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マーケット > レポート > 福の神レポート〜今こそ3月決算の好配当利回り銘柄に注目!?好配当かつ割安or好業績な銘柄とは!?〜

福の神レポート

2014/2/28

1

日経平均株価は、目先はPER14倍・15倍のレンジ相場!?

2

今だからこそ、3月決算の好配当利回り株に注目!

3

割安・好業績 2つの視点から好配当利回り銘柄を選定

日経平均株価は、目先はPER14倍・15倍のレンジ相場!?

2014年は年初から、日経平均株価が軟調です。昨年末2013年12月30日終値16,291.31円から直近の2014年2月21日終値14,865.67円まで−8.75%も下落しています。

米国の金融緩和縮小(テーパリング)による新興諸国通貨不安などの外部要因もありましたが、国内要因としては4月からの消費税増税を前に、その後の景気落ち込みを懸念している可能性もありそうです。

図表1が、日経平均株価の日足と予想EPSです。2月21日の日経平均株価終値は14,865円で、予想PERが14.86倍なので、予想EPSは、ほぼ1,000円となっています。

今回のアベノミクス相場は、野田前首相の2012年11月14日の解散宣言からスタートしたと考えられます。その時点の日経平均株価の予想EPSは約638円、日経平均株価は8,664.73円、PERは13.58倍でした。

株価=1株当たり利益(EPS)×株価収益率(PER)

で計算されますので、企業の業績の結果である1株当たりの利益に、その何倍まで株価を買うかの期待値であるPERを掛けたものが、株価になります。

アベノミクス相場での株価上昇については、期待値のPERの大幅上昇ではなく、企業業績改善の結果であるEPSの伸びで、過半が説明可能と言えそうです。

図表2では、現在の日経平均株価の予想EPSの1,000円を元に、PER14倍14,000円(赤ライン)、PER15倍15,000円(青ライン)、PER16倍16,000円(緑ライン)を引いてみました。2月5日安値13,995.86円、2月24日高値14,982.53円が、ほぼ下値支持ライン、上値抵抗ラインとなっていましたが、2月25日に上値抵抗であった15,000円を抜けてきました。

2013年10―12月期決算発表も一巡し、これから3月決算末を終えて、4月以降の決算発表までは、企業業績の予想EPSに大きな変更はなさそうです。

今後、日経平均が上昇するならば、消費増税について過度の不安感が解消され、海外株高などの後押しもあって、期待値であるPERが上昇することによっての株価上昇となります。

日経平均株価が、このまま15,000円を超えていくのか、またPER14倍から15倍のレンジ相場に戻るのかは、国内要因ではなくNYダウの新高値などの海外株高、円安によるバックアップが必要となりそうです。

そして、3月期決算発表より2015年3月期の予想EPSが増加したり、消費増税後の景気の落ち込み対策として、「日銀の更なる金融緩和」、「政府の財政出動」などが実施されると、さらに期待値であるPERが上昇し、5月以降は、日経平均株価も大きく上昇する可能性がありそうです。

図表1:日経平均株価(日足)とその予想EPS
日経平均株価(日足)とその予想EPS

※Bloombergデータより、SBI証券投資調査部作成

図表2:日経平均株価チャートとPER14倍・15倍・16倍ライン
日経平均株価チャートとPER14倍・15倍・16倍ライン

※SBI証券WEBサイトより、SBI証券投資調査部作成

今だからこそ、3月決算の好配当利回り銘柄に注目!

日本では、3月決算の銘柄が多く、3,500銘柄超の上場銘柄のうち、3月決算銘柄は約7割の2,466銘柄もあります。 図表3が、配当利回り別の銘柄数と全体に占める比率です。

図表3:予想配当利回り別の銘柄数と比率(2014/2/21終値基準)
予想配当利回り別の銘柄数と比率(2014/2/21終値基準)

この配当利回りに注目して投資を行う投資家が増加しているようです。特にNISA(少額投資非課税制度)では、売却益とともに配当金についても非課税となるため、好配当利回り銘柄への投資が多いようです。
実際に、2014年2月17日から21日までの当社NISA口座での約定金額ランキングにおいて、上位10銘柄中8銘柄が、予想配当利回りが2%を超える銘柄でした。

図表4:SBI証券NISA口座約定金額ランキングTOP10(2014/2/17〜2/21)

順位

コード

銘柄名

終値(2/21)

今期予想配当(円)

