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≪マザーズがおよそ14年ぶりの高値≫いまの主力テーマ株の明暗は?

2020/10/14
投資情報部 鈴木 英之

東京株式市場では10/14(水)、東証マザーズ指数が2006/8/25の高値水準(1,364.24)を上回り、およそ14年2ヵ月ぶりの高値をつけました。そこで今回の「新興株ウィークリー」では、東証マザーズ指数が高値圏にあった14年2ヵ月前の主力株をチェックし、株価の推移を調べることで、その教訓を得ることを狙ってみました。

調べてみると今、まさに注目を集めるあの銘柄も!?といった発見もあり、興味深い結果となっております。

また、今後決算発表が本格化する中で、主力テーマ株に属しつつ、好業績が期待できる銘柄は“何か”といった銘柄の抽出も行いました。いまの新興市場の主力テーマ株は、今後どう明暗が分かれていくのかチェックしていきましょう。

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1東証マザーズ指数が14年2ヵ月ぶり高値水準

東京株式市場では10/14(水)、図1にもあるように、東証マザーズ指数が2006/8/25の高値水準(1,364.24)を上回り、およそ14年2ヵ月ぶりの高値をつけました。

表1は前月末以降の新興市場主要銘柄(時価総額1千億円以上)の値上がり率上位を示しています。菅政権はデジタル化を駆使した行政改革を積極的に推進する方針であり、デジタル庁創設や、遠隔医療恒久化、ハンコの廃止などに向けた動きにより、デジタル関連のマザーズ銘柄の値上がりが目立っています。

さて、冒頭にご説明したように、東証マザーズ指数はおよそ14年2ヵ月ぶりの高値水準を回復したことになりますが、当時の東証マザーズ時価総額上位10銘柄(ただし、現在も存続している銘柄)は表2のとおりです。ACCESS(4813)、ディー・エヌ・エー(2432)、タカラバイオ(4974)などが「マザーズの主力銘柄」でした。

興味深いのは、その後現在までの時価総額の騰落です。エムスリー(2413)は「テンバガー」どころか40倍超にもなり、サイバーエージェント(4751)も大きく上昇しました。半面、半数の銘柄が時価総額を80〜90%程度減らしていることになります。表1に掲げられた現在の主力銘柄は10数年後、どのように明暗が分かれるのでしょうか。

図1 東証マザーズ指数(日足)

  • ※Bloombergデータを用いてSBI証券が作成。
  • ※期間:2000/4/3〜2020/10/14

表1 新興市場(東証マザーズ・ジャスダック)主要銘柄のパフォーマンス上位(9/30〜10/13)

コード 銘柄名 市場 株価 騰落率
6027 弁護士ドットコム マザーズ 14,840 32.7%
4488 AIinside マザーズ 57,800 31.2%
4475 HENNGE マザーズ 8,840 31.0%
4053 Sun Asterisk マザーズ 3,525 28.6%
7779 CYBERDYNE マザーズ 654 26.3%
4477 BASE マザーズ 13,880 26.2%
4480 メドレー マザーズ 6,220 23.4%
3994 マネーフォワード マザーズ 9,170 21.0%
4485 JTOWER マザーズ 6,630 20.1%
4385 メルカリ マザーズ 5,810 19.8%
  • ※東証マザーズおよびジャスダック市場の時価総額1千億円以上銘柄(10/6時点)について、10/13(火)終値を9/30(水)終値と比較し、その値上がり率が大きい順に10銘柄並べたもの。

