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2019-12-15 17:50:03

マーケット > レポート > 出世株を探せ!新興株ウィークリー >  「トリプルスリー」の新興株リバウンド候補銘柄はコレ!?

「トリプルスリー」の新興株リバウンド候補銘柄はコレ!?

2019/7/10
投資情報部 長谷川 稔

東京は入梅以降、雨はそれほどではありませんが、気温の低い日が続いており、毎日上着を着て通勤しています。オホーツク高気圧が強く、寒気が入り込んでいるためでしょうか。このままだと、梅雨明けも遅れそうな気配です。

そうした中、熱い戦いがスタートします。7/13(土)から社会人野球の頂点とも言える都市対抗野球が東京ドームで行われます。トーナメント形式のガチンコの戦いなので面白いですし、華やかな応援合戦も楽しめます。将来のプロ野球のスターを見つけることもできます。上場している大企業のチームが大半ですが、中には中小企業やクラブチームの出場もあり、つい応援してしまいます。今年は宮崎梅田学園(自動車教習所)、シティライト岡山(中古車販売)、さらには名門ですが東京代表の鷺宮製作所(自動制御部品メーカー)などがあげられます。

ところで野球のバッターで最も価値のある記録は、「トリプルスリー」だと思っています。シーズンを通して打率3割、本塁打30本、30盗塁以上を達成した選手に与えられる称号です。プロ野球の世界ではこれまで達成者は10人。唯一、ヤクルトの山田選手が複数回(しかも3回)達成しています。

そこで今回は、新興株市場の「トリプルスリー銘柄」を探してみました。(1)資本収益性が高く、(2)自己資本が充実していて、(3)好業績が期待されている新興株銘柄、の3点にスポットを当ててみました。

6月以降、日本株は上昇に転じましたが、米国株の指標が軒並み史上最高値を付けているの対し、日本株は円高進行が懸念されたのか相対的には出遅れています。ただし、円高はチャート的には一服から反転の気配に転じているうえ、米国の金融緩和に対する市場のやや前のめりの期待感が薄れてきたため、今後は円高も一服し、日本株の反発も予想されるのではないでしょうか。そうした中、流動性にやや欠ける新興株の中で、良好なパフォーマンスを示すのは、「トリプルスリー」のような優良株ではないでしょうか。皆様の銘柄選択のご参考にしていただければ幸いです。

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1「トリプルスリー」の新興株リバウンド候補銘柄はコレ!?

7月に入ってからの株式相場は、G20と並行して行われていた米中通商会議で、両国の貿易戦争が「一時停戦」となり、中国から米国への輸入品に対する関税の追加が見送られたことが好感され世界的に上昇しました。米国が金融緩和へ舵を切ったことで、世界的に金融緩和期待が強まったことも追い風になりました。そうした中、米国株の主要指数が史上最高値を更新しているのに対し、日本株は出遅れが目立っています。これは米国の金融緩和が外為市場では円高・ドル安に作用するため、日本株には逆風となったと見られます。

ただし円高・ドル安の進行はチャート形状的には既に一服しているうえ、7/5(金)の米国雇用統計が強い数字であったことから、市場のやや行き過ぎた緩和期待は当面後退し、円高進行がむしろ安定から円安方向にシフトする可能性もあるのではないでしょうか。そのように考えれば、日本の株式市場の出遅れ修正があっても良いのではないでしょうか。そのような展開の中で、新興株市場の中では、冒頭述べたように「トリプルスリー」を満足する銘柄のパフォーマンスが、良好になるのではないでしょうか。

それでは早速スクリーニングにより、「トリプルスリー銘柄」を抽出してみたいと思います。今回の条件は下記の6項目です。スクリーニングのツールとしては、当社WEBサイトの国内株式のページにある、銘柄検索メニューのスクリーニング(銘柄条件検索)を使っています。

スクリーニングの条件は、
(1)東証マザーズおよびJASDAQの上場銘柄であること
(2)ROE(予想ベース)が30%以上あること
(3)自己資本比率が30%以上あること
(4)今期の会社側経常利益予想が30%以上の増益であること
(5)直近四半期までの経常利益の年度予想利益に対する進捗率が好調(1Qなら25%、2Qなら50%以上等)であること
(6)株式の時価総額が100億円以上であること

まず(2)によりROE(自己資本利益率)をチェックすることで、資本に対するリターンが高く、収益性の高い銘柄を抽出します。また、(3)については自己資本が充実している銘柄を選びます。また自己資本が乏しくROEが高めに出やすい銘柄を除外する意味合いもあります。(4)、(5)の条件により、今期の増益率が高く、直近までの決算が好調で上方修正の期待が持てる銘柄に絞り込んでいます。また(6)により流動性の低い銘柄を排除しています。

上記の条件を満たす全ての銘柄を、今期の経常増益率が高い順に並べたのが表1の6銘柄となります。

表1:「トリプルスリー」の新興株リバウンド候補はコレ!?

