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ポスト・コロナの新ライフスタイル関連IT銘柄はコレ!?

2020/6/24
投資情報部 長谷川 稔

新型コロナウイルスの影響で停止していた世界の各種スポーツイベントが、徐々に再開に向けて歩みだしています。無観客という前提ではありますが、米国のPGAツアー(男子プロゴルフ)はすでに2試合を終了。日本ではプロ野球が6/19(金)から開幕し、6/25(木)からは女子プロゴルフが開幕します。

そのような状況の中で、大変残念なニュースが入ってきました。テニスの世界ランク1位のジョコビッチ選手が新型コロナウイルスに感染しました。実は彼は6月に入ってから、自ら主催した非公式の慈善大会ツアー(複数の試合)を開催していたのですが、彼の妻をも含む複数の著名選手及びその家族らを含むクラスター感染が発生してしまった模様です。

世界の株式市場は、新型コロナウイルス後の経済復興を先取りする形で上昇してきましたが、収束に向かうと思われた新型コロナウイルスの感染拡大は、米国や新興国等で第2波が懸念される状況となり、市場の楽観ムードはやや後退する形になっています。
なかなか収束に向かわない新型コロナウイルスの感染状況をみると、我々は当面、このウイルスと共存しながら、経済を回していかなければならないのではないでしょうか。そこで、今回の「新興株ウィークリー」では、ポスト・コロナに活躍が期待できる関連銘柄に注目してみました。

皆さまの銘柄選択の際のご参考にしていただければ幸いです。

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1ポスト・コロナの新ライフスタイル関連IT銘柄は?

世界が新型コロナウイルスの脅威から解放されるためには、ウイルスに有効なワクチンと薬が世界中にいきわたることが肝要だと思われます。世界中の薬品メーカーがその開発に注力していると思われますが、現実問題としてそれらの実用化までにはかなりの時間が必要ではないかと思われます。

したがって我々は当面新しいライフスタイルを確立する必要があるように思います。4月以降多くの方が経験したことではありますが、今後のワークスタイルは、満員電車での通勤、同僚が多く集まるオフィス、密室での会議、といったものから、自宅でのテレワークの一段の推進、ネット会議の導入などが、進行し大きく変化するのではないでしょうか。また日本独特の文化でもある、書類への押印、名刺交換などの習慣も変化を迫られているように感じます。教育の現場でも、教室での授業ばかりではなく、オンライン学習を一部取り入れるなどの形が普及するのではないでしょうか。

また、エンターテインメントの世界ではイベント自粛で活動の幅を狭められ、実際に人が集まる会場で活動出来なくなったアーティストや芸人がビデオ通話を使って動画を配信するといったことも、頻繁に行われるようになりました。米国のナスダック市場が、いち早く最高値を更新したことが示すように、最近の米国での株式の物色動向は、テレワークの普及→通信量の増大→5G関連投資のさらなる加速といったテーマに沿った銘柄が投資家の注目を集めています。

ポスト・コロナは、コロナ以前に復帰するのではなく、仕事のやり方の変革を伴った新しい時代になるのかもしれません。株式市場では、これに関連するキーワードは複数あります。上記の「テレワーク」もしかりですが、その安全性を担保する「サイバーセキュリティー」、教育の世界での「オンライン学習」、医療の世界での「遠隔医療」も関連してきます。そして、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の考え方は、新型コロナウイルスの流行を経て、より重要なものへと昇華しつつあります。

表1はSBI証券が提供し、テーマ株投資を容易に行うことを可能としている「テーマキラー!」において、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」、「テレワーク」、「サイバーセキュリティー」、「オンライン学習」、「遠隔医療」の各テーマの採用銘柄および、「新興株ウィークリー」が各テーマに関連すると思われる銘柄を抽出し並べたものです。なお時価総額で100億円以上の銘柄に絞り込んでいます。

表1 ポスト・コロナの新ライフスタイル関連IT銘柄はコレ!?

