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ボーナスで買える高配当利回り×好業績期待の銘柄はコレ!?

2019/6/12
投資情報部 長谷川 稔

通勤途中の並木道でアジサイの花が咲いているのを発見しました。東京地方はさほど気温が上がらないまま、6/7(金)に梅雨入りとなりました。それ以降連日雨模様の日々が続いています。関東地方は昨年、例年よりかなり早く6/29に梅雨明けとなりましたが、今年はどうなるでしょうか?

米国の利下げ観測が高まったこと、同国のメキシコへの関税実施先送りの動きなどを背景に、日経平均株価は6/5(水)から反発に転じています。ただし懸案の米中貿易問題は依然として未解決で、株式相場は依然として空模様同様に重苦しい展開が続いています。

そこで、今週の「新興株ウィークリー」では、高配当利回りおよび好業績が期待できる銘柄をご紹介したいと思います。

世界景気は明らかに減速しているとみられ、当面金利は低下傾向となりそうです。そうした中、株式市場では高配当利回り銘柄に対する注目度が高まる可能性が高いと思われます。また、企業サイドでも、株主重視の姿勢を打ち出すところが増えてきており、配当性向(利益に占める配当金の割合)を高めて、増配となる企業や自社株買いを行う企業が増加傾向にあります。

今回はボーナスシーズンを控えていることもあり、その枠内で買える「高配当利回り×好業績期待」の10銘柄のポートフォリオを考えてみました。

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1ボーナスで買える高配当利回り&業績好調銘柄はコレ!?

それではさっそく、スクリーニングを行ってみたいと思います。スクリーニング条件は以下の通りです。

(1)東証マザーズまたはJASDAQ上場銘柄で、時価総額が50億円以上の銘柄であること
(2)年間の予想配当利回りが3%以上であること
(3)以下の条件を満たした好業績銘柄であること
  (A)今期会社予想経常利益が5%以上の増益であること
  (B)四半期の経常利益進捗度が年度予想利益に対し標準(1Qなら25%、2Qなら50%など)以上であること
  (C)3月決算の場合、前期実績が会社予想利益を上回って着地していること
(4)最小売買単位が100株で25万円以下の投資金額で配当の権利が得られること
これらの全条件を満たす銘柄を今期予想配当利回りの高い順に掲載したものが表1となります。

6/12(水)の日本経済新聞によると、大手企業の夏のボーナスは97万円前後(1次集計)になりそうです。表1の10銘柄をすべて、最低投資単位である100株ずつ購入すると合計で約96万円(諸コスト未考慮)になります。ボーナスの平均的な金額で「高配当利回り×好業績期待」の10銘柄ポートフォリオを買い付けることができる計算です。なお、上位5銘柄への投資であれば、必要金額は約38万円まで低下します。

株式投資の総合的なリターンはこうした配当収益に加え、株価の変動を加味して決まることになります。高い配当利回りが期待される銘柄であっても、値下がりしてしまった場合は、総合的なリターンがマイナスになることもあります。そこで(3)の条件を加えています。

表1:ボーナスで買える高配当利回り×好業績期待の銘柄はコレ!?

取引 チャート ポート
フォリオ
コード 銘柄名 株価(円)
6月11日
会社予想
年間1株
配当金(円)
会社予想
配当利回り
(%)
今期会社予想
経常増益率
主な事業内容
現買信買 チャート 追加 8893 新日本建物 354 20 5.65 10.9% 首都圏のマンション、戸建ての流動化事業
現買信買 チャート 追加 9640 セゾン情報システムズ 1,667 85 5.10 6.6% セゾン系列のシステム開発会社
現買信買 チャート 追加 2763 エフティグループ 1,184 59 4.98 5.5% 光通信系列、中小企業向けOA機器販売
現買信買 チャート 追加 3242 アーバネットコーポレーション 360 15 4.17 20.8% 投資用ワンルームマンションの設計・開発
現買信買 チャート 追加 7829 サマンサタバサジャパンリミテッド 244 10 4.10 10.3% バッグ、アパレル、ジュエリーの製造販売
現買信買 チャート 追加 1905 テノックス 840 33 3.93 18.8% 独自工法による基礎建設工事会社
現買信買 チャート 追加 3423 エスイー 270 10 3.70 6.6% 建設資機材の製造、PCの定着工法に強み
現買信買 チャート 追加 7040 サン・ライフホールディング 931 32 3.44 7.5% 冠婚葬祭大手、都下および神奈川に強み
現買信買 チャート 追加 2294 柿安本店 2,070 65 3.14 7.8% 百貨店での精肉、惣菜販売に外食も
現買信買 チャート 追加 9687 KSK 1,695 51 3.01 6.2% 独立系ソフトウェア開発、NEC向け多い
  • ※各社公表データ等を用いてSBI証券が作成。エフティグループ(2763)は今期よりIFRS基準に移行のため、増益率は税引前利益で計算。

2抽出銘柄のポイント

それでは表1で抽出された銘柄のうち数銘柄について、チャートと事業内容のポイントを簡単にご紹介したいと思います。

新日本建物(8893)は、首都圏を主体にマンション、戸建て、用地販売の流動化事業を行っています。近年は投資家向けの流動化事業が好調です。ビジネスホテルや、商業ビル、資産運用型マンションなどに事業領域を拡大しているのが奏功し、業績は順調です。今期はマンション販売の供給戸数増加に加えホテルなどの大型案件の引渡しから、会社側は36%増収、10.9%経常増益を計画しています。配当金は配当性向30%以上を目途としており、10円(18/3期)→18円/株(19/3期)→20円(20/3期予想)と連続増配の計画です。

サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)は、社名の「サマンサタバサ」ブランドのバッグの製造販売で急成長した会社です。販売促進に内外の著名人を起用しており、ブランドイメージの向上を図っています。近年はジュエリーやアパレルにも展開しています。不採算店舗の集約を進める一方、主力商品のブランド力再構築が奏功し、業績が立ち直ってきました。今期の会社計画は0.5%増収ながら、10.3%の経常増益を見込んでいます。株主には年1回東京、大阪、ネット販売で行われる株主優待販売会に参加できます。1株配当は18/2期、19/2期に続き20/2期も10円の予想(会社予想)です。

エスイー(3423)は、建設用資機材の製造販売会社です。1967年にフランスの企業よりグラウンドアンカー(傾斜地等の土留め工事、防災事業等に使われる)技術を導入し、創業しています。現在は建設用資機材(アンカー、落橋防止装置、PC用ケーブル、コンクリート二次製品、建築金物など)の製造販売を幅広く行っています。1970年代に整備された橋梁、トンネル、道路の更新時期が来たことを背景に、業績は好調です。今後は耐久性に優れる超高強度合成繊維強化コンクリートが橋梁の床版向けに注目されます。今期の会社予想は1.7%増収、6.6%経常増益ですがやや控えめに思われます。

柿安本店(2294)は、明治初めに三重県で牛鍋店として創業している老舗です。現在の中心事業は百貨店を中心にした精肉および惣菜の店舗販売を展開しています。中でも松坂牛の販売に強みを持っています。この他に和菓子や外食事業なども運営しています。松坂牛のブランド力を背景に業績は高いレベルで安定しています。今期の会社予想は6.3%増収、6.2%経常増益です。同社は、株主優待の人気銘柄でもあります。2月末に100株以上の保有で1,000円の自社店舗利用券が贈呈される制度(保有株数により優待内容が変動)になっています。

図1: 新日本建物(8893)・日足

図2:サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)・日足

図3:エスイー(3423)・日足

図4:柿安本店(2294)・日足

  • ※図1から4は当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。

3【新興市場Now】マザーズ指数はリバウンド

東証マザーズ指数の6/11(火)終値は901.06と、6/4(火)終値872.36から3.3%の上昇となりました。JASDAQ平均は1.9%の上昇でした。日経平均は3.9%の上昇でしたから、マザーズ指数、JASDAQともに日経平均に対しパフォーマンスはやや劣位となりました。

マザーズ市場では、メルカリ(4385)ティーケーピー(3479)PKSHA Technology(3993)などの時価総額の大きい銘柄が好調でした。その他の個別銘柄でも、前回大幅下落したエルテス(3967)ヘリオス(4593)グッドスピード(7676)の上昇が目立ちました。

JASDAQ市場では、これまで大幅に下げていたハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)が大幅続伸となりました。逆に好調だったワークマン(7564)は下落となりました。他に時価総額の大きいところでは、ユニバーサルエンターテインメント(6425)の上昇が目立ちました。

※東証マザーズ指数について:東証マザーズ市場は近い将来東証1部へのステップアップを視野に入れた成長企業向けの市場です。マザーズ指数は、マザーズ市場に上場する全銘柄の時価総額加重平均型(浮動株調整後)の指数です。ただし、一部の時価総額の大きい銘柄の影響度が大きい点に注意を要します。ちなみに5月末のマザーズ市場の時価総額に占めるメルカリ(4385)のシェアは8.7%、そーせいグループ(4565)が6.0%、ミクシィ(2121)とサンバイオ(4592)がそれぞれ4.7%、などとなっています。

図5:東証マザーズ指数(日足)

図6:JASDAQ平均(日足)

  • ※図5、図6ともに当社チャートツールを用いてSBI証券が作成。

表2:主要株式指標の騰落率(6/4〜6/11)

指数

終値(6/11)

騰落率

日経平均株価

21,204.28

3.9%

東証マザーズ指数

901.06

3.3%

JASDAQ平均株価

3,367.96

1.9%

表3:主要新興市場銘柄の騰落率(6/4〜6/11)

コード

銘柄

終値(6/11)

騰落率

マザーズ市場の時価総額上位銘柄

 

4385

メルカリ

3,050

4.2%

4592

サンバイオ

3,835

2.0%

2121

ミクシィ

2,238

0.8%

3479

ティーケーピー

5,890

14.6%

3993

PKSHA Technology

6,730

16.2%

JASDAQ市場の時価総額上位銘柄

 

2702

日本マクドナルドホールディングス

4,935

0.6%

7564

ワークマン

5,020

-1.2%

6324

ハーモニック・ドライブ・システムズ

4,030

11.5%

6425

ユニバーサルエンターテインメント

3,360

7.5%

4816

東映アニメーション

5,310

-1.5%

直近上場銘柄・市場で話題の銘柄

 

3967

エルテス

1,619

9.7%

4593

ヘリオス

1,877

10.4%

7676

グッドスピード

3,680

8.4%

4384

ラクスル

4,125

-6.4%

7806

MTG

1,620

0.6%

  • ※表2・表3はBloombergデータをもとにSBI証券が作成。騰落率は6/4(火)終値と6/11(火)終値の比較による。時価総額は5月末基準。
  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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