取引 チャート ポート
フォリオ
コード 銘柄名 株価(円)
7月9日
今期会社予想
経常増益率
(円)
ROE
(%)
自己資本比率
(%)
主な事業内容
現買信買 チャート 追加 4424 Amazia 3,880 266.1 68.2 54.5 漫画アプリの運営
現買信買 チャート 追加 4441 トビラシステムズ 8,550 64.8 85.9 57.7 迷惑電話のフィルター
現買信買 チャート 追加 3990 UUUM 4,370 55.4 36.5 49.4 YouTuberの製作サポート
現買信買 チャート 追加 4427 EduLab 5,610 42.7 34.1 32.4 ネットによる英語教育
現買信買 チャート 追加 7035 and factory 3,920 39.7 77.3 34.3 ホテル開発、スマホアプリ
現買信買 チャート 追加 6046 リンクバル 786 39.6 44.6 68.9 イベントECサイト運営
  • ※各社公表データ等を用いてSBI証券が作成。ROEは今期会社予想純利益を前期末の純資産で割って求めた数値。なお、この計算式では直近上場銘柄の数値が高くなりやすい点に注意が必要です。

2抽出銘柄のポイント

それでは表1で抽出された銘柄の一部について、チャートと注目ポイントを簡単にご紹介したいと思います。

Amazia(4424)は、2018年12月にマザーズに上場した会社で漫画アプリの「マンガBANG!」を運営しています。このアプリは新作や名作、様々なジャンルの作品を取り揃えており、基本は無料購読ですが、広告収入や一部コンテンツの小額課金で成り立っているビジネスモデルです。他にもアプリの「マンガEpic!」では、マンガ作家の投稿を受け付けており、マンガ家発掘育成にも努めています。「マンガBANG!」のダウンロード数増加に伴い、大手出版社との取引増加により業績が急拡大しています。2Q決算発表前に年度予想の大幅な上方修正を行っていますが、依然余裕含みに思われます。将来的には同種のサービスを海外でも展開する計画を持っています。

トビラシステムズ(4441)は、2019年4月にマザーズに上場した会社で、独自のアルゴリズムを用いて、迷惑情報のフィルター事業を行っています。具体的にはモバイル、固定、ビジネスフォンなどの電話にかかってくる迷惑電話を探知し、電話のユーザーに警告を発信したり自動的に拒否するシステムです。モバイルでは大手通信キャリア3社(docomo、KDDI、SoftBank)のオプションパックにアプリ形式でサービスを提供しています。固定電話ではKDDI系列2社のホームゲートウェイにシステムが内蔵されています。迷惑電話の識別には警察組織からの提供データや利用者からのフィードバック、独自調査によるデータベースが使われます。電話を使った主に高齢者への特殊詐欺防止で需要拡大が続いており、業績は順調です。

UUUM(3990)は、2017年8月に上場した会社で、YouTuberの製作サポート事業を展開しています。動画視聴数連動のアドセンス、広告収入が柱です。同社の強みは、「はじめしゃちょー」、「HIKAKIN」などの人気専属YouTuberを多数揃えていること。また新領域として、人気インスタグラマーによる動画広告の製作サービスも手がけています。日本の動画広告市場はTV市場に比べ10%未満程度と小さく、成長余地は大きいと見られます。世代が若いほど動画メディアはTVからYouTubeへシフトしている点が強みです。今5月期、会社側は55%経常増益を目標としていますが、3Qまでで既に目標利益の91%を達成しており、超過達成の期待が持てそうです。株価は高PERから相場全体の調整局面入りで下落傾向ですが、200日移動平均線にタッチしており、反発局面に転じても良い局面ではないかと思われます。

