつや」は、高品質なとんかつをお値打ち価格で提供していて、人気が高いようです。また、肉めし専門店「岡むら屋」やからあげ専門店「からやま」なども展開しています。
「かつや」のカツ丼は490円（税抜）と低価格です。油の処理が面倒な揚げ物を作らない家庭が増加しており、持ち帰りも含めてとんかつ人気が高まっています。松屋フーズが「松のや」を展開するなど競争は激化しています。
割安な朝定食などで、朝食需要取り込みや期間限定商品の投入で売上は好調を維持しているようです。

大阪市北区菅原町に本社がある、大衆セルフ食堂「まいどおおきに食堂」を運営する外食企業です。串揚げ食べ放題の「串屋物語」、うどんの「鶴丸」、手作り居酒屋「かっぽうぎ」なども展開しています。平成28年3月末時点の店舗数は765店舗（直営店（国内）425店舗、直営店（海外）7店舗、FC店（国内）332店舗、FC店（海外）1店舗）となっています。
「まいどおおきに食堂」は、人の温もりを感じさせ、家庭の味を提供する昔ながらの大衆食堂で、「安値ミクス」でフォローの風を受けそうな業態です。