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2024-03-29 18:04:06

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強弱材料が交錯するなかでのリスク選好の動き!

日経225とNYダウの週間チャート分析!!小次郎講師直伝の投資法を毎週レポートで掲載!

2019/1/29

皆さん、こんにちは。

米中貿易摩擦の長期化が甚大な影響を与えているようです。中国国家統計局が21日に発表した2018年の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年比6.6%増加しましたが、2017年を0.2ポイント下回りました。政府が目標とした「6.5%前後」の経済成長は確保しましたが、天安門事件の影響で失速した1990年以来、実に28年ぶりの低い伸びにとどまりました。また、18年10〜12月期のGDPは前年同期比6.4%増となり、四半期としては、リーマン・ショック後の09年1〜3月期と並ぶ低成長でした。

中国の成長鈍化を受け、世界経済の先行きに対する不透明感が強まる恐れが出てきています。同日に発表された国際通貨基金(IMF)の世界経済見通し改定においても、2019年世界成長率予想が3.5%と、昨年10月時点の予測から0.2ポイント下方修正されたことからもその影響が伺えます。3月の全国人民代表大会(全人代、日本の国会に相当)で公表する19年の成長率目標は「6.0〜6.5%」に引き下げられる見通しのようです。今後の中国経済の行方が世界経済にも大きく影響を与えますので注意が必要です。

米主要企業の2018年10〜12月期決算発表が本格化する中、低調な業績見通しにより投資家心理を冷え込ませる局面もありましたが総じて堅調に進捗しました。調査会社リフィニティブによれば、主要企業500社のうち112社が決算発表を終え、このうち72.3%が市場予想を上回る内容だったようです。そして、相場の重石となっている米中貿易摩擦や米政府機関閉鎖などリスク材料が解決に向かえば、企業決算を好感しながらNYダウの更なる上昇が期待できるという市場関係者の見方もあるようです。

しかし、複数の米欧メディアによると、トランプ米政権が月末に予定される米中閣僚級の貿易協議に向けた準備会合に応じない方針であるとの報道がでました。さらに、ロス米商務長官は中国との通商摩擦について「解決するまではるか遠い」との見方を表明したことなどから、月末開催の米中閣僚級協議への進展期待に冷や水をさす結果となりました。また、ハセット大統領経済諮問委員会(CEA)委員長がテレビインタビューで、政府閉鎖が3月末まで続くと、第1四半期の米成長率がゼロになる可能性を示唆しました。

強弱材料が交錯していましたが、トランプ大統領は記者会見で、閉鎖が続く一部政府機関について、2月15日まで3週間再開させる暫定予算案に署名する考えを表明しました。過去最長となっている政府閉鎖が米経済のリスク材料となっていましたが、懸念材料が払しょくされる可能性が高まり市場に安心感が広がりました。ただ、移動平均線大循環分析でもNYダウが第4ステージ(下降期)から第6ステージ(上昇相場の入り口)に、日経225も第5ステージ(下降相場終焉)に移行してきましたが、まだ強気一色とまでは至っていません。また、今週は米GDPの発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)、そして、米雇用統計とビッグイベントが続きますので、注意してマーケットを見ていきましょう。