表2 2006年8月25日の東証マザーズ時価総額上位とその推移

コード 銘柄名 株価 時価総額推移
(10/13) 1 2
4813 ACCESS 871 -89.2% -19.5%
2432 ディー・エヌ・エー 1,982 57.3% 6.1%
4974 タカラバイオ 2,980 150.3% 27.3%
8925 アルデプロ 54 -85.8% -4.1%
4751 サイバーエージェント 6,700 587.3% -29.9%
8789 フィンテック グローバル 44 -92.8% -35.3%
2413 エムスリー 7,130 4006.4% -31.4%
7829 サマンサタバサジャパンリミテッド 123 -91.8% -46.3%
3727 アプリックス 353 -90.7% -42.8%
8914 エリアリンク 942 -84.6% 10.4%
  • ※Bloombergデータを用いてSBI証券が作成。株価は2020/10/13現在。ただし、表の順番は当時の時価総額の大きい順となっています。
  • ※時価総額推移のうち、「1」は2006/8/25〜2020/10/13の変化率。
  • ※時価総額推移のうち、「2」は2005年末〜2006/8/25の変化率。すなわち、2006/8/25時点の年初来騰落率を示しています。

2主力テーマ株で好業績が期待できるのは?

東証マザーズ市場では引き続き、主力テーマ株の活躍が期待されているようです。主力テーマは実際に値上がり銘柄の多いデジタル関連銘柄で、当社のテーマ株投資ツールである「テーマキラー!」で、DX、5G、電子政府、クラウド、遠隔医療、サイバーセキュリティ、AI、ゲーム、巣ごもり、キャッシュレス、電子書籍などのテーマに属する新興銘柄です。ただ、テーマ株が必ずしも長期的に成長をとげられるとは限らないことは、表2に記載の銘柄により明暗が示されています。

そうした中、東京株式市場は間もなく、本格的な決算発表の時期を迎えます。そこで、今後の決算発表でも好業績を期待できそうな新興銘柄を抽出すべく、以下の条件で銘柄チェックを行いました。

(1)東証マザーズ、またはジャスダック市場に属す新興銘柄であること。

(2)上記の投資テーマで関連銘柄として紹介されている銘柄であること。

   (DX、5G、電子政府、クラウド、遠隔医療、サイバーセキュリティ、AI、ゲーム、巣ごもり、キャッシュレス、電子書籍)

(3)3,6,9,12月を本決算とする銘柄であること。

(4)直前四半期で営業利益を計上している銘柄であること。

(5)営業利益の進捗率が通期会社計画、それがない場合は中間期会社計画に対し、標準ペース以上であること。

   (標準ペースとは3月決算企業の場合25%、12月決算企業では50%となっています)

(1)〜(5)すべての条件を満たす銘柄について、決算発表予定日が早い順に並べたものが表3です。これらの銘柄は、投資家の注目を集めやすい投資テーマをもちつつ、決算発表で好業績が期待される銘柄であると考えています。ただ、銘柄の中にはPERやPBRでみた際、割高感の強まっている銘柄もあることから、その点は注意が必要です。

表3 好決算が期待される主力テーマ株

取引 チャート ポート
フォリオ
コード 銘柄 株価
(10/13)
直近四半期
営業増益率
進捗率 決算発表
予定日
3793 3793 3793 3793 ドリコム 914 386.4% 中間69.2% 10/29
3356 3356 3356 3356 テリロジー 597 94.9% 33.5% 11/9
4485 4485 4485 4485 JTOWER 6,630 - 66.7% 11/10
3923 3923 3923 3923 ラクス 2,019 78.5% 27.6% 11/12
2150 2150 2150 2150 ケアネット(12) 3,515 94.3% 73.8% 11/12
3623 3623 3623 3623 ビリングシステム(12) 1,696 56.5% 55.6% 11/12
3641 3641 3641 3641 パピレス 2,798 49.3% 36.6% 11/12
4435 4435 4435 4435 カオナビ 7,090 黒転 中間83.8% 11/13
4480 4480 4480 4480 メドレー(12) 6,220 - 136.9% 11/13
  • ※Bloombergデータ、会社公表データをもとにSBI証券が作成。
  • ※カッコ内の数字は決算月で、無印は3月決算。「直近四半期」は3月決算銘柄の場合2020/4〜6期、12月決算銘柄の場合、2020/1〜6期。
  • ※テリロジーおよびメドレーの四半期営業利益は前年同期との比較ができないため「-」を用いています。
  • ※進捗率に「中間」とあるのは、四半期営業利益の中間期予想営業利益に対する進捗率を示しています。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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