予想配当利回り

1

7751

3,123

130

4.16%

2

6871

9,620

10

0.10%

3

8267

1,296

26

2.01%

4

8411

215

6.5

3.02%

5

4502

4,857

180

3.71%

6

8306

611

14

2.29%

7

2131

1301

56

4.30%

8

7203

5,982

180

3.01%

9

9861

1458

20

1.37%

10

9437

1673

60

3.59%

  • ※株価は2014年2月21日終値基準、今期予想配当は東洋経済新報社予想

割安・好業績 2つの観点から、好配当利回り銘柄を選定

しかしながら、単純に配当利回りが高い銘柄に投資するのは、少し問題があります。好配当利回りになった理由があるはずだからです。業績悪化によって、株価が大幅下落したことによって、結果として高い配当利回りになっていたり、成長性が非常に乏しいため、投資家の人気がなく高い利回りになってしまった銘柄など、様々な理由が考えられるからです。

そこで、今回は候補銘柄をJPX日経400インデックスの構成銘柄に絞ることにしました。JPX日経400インデックスは、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成されていますので、極端な業績悪化企業や、流動性に乏しい銘柄などは排除されるようになっています。これによって、投資魅力の高い会社の中から、好配当利回りが期待できる銘柄を選定することが可能になりました。

また、PER・PBRなどの株価指標面で見た割安な銘柄と、来期の好業績が期待される銘柄の2つの切り口によって、銘柄を選出してみました。これらの銘柄に着目してみてはいかがでしょうか?

切り口

割安&好配当利回り銘柄

JPX日経400インデックスの構成銘柄の平均予想PERが15.33倍、平均予想PBRが1.49倍であるので、この2つの指標が平均よりも割安な3月決算銘柄を抽出し(119銘柄)、配当利回りが高い順に10銘柄を選定しました。

選出条件

  • JPX日経400インデックス構成銘柄
  • 3月決算銘柄
  • 予想PERが、15.33倍以下
  • 実績PBRが、1.49倍以下
  • 以上の条件を満たした銘柄の中から、予想配当利回りが高い順に10銘柄選定

図表5:割安&好配当利回り銘柄(2014/2/14終値基準)

コード

銘柄名

業種

予想PER

実績PBR

株価

予想配当

予想配当利回り

増益率

8304

銀行業

11.1

0.98

296

14

4.7%

11.7%

7262

輸送用機器

7.7

1.31

1,632

65

4.0%

-2.7%

8001

卸売業

6.5

0.97

1,277

46

3.6%

4.3%

9437

情報・通信業

14.5

1.26

1,692

60

3.5%

1.1%

8053

卸売業

6.9

0.70

1,333

47

3.5%

13.1%

5857

非鉄金属

10.4

1.24

1,718

60

3.5%

-2.8%

6412

機械

9.1

1.06

1,729

60

3.5%

11.4%

8002

卸売業

6.0

0.89

721

25

3.5%

10.9%

2681

小売業

9.3

0.85

937

32

3.4%

1.9%

7201

輸送用機器

12.2

0.91

918

30

3.3%

21.5%

好業績&好配当利回り銘柄

JPX日経400インデックスの構成銘柄のうち、Bloombergデータで今期、来期の営業利益のアナリストコンセンサスがある364銘柄を対象に、3月決算銘柄の単純平均の営業利益増益率が12.5%でした。
この営業利益増益率が平均の12.5%以上の108銘柄の中から好配当利回り銘柄を選定しました。

選出条件

  • JPX日経400インデックス構成銘柄
  • 3月決算銘柄
  • 今期ー来期の営業増益率が12.5%以上
  • 以上の条件を満たした銘柄の中から、予想配当利回りが高い順に10銘柄選定

図表6:好業績&好配当利回り銘柄(2014/2/14終値基準)

コード

銘柄名

業種

予想PER

実績PBR

株価

予想配当

予想配当利回り

増益率

8053

卸売業

6.9

0.70

1,333

47

3.5%

13.1%

7201

輸送用機器

12.2

0.91

918

30

3.3%

21.5%

8058

卸売業

7.8

0.71

1,992

64

3.2%

13.0%

7860

情報・通信業

10.4

1.78

1,965

60

3.1%

19.9%

2767

卸売業

10.1

1.11

1,840

50

2.7%

14.8%

4208

化学

16.0

0.82

189

5

2.6%

32.9%

4188

化学

25.1

0.78

466

12

2.6%

16.5%

4217

化学

13.2

0.93

1,453

36

2.5%

19.0%

5713

非鉄金属

10.7

0.87

1,374

34

2.5%

14.8%

7246

輸送用機器

9.1

0.76

414

10

2.4%

14.3%

やはり、割安と好業績とでは違った切り口なので、かなり違ったランキングとなっています。
しかし、日産自動車(7201)、住友商事(8053)の2銘柄だけは、2つのランキングで上位を占めています。割安で好業績も期待できる注目度の高い銘柄と言えそうです。

  • ※PER、予想配当は東洋経済新報社予想。営業利益の増益率は、Bloombergデータのアナリストコンセンサスベース。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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