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「ロシアゲート」疑惑深まり、トランプ大統領の支持率は?

2017/05/23

皆さん、こんにちは。
イランの大統領選の開票の結果、現職で対外融和の継続を掲げる保守穏健派のロウハニ大統領が再選を決め、今後も外資誘致による経済再建に取り組むことになります。

サウジアラビアとロシアのエネルギー担当相は、原油の協調減産を延長する必要性について協議し、15日に9カ月の延長の必要性で意見が一致したと発表しましたが、クウェートやイラク、イランなどの主要産油国も協調減産延長に前向きな姿勢を見せております。この一連の報道により、25日にウィーンで開かれる石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国の会合で減産延長が正式決定される見通しが濃厚になってきています。

米紙ニューヨーク・タイムズは、トランプ米大統領が2月、コミー連邦捜査局(FBI)長官(当時)と会談し、ロシアとの不透明な関係に絡み辞任したフリン前大統領補佐官の捜査を終わらせるよう求めたと報じました。15日にはトランプ大統領がロシアのラブロフ外相との会談でイスラエルから提供された同盟国の機密情報を無断で明かしたと報道されました。

機密情報漏えいやFBIに対する捜査介入疑惑の浮上などを受けて、政権運営に対する不信感が高まりました。17日のNYダウは大幅に下落し、昨年の11月の米大統領選後最大の下げ幅を記録しました。

トランプ大統領の陣営とロシア政府が裏でつながっており、ロシア政府が米大統領選でトランプ陣営に有利な働きかけを行ったとされる「ロシアゲート」疑惑は深まるばかりですが、米国の経済指標は堅調で企業業績は好調を維持しています。

4月の鉱工業生産指数は+1.0%と市場予想を上回りました。最新週の新規失業保険申請件数は23.2万件と市場予想を下回る好結果となりました。フィラデルフィア連銀地区の製造業景況指数も38.8と市場予想よりも良好な結果となりました。米農業機械大手ディアの決算内容が大幅な増収増益となり市場予想を大きく上回る結果となりました。

「ロシアゲート」疑惑によりトランプ大統領の支持率は低下しており、大統領の弾劾を求める動きも出始めています。政治的混乱の回避が難しくなっており、トランプ政権が目指す大型減税や大規模なインフラ投資や規制緩和に対する市場の期待感は遠のいています。

今後も「ロシアゲート」疑惑などの政治的混乱による売り材料と、米経済指標や米企業の好業績による買い材料が交錯することが予想されます。ファンダメンタルズで売買すると現状のような環境下では振り回されやすくなりますので、チャート分析に基づいて売買していきましょう。

週間の概況

◆注目イベント
5月24日(水)22:00(米国)3月住宅価格指数
5月24日(水)23:00(加国)加中銀政策金利発表
5月24日(水)23:00(米国)4月中古住宅販売件数
5月25日(木)03:00(米国)FOMC議事録(5月2・3日分)
5月25日(木)17:30(英国)1-3月期GDP・改定
5月25日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
5月25日(木)21:30(米国)4月卸売在庫
5月26日(金)08:30(日本)4月全国消費者物価指数
5月26日(金)21:30(米国)4月耐久財受注
5月26日(金)21:30(米国)1-3月期GDP・改定
5月26日(金)21:30(米国)1-3月期個人消費・改定
5月26日(金)21:30(米国)1-3月期GDPデフレーター・改定
5月26日(金)21:30(米国)1-3月期コアPCEデフレーター・改定
5月26日(金)23:00 (米国)5月ミシガン大消費者信頼感指数・確報
5月30日(火)08:30(日本)4月失業率、4月有効求人倍率
5月30日(火)18:00(ユーロ圏)5月経済信頼感、5月消費者信頼感・確報値
5月30日(火)21:30(米国)4月個人所得
5月30日(火)21:30(米国)4月個人消費支出
5月30日(火)21:30(米国)4月コアPCEデフレーター
5月30日(火)22:00(米国)3月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
5月30日(火)23:00(米国)5月消費者信頼感指数

※今週は、5月25日のFOMC議事録に注目です。英国と米国のGDPにも注目しましょう。毎週発表される米国の新規失業保険申請件数の結果を確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージ1は上昇期です。帯の間隔が広がり傾きも出ていますが、短期移動平均線が下向きとなっています。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1の安定上昇期となってきています。短期移動平均線と帯の関係を見ていきましょう。
・短期移動平均線が上向きとなり、帯の間隔が広がり傾きが出てくれば上昇トレンドに更に勢いが出てきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値20,039円 安値18,202円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ3
ステージ3は下降期の入り口です。短期移動平均線が長期移動平均線を下抜けてきました。

◆今後を読み取る鍵
ステージ3の下降期の入り口です。中期移動平均線と長期移動平均線の関係を見ていきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は中期移動平均線が長期移動平均線を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値21,193ドル 安値20,392ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

トレードの条件が、勝利60%、平均利益=1、平均損失=1、所持金は1,000万円で所持金が100万円以下になったら破産とする場合、1回のトレードで約2%のリスクを取るのであれば破産の確率が0%であることを先週学びました。

それでは、「1回の投資金額(比率)%」を10%に引き上げてみましょう。10%ということは、1回のトレードで負けたときには100万円の損失を被るということです。

このトレードでは、破産の確率は0.07%〜0.09%以下となりました。破産の確率は1%以下が適正水準とされていますので、上記のトレード条件であれば10%のリスクを取っても心配ないことがわかります。

では、次に、上記と同じトレードの条件で「1回の投資金額(比率)%」だけを20%に引き上げるとどうなるでしょう。20%ということは、1回のトレードで負けたときには200万円の損失を被るということです。

このトレードでは、破産の確率は8.00%〜10.00%となりました。1回当たりの「1回の投資金額(比率)%=リスク値」が大きくなると、破産の確率は急激に拡大していきます。

試しに「1回の投資金額(比率)%」を30%に設定してみましょう。すると、破産の確率は43.03%〜48.19%と更に拡大しました。つまり、同じトレードをした場合には、大方2人に1人は破産することになります。

では、40%で計算した場合はどうなるでしょう。今度の破産の確率は99.99%〜100.00%となりました。よって、この投資金額(比率)でトレードをすると、誰が行っても最終的に必ず破産してしまうのです。

「破産の確率」を計算することにより、以下の事がわかります。

■「破産の確率」からわかること
①エッジのある取引でも、1回当たりのリスク値が適正を欠くと破産の確率が拡大する。
②1回当たりのリスク値が高くなるほど、破産の確率は上昇する。
③リスク値の増大と破産の確率の関係では、リスク値が一定の水準を超えると、その段階から破産の確率が急激に上昇する。


くりっく株365の魅力のひとつは、高いレバレッジに伴う投資効率の高さにあります。しかし、レバレッジをきかせることは、リスク率を高めることでもあります。適正なリスクの取り方を知らなければ、そのトレーダーはあらかじめ破産することに向かってトレードをしていることになります。

過去のトレードを記録していれば、勝率、平均利益、平均損失などのデータは自分で計算できます。そのデータをもとに、1回当たりのリスク値をいろいろと変更しながら破産の確率がどの水準から急上昇するかを確認してみましょう。

しっかりとリスク管理を行い「Vトレーダー」を目指しましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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