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2024-04-29 07:09:17

マーケット > レポート > ストラテジストのつぶやき〜ETFで広がる投資戦略〜日本株が急騰した理由は?どこまで上昇するのか

日本株が急騰した理由は?どこまで上昇するのか

2023/6/22
提供:野村アセットマネジメント

1海外投資家は日本株を11週連続で買い越し

海外投資家が日本株を11週連続で買い越し、日本株を押し上げている

バブル崩壊後の高値を更新するなど勢いづいている日本株ですが、海外投資家による買い付けが押し上げているようです。下図は、財務省が公表している「非居住者による対内証券投資(株式版)」で、海外投資家による日本株への資金流出入動向を週間ネット売買と年初来累計で見たものです。

今年序盤の1〜2月は特段大きな動きはありませんでしたが、3月の米地方銀行破綻ショック時には、年初来累計で3.6兆円程度の大幅な資金流出(売り越し)となりました。しかし、米銀破綻の影響が大きく広がらなかったことなどから、今年度に入った4月以降は大きく買い戻され、その後も買い増しが続き、3月のボトムからみると約9.4兆円、年初来累計でも5.8兆円程度の買い越しとなっています(6月9日までの集計)。

こうした海外投資家による旺盛な日本株需要が日本株を強力に押し上げているようです。

非居住者による日本株への投資動向の推移

期間:2023年1月6日〜2023年6月9日、週次

(出所)Bloombergを基に野村アセットマネジメント作成

2バフェット効果で米投資家は日本株買いへ

米著名投資家のウォーレン・バフェット氏の言動が、米国人の日本株買いに大きく影響している模様

今年4月、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が来日し、投資先の大手商社の経営陣と面談したほか、メディアのインタビューに応じて、「日本株への追加投資」を示唆するなど、日本株への強気な見方を披露しました。こうしたバフェット氏の言動が海外投資家の日本株買いを誘ったものと推察されます。

バフェット氏は帰国後、5月6日に自身が経営するバークシャー・ハサウェイ社の年次株主総会を開催、そこでも日本株への強気の見方を披露しました。下図は、米国上場の主な日本株ETFへの資金流出入動向とTOPIXの推移ですが、同社の株主総会以降、資金流入が急増していることが分かります。バフェット氏を信奉するバークシャー社の株主などが、日本株買いに動いたものと思われます。

このように、バフェット氏の言動が海外投資家による日本株買いに火をつけたことは容易に推察され、今後もバフェット氏の言動には注目が集まりそうです。

米国上場の主な日本株ETFへの資金流出入動向とTOPIXの推移

期間(TOPIX):2023年1月4日〜2023年6月13日、日次
期間(ETF売買):2023年1月4日〜2023年6月12日、日次

(出所)Bloombergを基に野村アセットマネジメント作成

3日本株は適正レンジの上限に迫る

昨秋には売られ過ぎだった日本株が適正レンジの上限に近付いている

バフェット効果などで急騰している日本株ですが、果たしてどこまで上がるのでしょうか?下図は、TOPIXとTOPIXの予想EPS(向こう12ヵ月予想ベース)を13、14、15倍したデータの推移です(これら3本のラインの間を「適正レンジ」と呼ぶことにします)。表示の期間は、第2次安倍政権誕生以降の「アベノミクス」と呼ばれる期間から直近までを示していますが、この期間の株価は概ねこの「適正レンジ」内に収まりながら、EPSの成長とともに上昇してきました。

時々「適正レンジ」をはみ出して、買われ過ぎては反落し、売られ過ぎては反発することを繰り返してきましたが、直近では昨秋の売られ過ぎ水準から一気に回復しており、「適正レンジ」上限(約2,300ポイント)に接近しています。このままの勢いで上限を突破するのでしょうか?

過去を振り返ると、「適正レンジ」が上昇基調にある間は株価は堅調に推移しました。一方、買われ過ぎて「適正レンジ」上限を突破してしまうと、なぜか、その後に「適正レンジ」が下方屈折し、株価はそれを予見したかのように、オーバーシュート後は調整局面に入っていました。今後は、まずは株価がオーバーシュートするか否か、「適正レンジ」つまりは企業業績のトレンドがどうなるかに注目する必要がありそうです。

TOPIXと企業業績の推移

期間:2012年12月3日〜2023年6月13日、日次

(出所)野村證券データ、および、Bloombergを基に野村アセットマネジメント作成

記載されている個別の銘柄については、参考情報を提供することを目的としており、特定銘柄の売買などの推奨、また価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。上記は過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。

関連銘柄

コード 銘柄名
1306 NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信
1321 NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信

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野村アセットマネジメント
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  • 本レポートは、投資環境に関する参考情報の提供を目的として野村アセットマネジメントが作成した参考資料です。投資勧誘を目的とした資料ではありません。本レポートは市場全般の推奨や証券市場等の動向の上昇または下落を示唆するものではありません。本レポートは信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。本レポートに示された意見等は、本レポート作成日現在の見解であり、事前の連絡なしに変更されることがあります。なお、本レポート中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。投資に関する決定は、お客様ご自身でご判断なさるようお願いいたします。投資信託のお申し込みにあたっては、投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
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