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2024-04-19 08:13:56

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NYダウ絶好調!FOMC、米雇用統計とビッグイベントが続く!

2018/01/30

皆さん、こんにちは。
先週は世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)での高官発言が為替市場を揺さぶりました。スイスを訪問中のムニューシン米財務長官は「弱いドルは我々にとって良いことだ」と発言をしたことを受けてユーロや円などの主要通貨に対してドル安が加速しました。また、同席したロス商務長官も貿易不均衡の是正に積極的な姿勢を示したことで、米国が保護主義的な傾向を強めるとの警戒感が広がったようです。その翌日にはダボス会議に主席するためにスイスを訪問中のトランプ大統領がテレビインタビューで、ドルについて「より強く、さらに強くなる。最終的には強いドルを望んでいる」と強調したことで、一転してドルの巻き戻しが起き、円・ユーロ売りが進行しました。日本の黒田東彦総裁もダボス会議でのパネルディスカッションで発言し、日銀が掲げる2%の物価目標について「(達成に)近づいていると思う」と述べたため、円買い・ドル売りに拍車が掛りました。
為替市場は乱高下の様相でしたが、米国の株式市場は絶好調を維持していました。国際通貨基金(IMF)が最新の世界経済見通しを発表し、2018年の世界全体の成長率を3.9%と昨年10月時点の予想水準から0.2ポイント上方修正しました。2019年も0.2ポイント引き上げ3.9%に設定し、世界経済に対する安心感が広がりました。1月のユーロ圏の消費者信頼感指数は1.3となり前回の0.5や市場予想を大幅に上回りました。米商務省が発表した昨年10〜12月期の実質GDP(国内総生産)は前期比2.6%増と市場予想を下回りましたが、住宅設備や個人消費などが好調だったことから弱材料視されませんでした。欧州中央銀行(ECB)理事会では金融政策の変更はありませんでした。その後のドラギ総裁の記者会見でユーロ圏経済の力強さへの言及したことで、ユーロが対ドルで急伸し約3年1カ月ぶりに1ユーロ1.25ドル台をつけました。
米国の企業決算が本格化してきています。米医薬品・健康関連用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が発表した2017年10〜12月期決算は、税制改革の関連費用を計上し、純損失が107億1,300万ドル(1ドル110円で約1兆1,784億円)の赤字となりました。家庭用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も税制関連費用の計上が響き純利益を大きく減少させ売り材料となりました。ただし、調査会社トムソン・ロイターによると、米主要企業の10月〜12月期の純利益は前年同月比12.7%増と好調な業績が見込まれています。更に法人税減税を柱とする税制改革の成立で、18年も業績拡大が期待されています。S&P500種指数を構成する500社のうち、26日までに133社が決算発表を終え、79.7%が市場予想を上回る結果となっており、投資家心理が強気に傾いている流れがNYダウの連続史上最高値更新に繋がっているようです。
日経225やDAX®、FTSE100は一服状態となっていますが、NYダウは上昇を続けています。また、2万4,000ドル、2万5,000ドル、2万6,000ドルと大台を突破する日柄が徐々に短くなってきています。つまり、上昇のピッチが加速していることを示しています。逆Cカーブの上昇角度が鋭角になってきていますので、NYダウの上昇には勢いがあり力強い動きとなっていることがわかります。上昇スピードが加速すればするほど、その後の反動も大きくなり易いですから、素直に流れに乗りつつもトレイリングストップを入れて確りと備えておきましょう。

