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2024-04-20 14:47:10

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不安要素を抱えながらNYダウ、日経225は第1ステージ(上昇期)継続!

日経225とNYダウの週間チャート分析!!小次郎講師直伝の投資法を毎週レポートで掲載!

2019/3/5

皆さん、こんにちは。

米中両国はワシントンでの4日間の閣僚級貿易協議を終了し、トランプ大統領は、「知財権保護、技術移転の強要、農業、サービス、為替といった構造的な問題で大きな進展が見られた」とツイッターで評価しました。3月1日に設定していた交渉期限を「遅らせるだろう」とも表明しました。そして、トランプ米政権は2月28日に貿易協議の期限を延長すると正式発表しました。この交渉期限の延長に伴い、中国からの輸入品2,000億ドル相当に対する追加関税の10%から25%への引き上げが保留されることとなり、また、米紙によると、習近平国家主席との米中首脳会談が早ければ3月半ばにも開催される見通しであると報道されました。

市場にとっては明るい材料となりましたが、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は、下院歳入委員会の公聴会に出席し、中国との貿易協議について、合意に至るまでには「やるべきことがまだ多くある」などと発言しており、楽観的ムード一色といった雰囲気ではないようです。さらに、インドとパキスタンの軍事的緊張による地政学的リスクへの警戒感や、ベトナムの首都ハノイでの米朝首脳会談が北朝鮮の非核化で合意に至らず、文書の署名は見送られたことなどは株価の圧迫要因となりました。北朝鮮の「後ろ盾」を自認する中国との貿易交渉への影響も懸念されているようです。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、上院銀行委員会で証言をし、利上げ判断を急がない姿勢を改めて強調する一方、米中貿易摩擦をめぐる不透明感が米経済の重しになりかねないとの懸念も示しました。これを受けて米国の長期金利が低下しましたが、株式市場への影響は限定的でした。

米国の経済指標はマチマチで、米商務省が朝方発表した昨年12月の住宅着工件数は、2カ月ぶりに前月比マイナスとなり、約2年ぶりの低水準に沈みました。また、米サプライ管理協会(ISM)の2月製造業景況指数が16年11月以来、2年3カ月ぶりの低水準に落ち込みました。ただ、米民間調査会社が発表した2月の消費者景気信頼感指数は市場予想を上回りました。そして、注目されていた2018年10〜12月期の実質GDP(国内総生産)は前期比2.6%増と、市場予想の2.3%増を上回りました。18年通年では2.9%増と、17年の2.2%増から加速し、15年以来の大幅な伸びとなりました。米国内総生産(GDP)統計が予想より良好だったことで、リセッション(景気後退)懸念は行き過ぎの可能性があるとの見方が台頭しました。

株価指数算出会社の米MSCIは、新興国株指数に採用している中国本土株の組み入れ比率の引き上げを発表しました。これを受けて、中国株式市場では上海総合指数が大幅に上昇し、また欧州株も軒並み上昇、海外株高の流れを引き継ぐ形でNYダウも堅調に推移しました。まだまだ不確定要素が多い市場環境ではありますが、NYダウを移動平均線大循環分析でみると第1ステージを維持した安定上昇、日経225も第1ステージを維持しながら帯に傾きが出て間隔が広がり始めています。帯の傾きや間隔に注目しながらステージの変化を見ていきましょう。

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週間の概況

注目イベント

3月6日(水)09:30(豪国)10-12月期四半期GDP
3月6日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
3月6日(水)22:15(米国)2月ADP雇用統計
3月6日(水)22:30(米国)12月貿易収支
3月6日(水)24:00(加国)カナダ銀行 政策金利
3月6日(水)24:00(米国)1月製造業新規受注
3月7日(木)04:00(米国)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
3月7日(木)14:00(日本)1月景気先行指数、1月景気一致指数
3月7日(木)19:00(ユーロ圏)10-12月期四半期GDP
3月7日(木)21:30(米国)2月チャレンジャー人員削減数
3月7日(木)21:45(ユーロ圏)欧州中央銀行(ECB)政策金利
3月7日(木)22:30(ユーロ圏)ドラギECB総裁、定例記者会見
3月7日(木)22:30(米国)10-12月期四半期非農業部門労働生産性・改定値
3月7日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
3月7日(木)22:30(米国)失業保険継続受給者数
3月8日(金)未定(中国)2月貿易収支
3月8日(金)未定(日本)2月景気ウオッチャー調査-現状判断DI、先行き判断DI
3月8日(金)08:50(日本)10-12月期四半期実質GDP
3月8日(金)08:50(日本)1月国際収支・経常収支、貿易収支
3月8日(金)16:00(独国)1月製造業新規受注
3月8日(金)22:30(加国)2月新規雇用者数、2月失業率
3月8日(金)22:30(米国)2月非農業部門雇用者数変化
3月8日(金)22:30(米国)2月失業率
3月8日(金)22:30(米国)2月平均時給
3月11日(月)16:00(独国)1月鉱工業生産
3月12日(火)18:30(英国)1月鉱工業生産指数
3月12日(火)18:30(英国)1月製造業生産指数
3月12日(火)18:30(英国)1月月次GDP
3月12日(火)21:30(米国)2月消費者物価指数

※今週は米雇用統計やベージュブック、ECB政策金利、各国のGDPに注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値22,959円 安値20,250円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値26,336ドル 安値21,565ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

前回では、タートルズの追加のルールとして、最初のエントリー後に価格が思惑通りの方向に1/2N動くたびに1ユニット増し玉をし、それに見合うロスカットラインの変更について説明しました。このルールは、いわば“1/2Nの追加”と呼ぶべきものです。

タートルズにはこのほかに、“1Nの追加”というルールもあります。最初の買いエントリー価格を1,000円、ATRを100円のケースで説明します。

【1N追加ルールによる増し玉】
1、1,000円で1ユニット買いエントリー、
ロスカットラインは800円に設定
2、1,100円で1ユニット買いエントリー、
ロスカットラインはすべて900円に切り上げ
3、1,200円で1ユニット買いエントリー、
ロスカットラインはすべて1,000円に切り上げ
4、1,300円で1ユニット買いエントリー、
ロスカットラインはすべて1,100円に切り上げ

これ以上、価格が上がっても増し玉はしません。トレイリングストップも変更しません。最大4ユニットになってしまっているからです。

まとめると以下のようになります。

【タートルズの追加のルール】
〇タートルズの追加のルールには1/2Nごとに増し玉する手法と、1Nごとに増し玉する手法の2通りがある
〇いずれの場合も、追加のルールよりも“銘柄分散ルール”が優先する
〇いずれの場合も、ロスカットラインは増し玉のたびに値位置を2Nに変更する

1/2Nの追加のルールに従って最大4ユニットを建玉したときの最大リスクは5N、すなわち投資資金の5%でした。確認してみましょう。

【1/2N追加ルールで負うリスク】
1、1,000円の1ユニット、ロスカットライン950円⇒リスク=0.5N
2、1,050円の1ユニット、ロスカットライン950円⇒リスク=1N
3、1,100円の1ユニット、ロスカットライン950円⇒リスク=1.5N
4、1,150円の1ユニット、ロスカットライン950円⇒リスク=2N

今週はもうひとつのタートルズの増し玉ルールを見てきました。来週もここをさらにしっかりと勉強していきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

移動平均線大循環分析

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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