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週間の概況

注目イベント

1月30日(水)09:30(豪国)10-12月期四半期消費者物価
1月30日(水)15:30(仏国)10-12月期GDP
1月30日(水)19:00(ユーロ圏)1月消費者信頼感
1月30日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
1月30日(水)22:00(独国)1月消費者物価指数
1月30日(水)22:15(米国)1月ADP雇用統計
1月30日(水)22:30(米国)10-12月期四半期実質GDP
1月30日(水)22:30(米国)10-12月期四半期コアPCE
1月30日(水)24:00(米国)12月住宅販売保留指数
1月31日(木)04:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
1月31日(木)08:50(日本)12月鉱工業生産
1月31日(木)10:00(中国)1月製造業購買担当者景気指数
1月31日(木)17:55(独国)1月失業者数、1月失業率
1月31日(木)19:00(ユーロ圏)12月失業率
1月31日(木)19:00(ユーロ圏)10-12月期四半期GDP
1月31日(木)22:30(米国)10-12月期四半期雇用コスト指数
1月31日(木)22:30(米国)12月個人所得
1月31日(木)22:30(米国)12月個人消費支出
1月31日(木)22:30(加国)11月月次GDP
1月31日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
1月31日(木)22:30(米国)失業保険継続受給者数
1月31日(木)23:45(米国)1月シカゴ購買部協会景気指数
2月1日(金)08:30(日本)12月失業率、12月有効求人倍率
2月1日(金)10:45(中国)1月Caixin製造業購買担当者景気指数
2月1日(金)18:00(ユーロ圏)1月製造業購買担当者景気指数
2月1日(金)18:30(英国)1月製造業購買担当者景気指数
2月1日(金)19:00(ユーロ圏)1月消費者物価指数
2月1日(金)22:30(米国)1月非農業部門雇用者数変化
2月1日(金)22:30(米国)1月失業率
2月1日(金)22:30(米国)1月平均時給
2月1日(金)23:45(米国)1月製造業購買担当者景気指数
2月1日(金)24:00(米国)1月ISM製造業景況指数
2月1日(金)24:00(米国)1月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
2月4日(月)24:00(米国)12月製造業新規受注
2月5日(火)09:30(豪国)12月小売売上高
2月5日(火)12:30(豪国)豪準備銀行(RBA)、政策金利発表
2月5日(火)18:00(ユーロ圏)1月サービス部門購買担当者景気指数
2月5日(火)19:00(ユーロ圏)12月小売売上高
2月5日(火)22:30(米国)12月貿易収支
2月5日(火)23:45(米国)1月サービス部門購買担当者景気指数
2月5日(火)23:45(米国)1月総合購買担当者景気指数
2月5日(火)24:00(米国)1月ISM非製造業景況指数

※今週は米国や各国のGDP、FOMC、米雇用統計のビッグイベントの結果に大注目となります。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第5ステージ
第5ステージは下降相場の終焉です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値22,959円 安値19,029円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入り口です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値26,145ドル 安値21,565ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

今週からはタートルズ流の増し玉のルールを見ていきましょう。

“増し玉(ポジション追加)のルール”は、買いエントリーした後に改めて同じ銘柄で新規に買いエントリーする、いわゆる“増し玉”のシステム化を目的としています。

増し玉はしないと決めている個人トレーダーは少なくないことを考えると、「増し玉のルールの構築は難しい」と思われているかもしれません。しかし、増し玉を避けて通れば、そのトレーダーのトレードは「買って高くなったら利益確定。下がったら損切り」に限定されますから、トータルで大きな利益を上げることは必然的に難しくなります。

以上のことを踏まえると、増し玉のルールを学び、チャンスに応じてポジションを増やしていくことは重要な戦術といえます。

そこで、まずはタートルズのポジションの増やし方を学び、そこから、ご自身のトレードルールの作成に活かしていきましょう。

タートルズの追加ルールは、とてもシンプルですが理にかなっています。ルール自体は、最初にエントリーした後、思惑通りの方向に価格が1/2N(=1/2ATR)動くたびに1ユニットずつ追加していくというものです。

【タートルズの増し玉のルール】
エントリーの後、思惑通りに価格が動いたら、1/2N動くたびに1ユニット追加する。

ただし、価格が思惑通りの方向に伸びても永久に増し玉を続けるわけではありません。大前提として“銘柄分散のルール”があるからです。

【銘柄分散のルール】
〇同一銘柄は4ユニットまで
〇相関関係の高い銘柄は6ユニットまで
〇相関関係のある銘柄は10ユニットまで
〇買いなら買いで12ユニットまで

では、次週も増し玉のルールを学んでいきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

移動平均線大循環分析

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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