リンクバル(6046)は、2015年にマザーズに上場した街コン主力のイベントECサイト「machicon JAPAN」を運営している会社です。婚活マッチングや恋愛情報等のWEBサービスも提供しています。自社イベント中心の業態から、近年は20代から30代を中心とした強固な顧客基盤を背景に、他社開催のイベント掲載が増加しています。この結果イベント参加者拡大、費用の効率化により業績が拡大基調に転じています。今後は「街コン・婚活市場」から、さらに市場規模の大きい「コト消費市場」や、海外での事業展開が予想されます。株価は5/8(水)の2Q決算発表で会社想定を上回る前年同期比82%経常増益での着地であったにもかかわらず、市場の期待が大きかったのか下落しました。ただし戦略的な事業構造の転換により中期的な成長余力は大きいと思われます。マザーズから東証1部への昇格期待も持てそうです。

図1: Amazia(4424)・日足

図2:トビラシステムズ(4441)・日足

図3:UUUM(3990)・日足

図4:リンクバル(6046)・日足

  • ※図1から4は当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。

3【新興市場Now】マザーズ指数は反落

東証マザーズ指数の7/9(火)終値は911.77と、7/2(火)終値921.52から1.1%の下落となりました。JASDAQ平均は0.2%の小幅上昇でした。日経平均は0.9%の下落でしたから、マザーズ指数は日経平均に対しやや劣位な値動きとなりました。前週の大幅上昇の反動と思われます。

マザーズ市場の時価総額の大きい銘柄では、先週好調だったそーせいグループ(4565)サンバイオ(4592)などバイオ関連銘柄の反落が目立ちました。またメルカリ(4385)ミクシィ(2121)PKSHA Technology(3993)なども軟調でした。その他の個別銘柄では、ヘリオス(4593)ラクスル(4384)が続落となりました。

JASDAQ市場は、景気敏感型で中国向け比重の大きいハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)が前回の大幅上昇から一転して下落に転じました。ワークマン(7564)ユニバーサルエンターテインメント(6425)などの株価は引き続き堅調でした。

※東証マザーズ指数について:東証マザーズ市場は近い将来東証1部へのステップアップを視野に入れた成長企業向けの市場です。マザーズ指数は、マザーズ市場に上場する全銘柄の時価総額加重平均型(浮動株調整後)の指数です。ただし、一部の時価総額の大きい銘柄の影響度が大きい点に注意を要します。ちなみに6月末のマザーズ市場の時価総額に占めるメルカリ(4385)のシェアは8.4%、そーせいグループ(4565)が6.8%、ミクシィ(2121)が4.5%、サンバイオ(4592)が4.2%、などとなっています。

図5:東証マザーズ指数(日足)

図6:JASDAQ平均(日足)

  • ※図5、図6ともに当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。

表2:主要株式指標の騰落率(7/2〜7/9)

指数

終値(7/9)

騰落率

日経平均株価

21,565.15

-0.9%

東証マザーズ指数

911.77

-1.1%

JASDAQ平均株価

3,450.84

0.2%

表3:主要新興市場銘柄の騰落率(7/2〜7/9)

コード

銘柄

終値(7/9)

騰落率

マザーズ市場の時価総額上位銘柄

 

4385

メルカリ

2,897

-1.1%

4565

そーせいグループ

2,242

-8.1%

4592

サンバイオ

3,455

-3.1%

3993

PKSHA Technology

6,790

-1.7%

2121

ミクシィ

2,207

-0.1%

JASDAQ市場の時価総額上位銘柄

 

2702

日本マクドナルドホールディングス

4,850

-0.1%

6324

ハーモニック・ドライブ・システムズ

4,005

-5.5%

7564

ワークマン

5,380

7.6%

6425

ユニバーサルエンターテインメント

3,440

2.5%

4816

東映アニメーション

5,010

-2.0%

直近上場銘柄・市場で話題の銘柄

 

3967

エルテス

1,510

-3.7%

4593

ヘリオス

1,698

-3.4%

7676

グッドスピード

3,045

5.5%

4384

ラクスル

4,035

-2.4%

7806

MTG

1,231

1.6%

  • ※表2・表3はBloombergデータをもとにSBI証券が作成。騰落率は7/2(火)終値と7/9(火)終値の比較による。時価総額は5月末基準。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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