取引 チャート ポート
フォリオ
コード 銘柄名 株価(円)
6月23日
事業内容 事業内容
注目点
3800 3800 3800 3800 ユニリタ 1,843 DX関連 独立系ソフト開発、クラウド
4397 4397 4397 4397 チームスピリット 2,823 勤怠管理業務などのクラウドサービス
4431 4431 4431 4431 スマレジ 3,545 POSレジアプリのクラウドサービス
4488 4488 4488 4488 AI inside 36,950 AI認識技術活用のクラウド型OCRサービス
6027 6027 6027 6027 弁護士ドットコム 10,510 クラウド使用の電子サイン
4485 4485 4485 4485 JTOWER※ 6,120 5G関連 携帯キャリアの屋内通信設備
3914 3914 3914 3914 JIG-SAW 5,250 サーバーなどの自動監視システム
3857 3857 3857 3857 ラック※ 1,263 サイバーセキュリティー関連 情報セキュリティ主力の監視サービス
9758 9758 9758 9758 ジャパンシステム※ 503 米HP系会社の中堅SI
3692 3692 3692 3692 FFRI※ 2,630 標的型攻撃のセキュリティ対策に特化
3356 3356 3356 3356 テリロジー※ 655 ハッカー脅威コンサルなどITセキュリティ
4475 4475 4475 4475 HENNGE 5,220 クラウドID管理サービス
3933 3933 3933 3933 チエル※ 4,770 オンライン学習 学校教育向けICT
3998 3998 3998 3998 すららネット※ 16,470 低学力児童向け学習教材
6629 6629 6629 6629 テクノホライゾン・ホールディングス※ 941 教育ICT用光学機器
4308 4308 4308 4308 Jストリーム 2,228 ネットの動画ライブ、オンデマンド
6095 6095 6095 6095 メドピア※ 2,945 遠隔医療 医師向け情報サイト運営、特定保健指導サービス
4480 4480 4480 4480 メドレー※ 4,115 オンライン診療システムと電子カルテ育成中
3905 3905 3905 3905 データセクション 753 健康診断の画像を解析し疾病リスク予測
4438 4438 4438 4438 Welby 2,396 個人の健康・医療情報プラットフォーム
  • ※SBI証券「テーマキラー!」等よりSBI証券が作成。銘柄名の後の※は、「テーマキラー!」の組み入れ銘柄を示しています。

2抽出銘柄のポイント

それでは表1で抽出された銘柄群のうち数銘柄について、チャートと注目ポイントを簡単にご紹介したいと思います。

チームスピリット(4397);勤怠管理、経費精算、工数管理などの面倒な日常の業務管理を最適化し、コンプライアンスや内部統制を可能とするクラウドサービスの提供が主な事業内容です。働き方を可視化し、生産性の高い働き方を提案しています。2月末で1,351社の契約社数を有し、契約ライセンス数は25.59万に達してます。働き方改革が追い風となり、契約数が伸長しており、2020/8月期は契約数の増加を背景に小幅増益を計画しています(今期より連結決算開始のため単純比較はできませんが、前期の単体決算比43%増収、0.3%経常増益を想定)。

スマレジ(4431);?2019年2月にマザーズに上場しています。文字通りスマホを使ったPOSレジアプリのクラウドサービス事業を行っている会社です。飲食店向けのオーダーエントリーシステムや勤怠管理システム、給与計算システムなども提供しています。大手以下の小売、外食、流通業向けが主要顧客です。顧客数の拡大に加え、消費増税時の軽減税率導入が追い風となっています。2020年4月期決算は83.9%経常増益と好調でした。今期は新型コロナウイルスの影響が特に1Qに顕著となる見込みで、会社側は9.7%の経常減益予想と慎重ですが、息の長いキャッシュレス関連銘柄としても注目されます。

ラック(3857);1986年にシステム開発会社として設立されました。1995年に日本で最初に情報セキュリティ事業をスタートしたセキュリティ対策のパイオニア企業です。政府機関へのセキュリティ対策への提言や支援を行うなどの実績を持っています。2014年にはKDDIと資本提携を行い、人材招聘など関係を強化しています。システム開発とセキュリティ監視(24時間リアルタイム)業務に強みを持っています。テレワークの増加にともない、セキュリティ対策が一段と重要になってくるとみられます。2020年3月期は
先行投資負担が大きく4.5%増収、22.5%経常減益となりましたが、今期は15.2%増収、17.7%経常増益を計画しています。

テクノホライゾン・ホールディングス(6629);2010年にそれぞれJASDAQ市場に上場していたエルモ社とタイテックが経営統合して誕生した会社です。光学事業と電子事業が両輪です。光学事業は書画カメラ(実物投影機)、多目的フィールドカメラ、レンズユニット等のニッチ分野において多彩な映像関連商品を手がけています。電子事業はロボット制御や高速画像インターフェースを得意とする各種FA関連機器、ドライブレコーダー、決済端末機器ならびに各種医療関連機器の開発・製販を行っています。オンライン授業などに使われる書画カメラや教室用の電子黒板が好調で、2020年3月期は14.0%増収、24.7%経常増益を達成。今期も1.1%の経常増益を会社側は予想しています。自社株を36%も保有している点にも注目です。

メドピア(6095);医師向け情報サイト「メドピア」を運営しています。現状は「メドピア」への製薬会社からの広告収入が売上高の大半を占めています。また、メドピアで転職を希望する医師の送客収入(医師の人材紹介会社へ)も拡大中です。新規事業として、オンラインの健康相談サービス(医師とチャットやテレビ電話で相談できる)「first call」や栄養士とコンタクトできるダイエット相談なども手がけています。3/11(水)に「first call」が、国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策の一環として、経産省が設置する「健康相談窓口」に選定された点が注目されます。2020年9月期について、会社側では新規連結会社の寄与もあり、70.7%増収、44.2%経常増益を計画しています。

図1:チームスピリット(4397)・日足

図2:スマレジ(4431)・日足

図3:ラック(3857)・日足

図4:テクノホライゾン・ホールディングス(6629)・日足

図5:メドピア(6095)・日足

  • ※図1から図5は、当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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