週間の概況

◆注目イベント

1月31日(水)08:50(日本)12月鉱工業生産・速報
1月31日(水)10:00(中国)1月製造業PMI、1月非製造業PMI
1月31日(水)17:55(独国)1月失業者数、1月失業率
1月31日(水)19:00(ユーロ圏)12月失業率
1月31日(水)19:00(ユーロ圏)1月消費者物価指数(HICP)・速報
1月31日(水)22:15(米国)1月ADP全国雇用者数
1月31日(水)22:30(米国)10-12月期雇用コスト指数
1月31日(水)23:45(米国)1月シカゴ購買部協会景気指数
1月31日(水)24:00(米国)12月中古住宅販売保留件数指数
2月1日(木)04:00(米国)FOMC政策金利発表
2月1日(木)10:45(中国)1月財新/製造業PMI
2月1日(木)21:30(米国)1月チャレンジャー人員削減予定数
2月1日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
2月1日(木)22:30(米国)10-12月期非農業部門労働生産性・速報
2月1日(木)22:30(米国)10-12月期単位労働コスト・速報
2月1日(木)24:00(米国)1月ISM製造業景況指数
2月1日(木)24:00(米国)12月建設支出
2月2日(金)22:30(米国)1月非農業部門雇用者数
2月2日(金)22:30(米国)1月失業率
2月2日(金)22:30(米国)1月平均時給
2月2日(金)24:00(米国)12月製造業受注指数
2月2日(金)24:00(米国)1月ミシガン大消費者信頼感指数・確報
2月5日(月)17:55(独国)非製造業PMI
2月5日(月)18:00(ユーロ圏)非製造業PMI
2月5日(月)00:00(米国)ISM非製造業PMI
2月6日(火)13:30(豪国)豪中銀(RBA)政策金利発表
2月6日(火)22:30(米国)貿易収支

※今週は2月1日の米国のFOMCと2日の米雇用統計が大注目となります。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
第1ステージは安定上昇期です。短期移動平均線が下向きになってきています。

◆今後を読み取る鍵
第1ステージは安定上昇期です。帯と短期移動平均線の関係を見ていきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、短期移動平均線が上向きとなり、帯が傾きを持ち間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値24,238円 安値21,839円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
第1ステージは安定上昇期です。帯が傾きを持ち間隔が広がっておりトレンドに勢いがあるのが分かります。

◆今後を読み取る鍵
第1ステージは安定上昇期です。帯と短期移動平均線の関係を見ていきましょう。
・上昇トレンドに更に勢いが出る場合は、帯が傾きを持ち間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値26,835ドル 安値23,330ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週から「エッジ」を探すことに焦点を当てました。そして、「どんな優れた手法でも、エッジのある場面で使わない限り、思うような結果が得られる確率が低くなる」ということを勉強しました。

では、実際にエッジを見わけるにはどうしたらよいのでしょうか。極論をいえば、「これが自分にとってのエッジだ」というものであれば、なんでも構いません。ただし、エッジがあるかどうかを探すときには、「ほかの多くのトレーダーにも見ることができるものかどうか」という点には注意が必要です、なぜなら、トレードは多数決で決まるからです。

原理原則として、買う人が多ければ相場は上がりますし、売る人が多ければ相場は下がります。何かを見て「上がりそう(下がりそう)」と思う人が多くいなければ相場は動かないのです。ということは、自分だけしか見られない指標を見て「エッジがある」と独りよがりで思っても、続いてくれる人がたくさんいなければ、相場は上がらない(もしくは下がらない)のです。実際、トレードエッジ自体は幾つか考えられますが、誰もが知っているようなシンプルなもので十分機能します。

トレードエッジにはどういうものがあるのでしょう。今回は一般的で、かつ、多くのトレーダーが利用している指標として、「移動平均線」「新高値・新安値」「抵抗線・支持線」「ロスカットライン」の4つを紹介します。これらの基本的な考え方や捉え方を確りと勉強していきましょう。

では、初めに移動平均線のエッジを見てみましょう。移動平均線はテクニカル分析を勉強する時にほとんどの方が最初に通る入門編のようなところがありますが、実は勉強するほどに奥が深いテクニカルツールのひとつなのです。まずは、移動平均線には「ゴールデンクロス=買いシグナル」「デッドクロス=売りシグナル」という売買シグナルがあることは、多くのトレーダーが知っていることでしょう。

◎ゴールデンクロス
価格が移動平均線を下から上にクロスすること=買いシグナル
◎デッドクロス
価格が移動平均線を上から下にクロスすること=売りシグナル

では、なぜゴールデンクロスが買いチャンスになり、デッドクロスが売りチャンスになるのでしょうか。

来週からはゴールデンクロス、デッドクロスの意味を深堀して学んでいきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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